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転職が決まらない原因は「プライドを捨てられないから」と気づいたときの対策

[最終更新日]2024/03/29

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転職が決まらない原因は「プライドを捨てられないから」と気づいたときの対処法

転職活動を続けているのに、なかなか採用が決まらない——。

書類選考で落とされてばかりで、正直落ち込んでいる——。

こんな心境になっている人はいませんか?
転職活動がうまくいかないとき、その原因がどこにあるのか多くの人が考えるはずです。年齢、職歴、学歴、転職回数、志望動機、キャリアプラン・・・。いくつか思い当たる原因があるという人もいるはずです。

しかし、転職先が決まらない原因が自分自身が「プライドを捨てられない」にあるとしたら、自身のプライドとどう向き合うべきなのか、対処法が見つからず困ってしまうかもしれません。

目次

1)プライドって本当に転職に「邪魔なもの」なの?

一般的に「プライドが高い」と言うとき、そこにはネガティブな意味が含まれていることが多いです。

「妙なプライドは捨てるべきだ」などといった言葉を耳にしたことがある人もいるはずです。似たようなニュアンスで使われる言葉として「高慢」「見栄」といった語を連想する人もいるのではないでしょうか。

では、転職活動においてプライドは本当に邪魔なもの、捨てるべきものなのでしょうか。本来の意味を確認しつつ、プライドの本質について考えてみましょう。

プライドとは

プライドとは ポジティブな意味:自慢・自尊心・誇り ネガティブな意味:自惚れ・高慢・思い上がり

「プライド」は英語のprideが元になっている言葉です。prideを辞書で調べると、「自慢・自尊心・誇り」といった意味と並んで、「うぬぼれ、高慢、思い上がり」といった意味も出てきます。

もともとprideはフランス語に語源がある言葉です。

フランスでは自分たち自身に対する「誇り」という意味で使われていた言葉でしたが、のちにイギリスに持ち込まれた際、イギリス人から見たフランス人の「誇り」が思い上がりや高慢な態度として映ったために、ネガティブな意味でも使われるようになったという説があります。

注目すべき点は、プライドには本来ポジティブな意味が多く込められていたということです。「プライドを持って仕事に取り組む」「プライドにかけてやり遂げる」といった使い方をした場合、前向きな意味が込められていることが分かるはずです。

守るべきプライド

守るべきプライド ●必ずやり遂げるという責任感 ●人との約束を守るという信念 ●世の中の役に立ちたいという理想 ●価値のある仕事をしたいという欲求 ●大切な人を守りたいという思い

転職を成功させるためには、守るべきプライドもあります。自分にとって働くとは何か、仕事を通じて何を実現したいのか、といった「軸」になる考え方にははしっかりと持っておくべきです。

たとえば、「お金さえもらえるのなら、どんなことでもする」という考え方にはプライドを感じませんよね。
見方を変えれば「自分自身のしっかりとした考えがない人」「生き方にこだわりがなくフワフワとした人」といった印象を持たれてしまうでしょう。

転職する上で、また働いていく上で守るべきプライドには、次のようなものが挙げられます。

  • 必ずやり遂げるという責任感
  • 人との約束を守るという信念
  • 世の中の役に立ちたいという理想
  • 価値のある仕事をしたいという欲求
  • 大切な人を守りたいという思い

切り離すべきプライド(見栄)

切り離すべきプライド(見栄) ●人より偉く見られたい ●自分だけが特別だと思われたい ●実際以上に経歴を優れたものに見せたい ●学歴の高さや頭の良さを認めさせたい ●周囲から常に大切に扱われていたい

反対に、転職する上で、あるいは仕事をしていく上で、切り離すべき余計なプライドというものも存在します。

他人と自分を比べて人より優位に立ちたいがために守ろうとしているプライドは、多くの場合「見栄」や「高慢」である場合が多いです。

こうしたプライドが高くなればなるほど印象が悪くなり、採用選考でどんなにうまく隠しているつもりでも、ふとした瞬間に垣間見えてしまい、採用を逃してしまう可能性があるのです

転職する上で、働いていく上で、切り離すべきプライドには次のようなものが挙げられます。

  • 人より偉く見られたい
  • 自分だけが特別だと思われたい
  • 実際以上に経歴を優れたものに見せたい
  • 学歴の高さや頭の良さを認めさせたい
  • 周囲から常に大切に扱われていたい

2)転職の時に邪魔になってしまうプライドは、どこにあるのか考える

プライドの中には守るべきプライドと切り離すべきプライドがあることについて見てきました。

転職において、切り離すべきプライドを持ち続けていると、そのことが原因となって転職がなかなか決まらなくなってしまうこともあり得ます。

もし切り離すべきプライドに思い当たる節があるようなら、できる限り良い方向に移行させていく必要があります。

転職の際に邪魔になりやすいプライドとはどのようなものか、プライドとうまく付き合っていくにはどうしたらいいのか、具体例を交えて考えてみましょう。

そのプライド、「見栄」になっているかも

「人からどう見られるか」が物事の判断基準になると、自分自身の行動を阻むことになりかねない

悪い方向へと作用しやすいプライドの1つに「見栄」があります。

人から良く思われたい、優れていると思われたいという気持ちは誰もが多少は持っているものですが、「人からどう見られるか」が物事の判断基準となってしまうと、むしろ自分自身の行動や意思決定を阻むことになりかねません。

プライドが見栄になりやすい典型的な例として、「学歴」や「職歴」が挙げられます。

「有名大学を出ているのだから、相応の収入を得るべきだ」「大企業出身なのだから、中小企業で働くのは屈辱的だ」などといったこだわりを持っていると、転職先の選択肢はみるみる狭まってしまいます。

こうしたプライドは、自分自身に対してというよりも「人にはどう映っているのか」が判断基準になっています。

実は、周囲の人は想像するほどあなたの経歴や学歴といったバックグラウンドに関心を持っていないこともあり得ます。人がどう思うか以前に、自分自身の本心としてはどうしたいのか、今いちど整理してみる必要があるでしょう。

プライドを捨てられないことが、「謙虚さ」を低減させている?

