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特別養護老人ホーム(特養)の仕事内容は?やりがい・大変な点・未経験からの転職を目指す際のポイント

[最終更新日]2023/01/25

特別養護老人ホームで働くには?

特別養護老人ホームの介護職に、あなたはどのようなイメージをお持ちですか。

特養の名前はよく聞くけど、具体的にはどんなことをするの?
重度の入所者ばかりで、介護が大変そう
就職・転職するには、どんな資格やスキルを持っていれば良いの?

などと考えている方も多いのではないでしょうか。

特別養護老人ホームの仕事は、常時介護を要する方の生活の場であり、その仕事を一言でいうと「介護スキルがいち早く身に付く場」です。

目次

1)特別養護老人ホームはどんな職場?仕事内容は?

特別養護老人ホームとは

特別養護老人ホーム(通称:特養。別名:介護老人福祉施設)は、地方自治体や社会福祉法人が運営する公的な介護施設です。

原則65歳以上で、要介護3以上の認定を受けた方が入所できます。
常時介護を必要とし、居宅で介護を受けることが困難な方が「生活の場」として入所します。病院での入院治療などが必要にならない限り、終身での利用が可能な施設です。

費用目安は、月額5~15万円程度で、介護度や、多床室か個室、所得などによって費用が変わってきます。他の施設に比べ、比較的費用面が抑えられることが、人気の理由の一つと言えるでしょう。
ただ、待機者が多く、申し込みをしてから数か月間待つ事も少なくありません。

また、通所介護(デイサービス)や、短期入所生活介護(ショートステイ)などが併設しているケースが多いのも特徴です。

ちなみに、通常は都道府県の管轄となりますが、入所定員が29名以下の施設は“地域密着型”特別養護老人ホームと呼ばれ、市区町村の管轄となります。

特別養護老人ホームの主な仕事内容

主な仕事は、車椅子や寝たきりの方など身体的に障害のある方や、重度の認知症の方など、常時見守りや声掛けが必要という方の、直接的な介護が大半を占めます。

まずは、体温・血圧・脈拍などのバイタルチェックをして、入浴介助を行ないます。入浴の際には、寝たきりによる褥瘡などが出来ていないかなど、全身の皮膚状態の観察を行ないます。

そして排泄介助。おむつ交換や、トイレで排泄が行なえる方はトイレ誘導をします。尿や便の、色や臭いも確認し、健康状態をチェックします。

食事介助では、誤嚥しにくい体勢を整え、介助や見守りを行ないます。口腔状況や嚥下機能に合わせて、食事の形態(ご飯の固さや、おかずの刻み方など)を調整します。

体の機能を維持出来るように、機能訓練も行ないます。また、生活にハリや楽しみを持てるよう、レクリエーションも重要な要素となります。

入所者は、認知症であったり、介護を受けているという負い目から、言いたいことを言えずに我慢しているケースも少なくありません。

表情や会話の中から、本人の「声無き声」に気付けるように、日々のコミュニケーションや観察が大切です。

特別養護老人ホーム業務の一日の流れ

一日の業務の流れの例を、表にまとめてみましたのでご参照ください。

時間 内容 備考 シフト
6:00~ 起床 排泄介助(トイレ誘導やおむつ交換)や着替えなどをして、食事のホール等へ順次誘導します。 夜勤、早番
7:00~ 朝食 食事の前後に、内服確認や口腔ケアも行ないます。 早番
9:00~ 入浴 何らかの理由で、入浴が行なえない場合は、清拭をして清潔保持に努めます。入浴前に排泄介助を行ないます。 早番
12:00~ 昼食 食事の前後に、内服確認や口腔ケアも行ないます。昼食後に、排泄介助を実施。 早番、遅番
14:00~ レクリエーション、体操 レクリエーションは企画~実施までを行ないます。できる方は、座った状態のまま行える体操も行ないます。 早番、遅番
15:00~ おやつ 朝昼夕の食事以外のこの時間も、水分摂取やカロリー摂取をする上で、重要な時間です。おやつ後には、排泄介助を実施。 遅番
18:00~ 夕食 食事の前後に、内服確認や口腔ケアも行ないます。 遅番
20:00~ 就寝 寝る前に、排泄介助を実施。 遅番、夜勤
21:00~ 見まわり、記録 深夜は、見まわりをしつつ、おむつ交換や、記録作成を行ないます。 夜勤

※上記のようなペースが一般的ではありますが、個々のペースに合わせた対応(個別ケア)が重要です。

2)特別養護老人ホーム勤務の大変な点ややりがいは?

