『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』は、20~50代社会人男女の、 「転職したいけれど、迷いや不安で行動を踏み出せない」を 解決し、
より良い将来を目指した一歩を踏み出していける為の、 生々しい体験談情報やナレッジを提供するWebサービスです。

MENU

転職が決まらない原因が、自分の「プライド」と気づいたときの対処法

[最終更新日]2020/06/08


15
あなたの転職活動を妨げているのは“プライド”かもしれない―。

転職活動を続けているのに、なかなか採用が決まらない——。

書類選考で落とされてばかりで、正直落ち込んでいる——。

こんな心境になっている人はいませんか?
転職活動がうまくいかないとき、その原因がどこにあるのか多くの人が考えるはずです。年齢、職歴、学歴、転職回数、志望動機、キャリアプラン・・・。いくつか思い当たる原因があるという人もいるはずです。

しかし、転職先が決まらない原因が自分自身の「プライド」にあるのかもしれない、という思いが脳裏によぎったとしたら、自身のプライドとどう向き合うべきなのか、対処法が見つからず困ってしまうかもしれません。

レビューを書く
1
2
3
4
5
送信
     
キャンセル

レビューを書く

レビューの平均:  
 0 レビュー

目次

1)プライドって本当に転職に「邪魔なもの」なの?

一般的に「プライドが高い」と言うとき、そこにはネガティブな意味が含まれていることが多いと考えられます。「妙なプライドは捨てるべきだ」などといった言葉を耳にしたことがある人もいるはずです。似たようなニュアンスで使われる言葉として「高慢」「見栄」といった語を連想する人もいるのではないでしょうか。

では、転職活動においてプライドは本当に邪魔なもの、一切不必要なものなのでしょうか。プライドその本来の意味を確認しつつ、プライドの本質について考えてみましょう。

プライドとは

プライド(pride):自慢・自尊心・誇り自惚れ・高慢・思い上がり

「プライド」は英語のprideが元になっている言葉です。prideを辞書で調べると、自慢・自尊心・誇りといった意味と並んで、うぬぼれ、高慢、思い上がりといった意味も出てきます。

もともとprideはフランス語に語源がある言葉です。

フランスでは自分たち自身に対する「誇り」という意味で使われていた言葉でしたが、のちにイギリスに持ち込まれた際、イギリス人から見たフランス人の「誇り」が思い上がりや高慢な態度として映ったために、ネガティブな意味でも使われるようになったという説があります。

注目すべきこととして、プライドには本来ポジティブな意味が多く込められていたという点があります。「プライドが高い」と言うと嫌な感じがしますが、一方で「プライドを持って仕事に取り組む」「プライドにかけてやり遂げる」といった使い方をした場合、前向きな意味が込められていることが分かるはずです。



守るべきプライド

転職を成功させるためには、守るべきプライドがあります。自分にとって働くとは何か、仕事を通じて何を実現したいのか、といった「核」になる考え方にはしっかりとした軸を持っておくべきです。

たとえば、「お金さえもらえるのなら、どんなことでもする」という考え方にはプライドを感じません。
見方を変えれば「自分自身のしっかりとした考えがない人」「生き方にこだわりがなくフワフワとした人」といった印象を持たれてしまうでしょう。

転職する上で、また働いていく上で守るべきプライドには、次のものが挙げられます。

必ずやり遂げるという責任感人との約束を守るという信念世の中の役に立ちたいという理想価値のある仕事をしたいという欲求大切な人を守りたいという思い
  • 必ずやり遂げるという責任感
  • 人との約束を守るという信念
  • 世の中の役に立ちたいという理想
  • 価値のある仕事をしたいという欲求
  • 大切な人を守りたいという思い




切り離すべきプライド

反対に、転職する上で、あるいは仕事をしていく上で、切り離すべき余計なプライドというものも存在します。

他人と自分を比べて人より優位に立ちたいがために守ろうとしているプライドは、多くの場合「見栄」や「高慢」となって表れます。こうしたプライドが高くなればなるほど印象が悪くなり、採用選考でどんなにうまく隠しているつもりでも、ふとした瞬間に垣間見えてしまい、採用を逃してしまう可能性があるのです