素直にアドバイスを聞かず、自己流を押し通していると結果的に成功のきっかけを逃しやすくなる

「自分の仕事にプライドを持っているから、必ず仕事で成果を出せるはず——」

しかし実際にはプライドを持っているがために成果を出せない状況もあります。

たとえば、同期で自分より仕事ができる社員がいるとします。同じタイミングで入社しているので、仕事の経験は自分と差がないはずです。このような状況で、「どうやっているのか教えてほしい」「工夫している点を参考にしたい」と伝え、素直にアドバイスを求められるでしょうか?

ここで「自分には自分なりのやり方がある」「人のやり方を真似しても意味がない」などと自己流を押し通していると、さらに同期と差が開いてしまうかもしれません。

このように、プライドが「自分の欠点を認めたくない」「人の意見を受け入れたくない」といった方向に働くことで、仕事においても謙虚さを低減させてしまう恐れがあります。

結果的に成功のきっかけを逃しやすくなり、自分自身を成長させていく上でプライドが妨げになってしまうことも考えられるのです。

自尊心がただの承認欲求になっているかも

「行動」が伴っていない承認欲求は空回りしやすい

自分の優れている点を人に認めさせたい、自分が重要な人物でありたいといった心理には、自尊心が深く関わっていることが少なくありません。

SNSのフォロワーを増やすことに躍起になったり、目立った発言をして「いいね」をたくさん欲しがったりするのも、一種の承認欲求の表れと解釈できます。

あるいは、収入と不釣り合いな高級品を買ったり見せびらかしたりしたくなるのも、称賛されていたい、名誉を得たいという心理の表れと言えるでしょう。

しかし、世の中は高級品を持っている人を羨ましがる人ばかりではありませんし、SNSのフォロワー数よりも気心の知れた仲間のほうが重要であることを知っている人もたくさんいます。
人に自分を認めさせようとすればするほど、承認欲求は空回りしてしまいやすいのです。

すごいと思われたい、認められたいという思いに対して、仕事で結果を出したりスキルを向上させたりといった「行動」が伴っていないと、承認欲求がそのまま自尊心へと移行しやすくなります。

捨てられないプライドの正体が承認欲求だともし気づいたら、小さなことからでもいいので行動を起こすことに注力していくようにするといいでしょう。

3)プライドを分けて「偽りない気持ち」で転職を成功させる5つのポイント

ここまでに紹介してきたような「プライド」と切り分けて、自身の「○○がしたい」という偽りのない気持ちで転職を成功させるには、どのような点を意識して活動を進めていくべきなのでしょうか。

ここでは以下の5つのポイントに分けて紹介します。

「なぜ/何のために転職したいのか」を明確にする

「転職で一番に果たすべき目標は何か」といった
根本の部分について自問自答する。

思うように転職活動が前進しないときこそ、根本に立ち返って考えてみましょう。

たとえば、「そもそもどうして転職したかったのだろう?」「転職してどんなことをより良くしたいのだろう?」といったことについて、嘘偽りのない自分の中での「本音」を探ってみるのです。

上司に不満があって転職活動を始めることにした人は、「上司を見返してやる」という気持ちが一時高まっているだけかもしれませんし、職場の待遇面に不満があって転職を決意した人は「自分はもっとお金をもらえるだけのスキルがあるはずだ」という見栄があるのかもしれません。

しかし、こうした目先のこだわりは、時として判断力を鈍らせ、冷静な対処を難しくさせてしまうこともあるのです。

見返したい・価値を認めさせたいといった思い以前に、「転職をすることにより、どんな働き方ができるようになりたいのか」「転職で一番に果たすべき目標は何か」といった根本の部分について自問自答してみましょう。

「もっと人の役に立っていることが実感できる仕事がしたい」
「家族との時間を大切にしたい」
「本音で話せる仲間と一緒に働きたい」

転職したいと思わせる動機は、案外このような素朴な思いが原点となっていることも多いのです。

転職の「軸」の定め方

自分だけの転職の軸を持つことに難しさを感じる方は、以下の流れに沿って考えをまとめていくと良いでしょう。

  • 目指したい業界・企業・ポジション(働き方)を、ざっくりとイメージする
  • ②その分野で、自分が出来ること、得意なことをイメージする
  • ③その分野で求められること(知識やスキル)が何かをイメージする
  • ④改めて、その分野であなたがやりたいこと、そして情熱を持ち続けられることをイメージする
  • イメージの重なりの部分を、自身の転職の「」とする
転職の軸:MUST(求められるもの)、CAN(できること)、WILL(やりたいこと)