次はそれぞれの業務を行なっていく中での「大変な点」「やりがい」について、見ていきましょう。

ここまでは、主な仕事内容や、一日の流れをみてきましたが、大変な点は、事前に把握していて対策をしておけば怖くありません。

また、やりがいについて、仕事をしていく上でこれは非常に重要なポイントとなります。特に介護の仕事をする上では欠かせない点と言えるでしょう。それでは、順を追って見ていきましょう。

特別養護老人ホームの大変な点

重度の入所者が多く、時間に追われる夜勤があり、体力的に大変重度認知症の方も多く、コミュニケーションが難しい小さなミスや見落としが命に関わる
  • 重度の入所者が多く、時間に追われる
  • 夜勤があり体力的に大変
  • 重度認知症の方も多くコミュニケーションが難しい
  • 小さなミスや見落としが命に関わる

介護度が高いという事は、それだけ介護に時間を要するということ。しかし、日々の業務を通じ、自身の行動を見直すことで、効率的な動きが出来るようになるはずです。

また、夜勤があり体力的に大変な部分はありますが、しっかり食べて、休む時は休み、健康管理には十分注意するようにしましょう。

それと、重度認知症の方も多く、その対応に悩まされることも多いかと思います。認知症に対する基礎知識や、その入所者の病歴、趣味、生活歴などを把握しておくことで、どのような接し方をすれば、入所者が穏やかに過ごせるか、分かってくるはずです。

そして、認知機能の低下、疾患による免疫力の低下などから、急な状態悪化が予想されます。

日々、介護にあたる中で、小さなミスや見落としが、命に関わることもあります。小さな状態変化にいち早く気づくことがとても重要です。

特別養護老人ホームのやりがい

介護技術が早く身につく重度認知症の方の援助技術が身につく24時間全ての生活の場面に関わることができる安定した収入が得られる
  • 介護技術が早く身に付く
  • 重度認知症の方の援助技術が身に付く
  • 24時間全ての生活の場面に関わることができる
  • 安定した収入が得られる

介助量の多い入所者のケアにあたるため、その技術をいち早く身に付けることができます。

また、重度認知症の方の援助技術も学ぶことができます。入所者の様々な情報を把握した上で、その認知症の種類から、対応の仕方を予測し、対応をした時の反応を見て、また対応方法を修正していく。それをチームで行なっていくため、自然とその技術を身に付けることができます。

それと、デイサービスや訪問介護などと違い、遅番や夜勤の仕事もあるため、24時間全ての生活場面に関わることができるため、より入所者を理解でき、やりがいに繋がります。

さらに、特別養護老人ホームは、地方公共団体や社会福祉法人が運営しており、利益追求型ではないため、業績による福利厚生の変動がないため、安定した収入を得ることができます

3)特別養護老人ホームに就職・転職する際に準備しておきたいポイント4点

特別養護老人ホームは、無資格でも働く事はできますが、人生の終末期を任される仕事であり、介護について何も知らない状態で働くのはとてもリスクの高いことです。

そのため、基礎的な資格や、現場経験を求められることの多い職場です。できる準備は整えておいた上で、検討をするとより良いでしょう。

それでは、転職・就職する際に準備しておきたいポイント4点については、以下の通りです。

●介護職員初任者研修を取得しておく ●探している特養は個室か多床室か ●施設の事前見学をしておく ●介護専門の転職サービスの活用
  • ポイント#1 介護職員初任者研修を取得しておく
  • ポイント#2 探している特養は個室?多床室?
  • ポイント#3 施設の事前見学をしておこう
  • ポイント#4 介護専門の転職サービスを活用しよう