転職する上で、働いていく上で、切り離すべきプライドには次のものが挙げられます。

人より偉く見られたい自分だけが特別だと思われたい実際以上に経歴を優れたものに見せたい学歴の高さや頭の良さを認めさせたい周囲から常に大切に扱われていたい
  • 人より偉く見られたい
  • 自分だけが特別だと思われたい
  • 実際以上に経歴を優れたものに見せたい
  • 学歴の高さや頭の良さを認めさせたい
  • 周囲から常に大切に扱われていたい




2)転職の時に邪魔になってしまうプライドは、どこにあるのか考える

プライドの中には守るべきプライドと切り離すべきプライドがあることについて見てきました。

転職において、切り離すべきプライドを持ち続けていると、そのことが原因となって転職がなかなか決まらなくなってしまうこともあり得ます。

もし切り離すべきプライドに思い当たる節があるようなら、できる限り良い方向にプライドへと移行させていく必要があります。

転職の際に邪魔になりやすいプライドとはどのようなものか、プライドとうまく付き合っていくにはどうしたらいいのか、具体例を交えて考えてみましょう。



そのプライド、「見栄」になっているかも

悪い方向へと作用しやすいプライドの1つに「見栄」があります。

人から良く思われたい、優れていると思われたいという気持ちは誰もが多少は持っているものですが、あまり高じてしまうと人からどう見られるかが物事の判断基準となってしまい、むしろ自分自身の行動や意思決定を阻むことになりかねません。

プライドが見栄になりやすい典型的な例として、学歴や職歴が挙げられます。

「有名大学を出ているのだから、相応の収入を得るべきだ」「大企業出身なのだから、中小企業で働くのは屈辱的だ」などといったこだわりを持っていると、転職先の選択肢はみるみる狭まってしまいます。

こうしたプライドの持ち方は、自分自身に対してというよりも「人にはどう映っているのか」が判断基準になっています。

実は、周囲の人は想像するほどあなたの経歴や学歴といったバックグラウンドに関心を持っていないこともあり得ます。人がどう思うか以前に、自分自身の本心としてはどうしたいのか、今いちど整理してみる必要があるでしょう。



プライドの存在が「謙虚さ」を低減させている?

プライドが高い人は自分の仕事にもプライドを持っていますので、仕事で成果を出せるはず——。

そう思うかもしれませんが、実際にはプライドを持っているがために逆に成果を出せない状況に陥ってしまうことがあります。

たとえば、同期で仕事ができる社員がいるとします。同じタイミングで入社しているので、仕事の経験は自分と差がないはずです。このような状況で、「どうやっているのか教えてほしい」「工夫している点を参考にしたい」と伝え、素直にアドバイスを求めることができるでしょうか?

ここで「自分には自分なりのやり方がある」「人のやり方を真似しても意味がない」などと自己流を押し通していると、さらに同期と差が開いてしまうかもしれません。

このように、プライドが「自分の欠点を認めたくない」「人の意見を受け入れたくない」といった方向に働くことで、仕事においても謙虚さを低減させてしまう恐れがあります。

結果的に成功のきっかけを逃しやすくなり、自分自身を成長させていく上でプライドが妨げになってしまうことも考えられるのです。



自尊心がただの承認欲求になっているかも

自分の優れている点を人に認めさせたい、自分が重要な人物でありたいといった心理には、自尊心が深く関わっていることが少なくありません。

SNSのフォロワーを増やすことに躍起になったり、目立った発言をして「いいね」をたくさん欲しがったりするのも、一種の承認欲求の表れと解釈することができます。

あるいは、収入と不釣り合いな高級品を買ったり見せびらかしたりしたくなるのも、称賛されていたい、名誉を得たいという心理の表れと言えるでしょう。

しかし、世の中は高級品を持っている人を羨ましがる人ばかりではありませんし、SNSのフォロワー数よりも気心の知れた仲間のほうが重要であることを知っている人もたくさんいます。
人に自分を認めさせようとすればするほど、承認欲求は空回りしてしまいやすいのです。

すごいと思われたい、認められたいという思いに対して、仕事で結果を出したりスキルを向上させたりといった「行動」が伴っていないと、承認欲求がそのまま自尊心へと移行しやすくなります。