それぞれのイメージは、上記図のように「CAN(できること)」「MUST(求められること)」「WILL(やりたいこと)」と表せます。

そして、これらのイメージの重なる部分が、その人が長く活躍できる領域になります。

転職するいちばんの理由(軸)の定め方を詳しく見る

キャリアは思い通りにならないことも多い。自身の想いと「今、現在(ここ)」を大切にしよう

自身の思いと「現在」を大切にしながら、着実に前進していった先にキャリアが見えてくることも。

天職」という言葉があるように、「自分が持って生まれた資質と仕事で求められる能力が合致していて、自分がやりたいこと・目指したいことが今まさに与えられている仕事だった——」という、誰にとっても理想かもしれませんが、大半の人にとって天職を見つけるのは決して簡単なことではありません。

成功者として知られる経営者でさえ、成功した要因は8割が運だったとさえ言われているのです。

20世紀の終わりに、アメリカであるスタートアップ企業がCadabra.comというネットサービスを開始しました。

書籍をインターネットで販売する事業からスタートした同社はその後、音楽配信や電子書籍販売、映画サブスクリプションサービス、さらには事業者向けサーバーの提供など多方面に事業を拡大し、驚異的な成長を遂げていきます。

この企業グループの創業者がネットビジネスに関心を抱いたきっかけは、当時勤めていた会社の社長に偶然にも命じられたネットビジネスに関する調査業務だったそうです。

Cadabra.comは現在のAmazonの前身となるサービスであり、創業者とはAmazonを率いるジェフ・ベゾス氏です。

若かりし日のベゾス自身、勤務先の社長に命ぜられたネットビジネスの調査がまさかグローバル企業を創業するきっかけになるなど、当時は想像すらしていなかったことでしょう。

このように、「天職」とは人から与えられるものではなく、偶然のチャンスを活かしながら自分で築いていくものなのかもしれません。

たとえ思い通りにならないことが多少あったとしても、自身の思いと「今、現在」を大切にしながら、一歩一歩着実に前進していった先にキャリアが見えてくることもあり得るのです。

参考:キャリアプランとは

キャリアプランとは、あなたが将来に望む仕事や働き方を実現するためのプランニング(行動計画)のことをいいます。

具体的には、以下のようにプランを建てます。

キャリアプランの立て方 Step1 キャリアの棚卸しをする これまで経験した業務を洗い出します。そして更に「得意なもの」「これからも続けていきたいこと」についても考えていきます。 STEP2 新たにチャレンジしたいことを考える STEP1で出したリストを見ながら、「新たにチャレンジしたいこと・実現したいこと」を考えてリストに追加します。 STEP3 実現するために、必要な知識・スキルを考える STEP2の「実現したいこと」を叶えるために、どんな知識・スキルが必要になるか、またそのために求められるアクションを考えます。 STEP4 キャリアプランのスケジュールを立てる STEP2と3で導き出した「実現したいこと」と「必要なアクション」を時系列で整理します。 ※ まず1年~3年のスパンで考えると、整理しやすいです □キャリアプランの例 1年後 実現したいこと ・リーダー職 ・ディレクターとして充分な業務遂行スキルを持つ そのためにやること ・ディレクションスキルを高める ・業界知識を深める 3年後 実現したいこと ・マネージャー職 ・プロジェクトの責任者として活躍 そのためにやること ・マネジメントスキルを高める ・育成スキルを高める 5年後 実現したいこと ・自身のサービスを手掛ける、または独立起業 そのためにやること ・事業運営の上流から下流までの経験 ・経営の知識を深める

キャリアプランを立てる際、まず「キャリアの棚卸し」を行います。

キャリアの棚卸しで出てきた経験(または知識・スキル)をもとに、あなたが新天地でチャレンジしたい働き方をイメージし、そしてそれを実現するためにどんな行動が必要かを考えます。

キャリアプランは、上記の「キャリアプランの例」にあるように時期ごとに「実現したいこと」と「そのためにやること」を表形式に落とし込むと、そのイメージを整理しやすくなります

ポイントは、半年や1年ではなく、3年・5年といった中長期的な期間を見据えることです。
今のうちにマスターしておくべき知識・スキルや取得しておくべき資格が出てくるかもしれません。

数か月に1度のペースでキャリアプランを考えておくと、普段においてもキャリアの軸を持てるようになり、迷いのない判断をしやすくなります。

キャリアプランの描き方を詳しく見る

自己分析を行い、自身の正確な市場価値を知る

自己分析で自分自身を客観視することは転職活動中や転職後にも役立つ。

転職活動を成功させるために行うべきことの1つに「自己分析」があります。

先に挙げた「なぜ転職したいのか」の根本を考えることが、いわば転職活動の土台だとすれば、自己分析はその後の転職活動を進めていくうえでの「材料」の部分になります。

自分自身を客観視し、市場価値も含め総合的に評価することによって、自分でも気づかなかった強みや、反対に補うべき弱みが見えてくるようになります。
こうした自身の「強み/弱み」を把握しておくことは、書類選考や面接の場で問われる「自己PR」の内容に説得力を持たせることも可能ですし、転職後の働き方にも役立てられます。

自己分析の進め方

自己分析のコツは、「根本に立ち返る」ことです。
具体的には、次の4つのステップに沿って進めていくと良いでしょう。

自己分析は、振り返り→Will→Can→Mustの順番で行う
  • STEP1 今までの経験を振り返る
    …これまで培った知識・スキル・そして経験を振り返り、整理します(キャリアの棚卸し)
  • STEP2 これから何をやりたいかを考える
    …STEP1で整理した内容を踏まえて、これから先どんな働き方をしたいか、転職後にどんな知識・スキルを身につけたいかを考えます
  • STEP3 現在、何が出来るかを考える
    …STEP2で描いた今後の働き方に役立てられそうな、いま現在の自分の強み・活かせるスキルを整理します
  • STEP4 応募先企業で求められていることを確認する
    …応募しようと考えている企業が求める人物像を確認し、STEP1~3で導き出した自身の状態との共通点(またはギャップ)を明確にします