それぞれ、順を追って見ていきましょう。

ポイント#1 介護職員初任者研修を取得しておく

先にも述べた通り、特養は人生の終末期を任される重要な仕事です。介護職員初任者研修は、旧ヘルパー2級相当の資格で、介護の仕事を始めるにあたり、最初に抑えておきたい基礎的な資格です。

カリキュラムには、介護の基本から、医療との連携、コミュニケーション技術、認知症の理解などなど、学ぶことができます。

合計130時間のカリキュラムで、およそ3か月程度で取得が可能です。最後に筆記試験がありますが、落とすための試験ではなく、学んだ内容を確認するためもの。もし不合格になっても、実際は追試が可能です。

未経験でも取得が可能で、年齢や学歴も不問です。通信講座、土日や夜間に通う講座、短期集中講座など、様々な取得パターンがあるため、まずはお近くのスクールに問い合わせてみましょう。

また、費用相場は5~15万円程度ですが、各種の助成金や補助金制度があるため、条件を満たせば受けられる可能性があります。

詳細は、お住いの地区にあるハローワークや、都道府県、市区町村に確認をしてください。

ポイント#2 探している特養は、個室?多床室?

特養の居室には、以下の4種類のタイプがあります。居室タイプが違うとケアの仕方も違ってくるため、この点は事前に確認しておきましょう。

多床室 従来型の施設に多いタイプ。病院の部屋に近いイメージ。家具やカーテンなどで部屋が仕切られている。2~4人で1部屋。
従来型個室 従来型の施設に多く、多床室と従来型個室を有しているところが多い。共有スペースが無く、1人1部屋。
ユニット型個室 10人程度のユニット(生活単位)毎に共有スペースがある。完全な1人1部屋で、食事の際などは共有スペースで行なう。
ユニット型準個室 10人程度のユニット(生活単位)毎に共有スペースがあり、1人1部屋だが、教室同士の間仕切りに隙間(天井との隙間)があり完全に個室にはなっていない。

以前は、多床室や従来型個室のタイプが主流であったものの、個別ケアの問題や、プライバシー保護の観点から、大半がユニット型のタイプにシフトしてきています
そのため、それらを理解した上で、状況に合わせたケアを行なっていく必要があります。

ポイント#3 施設の事前見学をしておこう

特に、未経験者や経験の浅い方は、入職してから「思っていたのと違った」と、ならないよう、施設の事前見学をしておくことが重要です。ホームページや、パンフレットなどでは分からない部分を知ることができます。

見学のポイントとしては、施設全体の雰囲気、職員の様子、事務所の様子などです。

採用されれば、頻繁に通う職場となるわけですから、施設の外観や内観の雰囲気も非常に重要なポイントです。また、介護離職する方の一番の理由は、「人間関係」と言われています。

職員同士や、職員と入所者との様子についても見ておきましょう。さらに、施設の顔とも言われている事務所。事務所職員の、訪問者対応や電話対応が良いと、その施設のイメージも大きく変わってくるからです。

介護職員の人手不足と言われている中、施設側としても、見学をしてもらった上で、採用を決めたいところです。見学に行く際は、事前連絡にて必ずアポイントを取ってから行くようにしましょう。

ポイント#4 介護専門の転職サービスを活用しよう

未経験で介護の仕事へ飛び込む場合などは、介護専門の転職サービスを活用すると良いでしょう。

他業界からの転職の場合など、自身の中に正しく判断出来る経験がないため、どうしても直感で決めることになりがちです。そうすると、自身が考えていた職場と違ったところに入職(転職失敗)してしまう、という事にも繋がり兼ねません。

仕事をしながら転職を考えている場合、全て自身で調べて応募する、というのは非常に重労働です。

専門のアドバイザーがいる転職エージェントや、膨大な情報量から探す転職サイトまで様々。希望する条件に合う職場を、効率的に探すことができます。そうすることで、転職失敗を未然に防ぐことが可能と考えます。