プライドの正体が承認欲求だともし気づいたら、小さなことからでもいいので行動を起こすことに注力していくようにするといいでしょう。



3)転職したい理由は何だろう?実現したい将来を「偽りない気持ち」で整理する

思うように転職活動が前進しないときこそ、根本に立ち返って考えてみましょう。

たとえば、「そもそもどうして転職したかったのだろう?」「転職してどんなことをより良くしていきたいのだろう?」といったことについて、嘘偽りのない自分の中での「本音」を探ってみるのです。

上司に不満があって転職活動を始めることにした人は、「上司を見返してやる」という気持ちが高まっているかもしれませんし、職場の待遇面に不満があって転職を決意した人は「もっと好待遇の職場で必要とされる人材のはずだ」という思いがあるのかもしれません。

しかし、こうした目先のこだわりは、時として判断力を鈍らせ、冷静な対処を難しくさせてしまうこともあるのです。

見返したい・価値を認めさせたいといった思い以前に、本当は自分は実現したい将来はどんなものなのか、素朴に自問自答してみましょう。

「もっと人の役に立っていることが実感できる仕事がしたい」
「家族との時間を大切にしたい」
「本音で話せる仲間と一緒に働きたい」


転職したいと思わせる動機は、案外このような素朴な思いが原点となっていることも多いのです。



キャリアは思い通りにならないことも多い。自身の想いと「今、現在(ここ)」を大切にしよう

「天職」という言葉があります。

自分が持って生まれた資質と仕事で求められる能力が合致していて、自分がやりたいこと・目指したいことが今まさに与えられている仕事だった——。

このような恵まれた状況を誰もが渇望しますが、大半の人にとって天職を見つけるのは決して簡単なことではありません。成功者として知られる経営者でさえ、成功した要因は8割が「運」だったとさえ言われているのです。

20世紀の終わりに、アメリカであるスタートアップ企業がCadabra.comというネットサービスを開始しました。

書籍をインターネットで販売する事業からスタートした同社はその後、音楽配信や電子書籍販売、映画サブスクリプションサービス、さらには事業者向けサーバーの提供など多方面に事業を拡大し、驚異的な成長を遂げていきます。

この企業グループの創業者がネットビジネスに関心を抱いたきっかけは、当時勤めていた会社の社長に偶然にも命じられたネットビジネスに関する調査業務だったそうです。

Cadabra.comは現在のAmazonの前身となるサービスであり、創業者とはAmazonを率いるジェフ・ベゾス氏です。

若かりし日のベゾス自身、勤務先の社長に命ぜられたネットビジネスの調査がまさかグローバル企業を創業するきっかけになるなど、当時は想像すらしていなかったことでしょう。

このように、「天職」とは人から与えられるものではなく、偶然のチャンスを活かしながら自分で築いていくものなのかもしれません。

たとえ思い通りにならないことが多少あったとしても、自身の思いと「今、現在」を大切にしながら、一歩一歩着実に前進していった先にキャリアが見えてくることもあり得るのです。



まとめ)そのプライドは、本当にあなた自身を前進させていますか?

人が成長していく上で向上心は欠かせないものです。

より良い自分でありたい、人のためになりたいという思いは、向上心を持続させ伸ばしていく意欲を支え、自分自身を前進させていく原動力にもなり得ます。

一方で、プライドの置き方がおかしな方向へと向かい始めると、人から良く見られたい・自分を認めさせたいといったエゴを具現化することにプライドを持ってしまうこともあります。

しかし、こうしたプライドの持ち方は本当の意味で自分を前進させるためにうまく機能せず、空回りしていたり、むしろ傲慢さや自惚れといった評価へとつながりがちだったりします。

もし転職がうまくいかない原因にプライドがあるかもしれないと思う節があるようなら、いま大切にしているプライドは本当に自分自身を前進させているのか、改めて問い直してみる必要があるかもしれません。

プライドを良い方向へ向かわせることができれば、簡単には揺らぐことのない自信や信念となってあなた自身を支えてくれるはずです。





レビューを書く
1
2
3
4
5
送信
     
キャンセル

レビューを書く

レビューの平均:  
 0 レビュー