STEP1が「キャリアの棚卸し」、STEP2~4が「自己分析」の行為になります。
これらを行っておくことによって、自身がどんな企業に応募すべきかの方針を立てやすくなり、また職務経歴書や面接の際の自己紹介や自己PRは格段に進めやすくなります。

キャリアの棚卸し、自己分析の進め方については以下記事にも詳しく説明しています。
興味のある方は、併せてご覧ください。

自己分析のやり方を詳しく見る

「転職時の自己分析」について(現役キャリアアドバイザー 武蔵野さん)

キャリアアドバイザー:武蔵野 圭太さん

40代 男性
IT・コンサルティング系人材紹介会社勤務。若手社会人からミドル・管理職層まで多くの転職支援を行い、転職成功へと導いた。
「ひとりひとりのキャリアを、大切なストーリーとして扱う」支援スタイルに、多くの利用者から高い評判を得ている。

武蔵野
さん

転職時の自己分析に関しては、出来ているようで出来ていない方も結構いらっしゃいます。
具体的に言うと、上に挙げたような「STEP1 振り返り」のところで満足してしまっているんですね。
しかし大切なのはむしろその先で、自身が目指す業界の市場において、「どんな人材が求められているのか」「今の自分にそれくらいの価値があるのか」を追求していくことが自己分析の一番の目的になります。
しかし、こうした他者と比較しての「自己分析」はある程度のデータが無いと個人では難しい部分もあると思います。その際は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

企業研究は入念に。「社風」や「企業文化」も重視する

ミスマッチ転職を避けるためにも企業研究を念入りに行う。

自己分析を行ったら、続いて重要なのが「企業研究」です。
自身が目指すべき目標が明確であったとしても、それが叶えられる環境を見極められなければ、結果として転職は成功したとは言えなくなってしまいます。
いざ入社してみて「こんなはずじゃなかった」という事態は避けたいものです。

入社前の企業研究に入念に時間を割くことによって、その会社の良い面・悪い面もフラットに見れるため「本当に自身の目標が達成できる企業かどうか」の判断材料が増えます。

企業についての情報は求人票や企業HPだけでは不十分です。
現役や元社員が書き込んでいる「口コミサイト」や、その会社の直近のプレスリリースや業界での立ち位置なども含め、なるべく多くの情報を集めておくのが望ましいでしょう。

企業研究は「やりすぎ」ということはなく、調べた分だけ転職活動に活かせます。

企業研究 見るべきポイント

企業研究をする際に、優先して見るべきポイントは以下の通りです。

チェック項目 確認ポイント どこで確認するか
事業内容 自分自身の知識領域にあるか、また今後も興味・関心を持続して持ち続けられる内容かを確認する 企業HP
主力商品・サービス その商品・サービスの開発・運用を自身が携わることになる際に、どの範囲まで知っていて、どの範囲を知らないかを確認する 企業HP、業界ニュース、四季報、業界地図、競合他社のHP等
強み・独自性 同業他社をいくつか確認し、「この会社ならではの特色・強み」がどこにあるかを見出す
企業理念 企業理念から、求められる人物像(主にスタンス面)をイメージし、自身との適合性を確認する
社風・雰囲気 歓迎される人物像や業務への取り組み姿勢をイメージする インタビュー記事、口コミサイト等
求められる知識・スキル 現在の自身の知識・スキルと照らし合わせて、過不足を確認する 企業HP、求人票等

こうしたリサーチを重ねた結果、「この企業で働いてみたい」「こういった文化の会社なら馴染めそうだ」といった手応えを得られれば、入社後のミスマッチを軽減する効果が期待できます。

企業研究のやり方を詳しく見る

「転職時の企業研究」について(現役キャリアアドバイザー 武蔵野さん)

武蔵野
さん

いくら企業が求めている人材像と、自身の経歴・スキルセットが合致していたとしても、働く会社の社風次第で働きやすさも全く変わってしまう場合があります。
そのため、企業研究では事業内容や主力商品などの基本的な情報に加えて、「どんな理念を持った会社か」「どんな人が働いているのか」といった情報も集めておくと良いでしょう。
エージェントはこれら情報を事前に持っていることが多いです。また、自分とは違う視点を持てるので、対象の企業に対してより深い理解を持てるようになると思います。

転職エージェントへの「キャリア相談」もおすすめ

転職エージェントで様々なサポートを受け、転職の成功率を高める。

前述した「自己分析」や「企業研究」は、一人で進めていくには分からないことが多い方もいるかもしれません。
また、「本当に転職をしてもいいのか」といった根本的な問いについても、誰かに相談したいと思うこともあるでしょう。

そんなとき、転職エージェントが役に立つケースがあります。
転職エージェントは無料で登録・利用が可能で、転職市場に詳しいキャリアアドバイザーが担当につき、キャリア相談や求人紹介、書類・面接対策などのサポート・フォローを行ってくれるのが特徴です。

転職活動の際には、多くの人が「転職エージェント」を利用しています。

その主な理由は、国内の少なくない企業がハローワークや転職サイトではなく転職エージェントのみに「非公開求人」を出しているからです。

「非公開求人」とは?=企業が社名を明かさず人材を募集すること。▽企業が非公開求人をする理由●企業側で急な採用が必要となり、求人を公開して募集する時間がない。●企業の人事採用側の事務コストの節約。●機密性の高いプロジェクトや事業戦略に関わる人材採用。