4)特別養護老人ホームの求人の多い、おすすめの介護専門転職サービス

きらケア

きらケア。あなたらしく働ける介護を。きらケアは、介護のお仕事探しを支援するサービスです。

介護系転職サービスでトップクラスの求人数。担当エージェントのサポート品質においても高評価の高いサービスです。

きらケアは介護・福祉に特化した転職サービスの中ではとくに求人数が多く、「なるべく多くの介護求人を比較検討したい」という人におすすめです。

求人紹介やサポートを介護・福祉業界に詳しいエージェントが担当してくれるため、様々な希望条件を適えながら適切な求人紹介をしてもらえるでしょう。

なお、きらケアでは派遣社員として登録をする方向けに介護未経験・無資格の転職者のサポートも行っています。
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きらケアの特徴

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  • 介護業界の求人数は国内トップクラス
  • 業界に詳しいエージェントが丁寧にサポート
  • 未経験・無資格OKの求人も多数
サービス対応地域 全国
特別養護老人ホーム関連の公開求人数 約5,000件(2022年10月現在)
ワンポイントアドバイス

きらケアは正社員向け転職と派遣社員転職とで窓口が分かれています。派遣社員として働くことを予定している方はこちらよりご登録ください。

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マイナビ介護職は、介護転職者からの認知度No.1(※GMPリサーチ株式会社調べ 2021年7月)を獲得した、介護職専門の転職エージェントです。

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マイナビ介護職の特徴

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  • 離職率や職場環境などの、詳細の施設情報を知れる
  • 大手や待遇のよい求人が多い
サービス対応地域 全国
特別養護老人ホーム関連の公開求人数 約7,100件(2022年10月現在)
ワンポイントアドバイス

マイナビ介護職の活用メリットの一つに「離職率や職場環境などの、詳細の施設情報を知れる」ことがあります。企業研究の際は担当からの情報を有効活用しましょう。

転職相談会も実施中
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介護・福祉業界に詳しいアドバイザーが丁寧にサポートしてくれることもあり、実際にサービスを利用した人からは「担当アドバイザーのサポートに対する高評価」の評判・口コミが多く見受けられます。

介護ワーカーの特徴

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  • 介護・福祉業界に詳しいアドバイザーが丁寧にサポートしてくれる
  • 「こだわり条件」により希望条件を満たした求人を見つけやすい
サービス対応地域 全国
特別養護老人ホーム関連の公開求人数 約1.5万件(2022年10月現在)
ワンポイントアドバイス

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同サービスのメリットは何といっても求人数の豊富さにあります。
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なるべく幅広く求人を比較したい人に、ジョブメドレーは適しているでしょう。

サービスを利用した人たちからは、「求人の幅広さ」「スカウトメールが届く」ことへの高評価のコメントが多く見られます。

ジョブメドレー介護の特徴

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  • 介護・福祉分野の幅広い求人が検索できる
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  • 入職後60日以上勤務すると「勤続支援金」がもらえる
サービス対応地域 全国
特別養護老人ホーム関連の公開求人数 約5,100件(2022年10月現在)
ワンポイントアドバイス

ジョブメドレー介護のサービスは求人サイトがメイン。担当者からのサポートはありませんので、不安な方はきらケアマイナビ介護職といった介護職向けエージェントを併用しておきましょう。

スカウトからの内定率1.7倍
登録は3分程で完了します。

まとめ)介護スキルをいち早く身に付けたい方には、特養がおすすめ

特養は、入所者の生活の場です。
個別ケアやプライバシー保護について、年々重要視されてきています。その業務内容は忙しく、認知症の入所者などへの対応と、専門的な知識も必要とします。

小さなミスや見落としが、命にも関わる重要な仕事でもあるため、気は抜けません。

その反面、重度の入所者のケアにあたり、24時間全ての生活場面に関わることができるため、介護技術を早く身に付けたいという方に、おすすめの仕事です。

また大変な反面、やりがいも充分感じられます。さらに、特養はその公共性から、安定した収入を得ることができます。

特養への就職・転職の際は、基礎資格を身に付けておき、事前の下調べや見学などをしっかりと行なっておきましょう。
その際は、就職・転職が失敗しないように、介護専門の転職サービスを活用すると良いでしょう。

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