ですが、私たちが転職エージェントを利用する際は「求人を紹介してくれる人」としてではなく、「転職活動全般を相談できる人」として活用したほうがより効果的でしょう。

転職エージェント サービスの仕組み

上記図で表す通り、「求人紹介」は転職エージェントが提供するサービスの一部でしかありません。

それ以外のサービス、例えばキャリアプランのアドバイス(キャリア相談)、書類添削、面接対策などの選考通過のためのサポートも受けることによって、転職成功の確度を高めていけるはずです。

ただし、転職エージェントは国内多くのサービスがあり、またどの担当者が付くかによってもサポートの提供のされ方が変わります。

あなたに合った転職エージェント(または担当アドバイザー)を見つけるためにも、はじめに2~3つのサービスに登録して、利用のしやすさやコミュニケーションの取りやすさを比較しておくことをおすすめします。

転職エージェントについての説明を詳しく見る

「転職エージェントのキャリア相談」について(現役キャリアアドバイザー 武蔵野さん)

武蔵野
さん

キャリア相談は、会社の同僚や友人・知人にするよりも、転職エージェントを利用した方がいいと思います。
気心の知れた相手の方が話しやすいと思うかもしれませんが、そういう相手こそ無責任に「辞めてしまえ」と言ってしまいがちな面もあります

転職者の多くは、キャリアの道筋を3本くらいしか知らないことがほとんどですが、キャリアアドバイザーは10本も20本も選択肢を持っています。
「今の状態で転職しても大丈夫なのか」といったことも含めてアドバイスが欲しい方は、転職エージェントを利用されると良いでしょう。

「まずは相談からも可」と公式サイト上で記載のある転職エージェント

     
サービス名 マイナビジョブ20's
マイナビジョブ20's
リクルートエージェント
リクルートエージェント
マイナビエージェント
マイナビエージェント
パソナキャリア
パソナキャリア
LHH転職エージェント
LHH転職エージェント
ヒューレックス
ヒューレックス
メリット
  • 20代既卒・第二新卒に特化
  • 転職後定着率93.6%
  • 国内No1の求人数&実績
  • 的確かつスピーディなサポート
  • 20代~30代の転職に強い
  • じっくり・丁寧なサポート
  • 利用者の67.1%が年収アップ
  • 全都道府県に拠点
  • 人材紹介会社「アデコ」が運営
  • 法人営業とコンサルタント兼任
  • 地方独自の求人紹介が可能
  • 求人のマッチング度が高い
デメリット
  • 対象年齢は20代のみ
  • 良くも悪くも、対応がスピーディ
  • ハイクラス求人は少なめ
  • 職種により求人は少なめ
  • 対応拠点が少ない
  • エリアにより求人は少なめ
公開求人数 5,800 38万 5.7万 3.5万 1.7万 2.4万
得意業界/職種 営業・技術職・販売など 全職種・業種 IT・通信、メーカー、介護など 製造、IT・通信、不動産など IT、メーカー、金融など 営業職、技術職、ITエンジニアなど
対応拠点 全国 全国 全国 全国 関東・関西・東海 宮城・東京・愛知・大阪・福岡・沖縄
おすすめの人
  • 20代向けのキャリア相談を受けたい人
  • 求人をなるべく多く比較検討したい人
  • 今回が初めての転職の人
  • 年収アップを目指している人
  • 企業の詳しい情報が知りたい人
  • 地方で転職を検討している人
公式サイト

上記の求人数は、2024年4月時点のものです。

4)キャリアプランの見直しにおすすめの転職エージェント(タイプ別に紹介)

ここからは、キャリアプランの見直しと合わせて、効率的に転職を進められるおすすめの転職エージェントを、タイプ別に紹介します。

どれか一つのタイプではなく、複数のタイプが当てはまるという人もいるでしょう。
その場合は、それぞれのタイプでおすすめしているサービスを見て、自分にマッチしそうなサービスを2~3ピックアップしてみてください。

なるべく早く転職したい、転職の軸が定まっている人はdoda・リクルートエージェント

doda(デューダ)

doda (デューダ)公式サイト

都市部・地方ともに豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。企業からのスカウトも多く、たくさんの求人に接していきたい人におすすめの転職エージェントです。

dodaは求人数・実績において国内トップクラスを誇ります。

実績で培ったノウハウがあり、「積極的に求人紹介をする」タイプのアドバイザーが多いため、「スピーディ」かつ「自分にマッチする求人が見つかりやすい」特徴があります。

dodaのサービスの主な特徴は、「転職サイト・転職エージェント両方の機能を利用できる」、「企業からのスカウトが多く届く」ことです。

アドバイザーにキャリア相談をしながら求人を紹介してもらえるほか、自分でも登録後のマイページから気になった求人をチェックして応募が可能です。

従来の採用形式:転職者が企業に応募する形式 ダイレクト・リクルーティング:企業から転職者に直接アプローチする形式

企業からのスカウトについては、実際にdodaを利用した人たちからは「スカウトメールがたくさん届く」「(スカウトメールによって)色んな企業を知れる」といった評判・口コミが多く見られます。

業種や職種、地域に関わらず豊富な求人を擁していますので、「まずは求人をチェックしてみよう」という際にもおすすめのサービスです。

dodaの特徴
特徴
  • 幅広く、豊富な求人数(国内トップクラス)。地方求人紹介にも強い
  • 担当者から積極的な求人紹介を受けやすい
  • 担当者のサポートと併用して、自分でも求人情報を探して応募できる
サービス対応地域 全国
公開求人数 約24万件(2024年3月現在)
とくに多い職種 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など
ワンポイントアドバイス

dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。

豊富な求人&充実の支援ツール

リクルートエージェント

リクルートエージェント 公式サイト

国内No1の求人数の豊富さ!担当者からの的確かつスピーディな支援も受けられるので、「なるべく早く転職したい」人に特におすすめのエージェントです。

リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。

リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。

転職活動を進めるにおいて、自己評価と会社からの評価のギャップが気になった際は、リクルートエージェントの担当エージェントに「現在の私の経歴・スキルで、ニーズを感じてくれる企業はどのようなものがありますか」と聞いてみるとよいでしょう。

担当アドバイザーはこれまでの実績をもとに、有益なアドバイスを提供してくれるはずです。

リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。

リクルートエージェントの特徴
特徴
  • 求人数および転職支援実績 国内No1。全業種・職種において常時豊富な求人を用意
  • 担当者の提案ペースが早く、スピーディな転職を実現しやすい
  • エージェントレポートや面接力向上セミナー等の「転職支援ツール」が豊富
サービス対応地域 全国
公開求人数 約38万件(2024年3月現在)
とくに多い職種 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など
ワンポイントアドバイス

リクルートエージェントを利用した人たちからは、オンラインで受講できる「面接力向上セミナー」について「実際の面接で役立った」という感想が多く見られます。登録後は無料で参加できますので、面接対策に不安を感じている人はぜひ利用しましょう。

求人数・サポート実績No1

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「実績豊富なヘッドハンターに出会いたい」ならココ!企業・ヘッドハンターからのスカウトが届く転職サイトです。

リクルートダイレクトスカウトは、転職大手「リクルート」が運営するヘッドハンティング型の転職サイトです。

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リクルートダイレクトスカウトでは「転職者がヘッドハンターを選べる」ことが大きな特徴です。

リクルートダイレクトスカウトは転職者がヘッドハンターを選べる!

自分が希望する業種・職種に関する知識が豊富か、優れた転職支援実績があるか、といった点を見極めるために、ヘッドハンターのプロフィールを閲覧できます
優秀なヘッドハンターを見つけたら、転職者のほうからヘッドハンターを選んで求人紹介を依頼できるのです。

また、ヘッドハンターは複数名を同時に指名することも可能です。

リクルートダイレクトスカウトの特徴
特徴
  • 「年収800~2,000万円クラス」の好条件のスカウトが届く
  • 優秀なヘッドハンターを転職者側で選ぶことができる
  • より採用確度の高い「一求入魂スカウト」がある
サポート対象地域 全国
特に多い職種 経営ボード|経営企画・事業企画|管理|人事|マーケティング|広告|マスコミ・メディア・出版|クリエイティブ|営業|サービス|コンサルタント|ITコンサルタント|専門職(公認会計士、司法書士等、その他)|IT技術職|Webサービス・制作など
公開求人数 約26万件(2024年3月現在)
ワンポイントアドバイス

良質なスカウトをゲットする際は、登録時に記入するレジュメを充実させることが重要です。「アピールできる経歴が思いつかない」という人は事前に事前にキャリアの棚卸しをしておきましょう。

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転職後の平均年収840万円!企業からのスカウトが非常に多い転職サイトです。

ビズリーチは主にハイキャリア人材を対象とした転職サービスです。

一般的にハイキャリア転職サービスは求人数が少なくなりがちですが、ビズリーチは近年求人数が増えており、首都圏はもちろんのこと地方での転職においても非常に豊富な求人を確認することができます

紹介される会社は大企業だけでなく、中小の優良企業の求人も扱っています。
また、独自に「BizReach創業者ファンド」を創設するなど、スタートアップ企業の支援も積極的に行っていることから、スタートアップ企業やベンチャー企業への転職支援にも強いのが特徴です。

ビズリーチの特徴
特徴
  • 好条件の高年収・ハイクラス向け求人が、全業種にて充実
  • 企業からの熱量あるスカウトが届きやすい
  • 「ヘッドハンター検索機能」から、好みのヘッドハンターを選べる
サービス対応地域 全国
公開求人数 約10万件(2024年3月現在)
とくに多い職種 経営(経営者・CxO・事業推進等)|管理(経理・財務・税務・IR等)|マーケティング|営業|コンサルタント|専門職(公認会計士・税理士・弁護士等)|IT技術職(SE・その他ITエンジニア)|ゲーム|電気・電子|半導体|機械|化学|金融|研究・臨床開発・治験|建築・土木など
ワンポイントアドバイス

ビズリーチで企業からのスカウトを多く得るためには、レジュメ(職歴書)の品質を上げること!どのような自己PRが企業からの目にとまりやすいかをじっくり考えて、取り組んでみましょう。

企業からスカウトがたくさん届く

JACリクルートメント

JACリクルートメント 公式サイト

ミドルクラス・ハイクラスの転職 満足度で6年連続No.1!(オリコン満足度調査2019-24年)利用者からは「相談の手厚さ」と「適切なマッチング」への評価が高いです。

JACリクルートメントは「年収600万円以上」のミドル・ハイクラス向け転職エージェントです。一定以上の経験や実績のある人材を求める企業の紹介に優れており、ミドル層以上の転職活動におすすめです。

JACリクルートメントでは求人紹介だけでなく、キャリア面談やキャリアの棚卸し、キャリアプラン相談といった総合的なキャリアコンサルティングを行ってくれます。

在籍コンサルタントは人材業界の中でもベテラン勢が多く、これまでの豊富な転職支援実績をもとにキャリアコンサルティングを実施してもらうことができます。

リクルートエージェントやdodaといった大手総合型エージェントと比べると求人数は少なめですが、その分一つ一つの求人の質は高いです。
じっくり中長期で利用したい転職エージェントです。

JACリクルートメントの特徴
特徴
  • 「年収600万円以上」のミドル・ハイクラス向け転職エージェント
  • ベテランのキャリアアドバイザーが多く、キャリア相談の品質が高い
  • じっくりと転職者のペースに合わせたサポート。好条件求人も多い
サービス対応地域 全国
公開求人数 約1.2万件(2024年3月現在)
とくに多い職種 サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉など
ワンポイントアドバイス

サポートの充実がウリのJACリクルートメントですが、求人数は少なめです。登録の際は希望条件をやや広めに&他の転職サービスにも登録しておくのがおすすめです。

ミドル・ハイクラス転職6年連続No1

キャリアアドバイザーにじっくり相談に乗ってほしい人はマイナビエージェント・パソナキャリア

マイナビエージェント

書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。

マイナビエージェントは全国の幅広い業種・職種の求人を取り扱う、転職エージェントです。
20代~30代の若手社会人への支援に強い」と紹介されることが多いですが、40代以降のミドル世代やハイクラス向けの求人も多いです。

マイナビエージェントの主な特徴は、「営業職」「ITエンジニア」「Webクリエイター」「メーカーエンジニア」「金融」など、業界・職種ごとにサポートチームが分かれている点です。

マイナビエージェントの担当領域一覧

  • 営業職
  • 販売・サービス
  • ITエンジニア
  • メーカーエンジニア
  • 金融業界
  • クリエイティブ職
  • 不動産・建設業
  • MR・メディカル
  • 管理部門
  • 女性の転職
  • 第二新卒の転職

これら領域に精通した専任のキャリアアドバイザーが、転職活動を力強く支援してくれます。

書類添削・面接対策の支援にも力を入れており、利用者からは「書類選考、面接準を丁寧に支援してくれた」という評判も多く見られます。

マイナビエージェントの特徴
特徴
  • 国内企業とのリレーションが強く、優良求人の紹介を受けやすい
  • 特に20代~30代の若手社会人への転職支援に強み
  • 書類添削や面接対策などの支援サポートをじっくり丁寧に行ってくれる
サービス対応地域 全国
公開求人数 約5.6万件(2024年3月現在)
とくに多い職種 営業職|マーケティング|広報|人事|経理|クリエイティブ(Web・編集・制作など)|ITコンサルタント|システムエンジニア|金融アナリスト|調査・分析|看護師|薬剤師|保育士|不動産専門職|建築・設計アシスタント|デザイナーなど
ワンポイントアドバイス

業界・職種ごとの専任サポートチームが「じっくり親身になって」支援してくれるのがマイナビエージェントの強み。サービス入会時に登録する情報で担当が決まりますので、経歴・希望条件は丁寧に記入しておきましょう。

利用者のペースに合わせて転職活動をサポート

マイナビのプロモーションを含みます

パソナキャリア

パソナキャリア 転職活動の成功を、全力でサポートします。転職成功で、年収20%アップ!

ひとりの転職者に平均20時間のサポート。「じっくり丁寧なサポート」を求める人におすすめです。

パソナキャリアは、人材派遣の大手パソナグループが運営する転職エージェントです。

担当エージェントによる丁寧なサポートを特徴としており、「こちらの相談に対して、じっくり聞いてくれた」という評価をする転職者の方は多いです。

サポート対応地域は全国、かつ全都道府県に支店があります。対面での相談もしやすいエージェントです。

企業とのリレーションも強く、条件交渉にも強力にバックアップしてくれます。
実際、パソナキャリア利用者の67.1%が内定後の年収アップに成功しているといいます(※公式サイトより)。

パソナキャリアの特徴
特徴
  • 全都道府県に支店あり。対面サポートを受けやすく、UIターン転職にも強い
  • 「担当者がじっくり相談に乗ってくれる」という評判が多い
  • 企業への交渉力が強く、転職者の年収アップ成功実績が豊富
サービス対応地域 全国
公開求人数 約3.5万件(2024年3月現在)
とくに多い職種 営業職|管理・事務|IT・Webエンジニア|技術職(電気・電子・機械・化学)|クリエイティブ|マーケティング・企画|コンサルタント・士業|販売員・サービススタッフ|研究・開発(メディカル)|専門職(Web・IT・ゲーム|金融|不動産・建設)など
ワンポイントアドバイス

丁寧なサポートゆえに、転職者のやる気、熱意も求められます。転職するにあたって「これだけは譲れない」という希望条件を持っておくと、担当エージェントも求人紹介がしやすくなります。

利用者満足度4年連続【1位】

専門スキルを活かしたい人は、「特化型」の転職エージェント

総合型と特化型の違い

ITエンジニアや管理業務、マスコミや介護など、これまで培った専門スキルを活かしての転職を検討している人は、「特化型」の転職エージェントがおすすめです。

特化型の転職エージェント利用いちばんのメリットは、担当となるキャリアアドバイザーがその分野の業界情報やトレンドに詳しいということです。

20代で一定の知識・経験を培いつつ今後もキャリアを積み上げる為にどのような知識やスキルの開発が必要かであったり、応募する企業でどのような知識・スキルが求められるかについて、具体的なアドバイスを貰いやすいでしょう。

   
タイプ ITエンジニア ITエンジニア IT・Web系職種 管理職・エキスパート 管理職・エキスパート 管理職・エキスパート 会計・経理・税務・財務 マスコミ・メディア アパレル・ファッション 管理部門 外資・グローバル 外資・グローバル 製造系エンジニア 介護・福祉 介護・福祉
サービス名 マイナビIT AGENT
マイナビITエージェント
レバテックキャリア
ワークポート
ワークポート
JACリクルートメント
JACリクルートメント
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウト
ビズリーチ
ビズリーチ
ジャスネットキャリア
ジャスネットキャリア
マスメディアン
マスメディアン
クリーデンス
クリーデンス
MS-Japan
MS-Japan
エンワールド
エンワールド
ロバート・ウォルターズ
ロバート・ウォルターズ
メイテックネクスト
メイテックネクスト
レバウェル介護
レバウェル介護
かいご畑
かいご畑
メリット
  • 書類添削・面接対策が充実
  • 優良企業やレア求人が豊富
  • 求人のマッチング率が高い
  • 担当は全員エンジニア経験者
  • 担当からの積極的な求人提案
  • 未経験転職への支援に強い
  • ハイクラス向け求人が豊富
  • キャリア相談の品質が高い
  • 実績豊富なヘッドハンター
  • 転職者がヘッドハンターを指名できる
  • 企業からのスカウトが多い
  • 都市部から地方までハイクラス層求人が豊富
  • 会計、税務、経理分野に強み
  • 担当から専門性の高いサポート
  • マスコミ・メディア系転職に強い
  • 独占求人・非公開求人が多い
  • アパレル・販売系業界に特化
  • 業界経験ある担当のサポート
  • 管理部門・士業の転職支援専門
  • 管理部門支援実績は業界No1
  • 外資系・グローバル転職に強い
  • 入社後も定期的なフォロー・定着支援
  • 選考突破率の高さで評判
  • 英文レジュメの作成支援あり
  • 製造系エンジニア支援実績No1
  • 模擬面接サポートが手厚い
  • 職場環境を詳しく聞ける
  • 担当から専門性の高いサポート
  • 未経験向け求人豊富
  • 資格取得の支援制度あり
デメリット
  • 求人は都市部に寄っている
  • 未経験者向けの求人は少ない
  • 求人は質よりも量を重視
  • 全体的な求人数は少なめ
  • 急ぎの転職には不向き
  • 全ての求人を見るには有料会員になる必要あり
  • 地方の求人は少なめ
  • 未経験者向けの求人は少ない
  • 地方の求人は少なめ
  • 地方の求人は少なめ
  • 未経験者向けの求人は少ない
  • 全体的な求人数は少なめ
  • 地方の求人は少なめ
  • 地方の求人は少なめ
  • 正社員求人は少なめ
公開求人数 1.8万 2.4万 9.4万 1.2万 19万 11万 3,600 4,400 1,400 9,900 900 1,900 1.5万 20万 9,000
得意業界/職種 IT・Web IT・Web 全業種・職種 全業種・職種 全業種・職種 全業種・職種 会計・経理・税務・財務 マスコミ・メディア アパレル・ファッション 管理部門・士業 外資系 外資系 製造系エンジニア 介護・福祉 介護・福祉
対象地域 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 関東・関西・中部(東海) 東京・大阪 関東・関西・東海 全都道府県 東京・愛知・大阪+海外 東京・愛知・大阪+海外 東京・名古屋・大阪・福岡 全都道府県 全都道府県 全都道府県
おすすめの人
  • 書類添削・面接対策のサポートをしっかり受けたい人
  • キャリアアップ・年収アップを目指す人
  • 未経験分野にチャレンジしたい人
  • じっくりキャリア相談を受けたい人
  • ヘッドハンターの支援を受けたい人
  • 企業からスカウトを多く欲しい人
  • 会計、税務、経理、財務分野を目指す人
  • マスコミ・メディア系職種の人
  • アパレル・ファッション系業種の人
  • 管理部門・士業での転職を検討している人
  • ハイクラス・グローバル系企業を目指す人
  • 英語力を生かした転職をしたい人
  • ものづくり・製造系エンジニアの人
  • 職場環境を重要視する人
  • 未経験から介護職を目指す人
公式サイト

表内の求人数は2024年4月時点のものです。

まとめ)そのプライドは、本当にあなた自身を前進させていますか?

プライドイメージ

人が成長していく上で向上心は欠かせないものです。

より良い自分でありたい、人のためになりたいという思いは、向上心を持続させ伸ばしていく意欲を支え、自分自身を前進させていく原動力にもなり得ます。

一方で、プライドの置き方がおかしな方向へと向かい始めると、「人から良く見られたい・自分を認めさせたい」といったエゴの部分が肥大化してしまうこともあり、それは時に自分を前進させるためにうまく機能せず、空回りしていたり、むしろ傲慢さや自惚れといった評価へとつながりがってしまうこともあります。

もし転職がうまくいかない原因として「プライド」が考えられる場合は、いま大切にしているプライドは本当に自分自身を前進させているのか、改めて問い直してみる必要があるかもしれません。

プライドを良い方向へ向かわせられたら、簡単には揺らぐことのない自信や信念となってあなた自身を支えてくれるはずです。

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