転職時の「自己分析」の正しいやり方・進め方は?
[最終更新日]2023/05/31

転職活動を始めるにあたって準備しておくべきことの1つに「自己分析」があります。
転職成功に向けて自己分析が重要と聞いたことがある人も多いはずです。でも、もしかしたらこの記事を読んでいるあなたは内心、こんなふうに感じているかもしれません。
「自己分析と言うけれど、結局のところ何をすればいいの・・・?」
「自己分析の具体的な進め方がよく分からない・・・」
目次
1)転職で自己分析が必要になる理由
自己分析の意味や効果を理解することで、自己分析を行っておく必要性についても理解しやすくなるはずです。
まずは自己分析とは何か、なぜ必要なのかといった基本の部分を確認しておきましょう。
そもそも「自己分析」とは?

転職活動での自己分析とは、「自分でも気づいていない自分の一面」も含めて、自身の本質を深く理解することを目的としています。この「本質」には、自分自身の強みだけでなく弱みにあたる部分も含んでいます。
自分自身を客観視し、より深く総合的に捉え直すことによって、自分でも気づいていなかった深層心理にあった転職理由や転職先に求める条件、働き方や仕事そのものに望むことなどを言語化していくことにつながります。
転職活動のための自己分析と聞くと、社会人になってからの自分について分析するイメージを持たれがちですが、必ずしも大人になってからの経験だけが自己分析に役立つわけではありません。
今ここにいるあなたは幼少期からずっと連続した時間を生きてきたわけですから、過去の意外な体験が適職を見つける上で役立つ場合もあります。
そのような視点をもって自己分析に取り組むことで、より深く自分自身を見つめることができるのです。
なぜ「自己分析」が必要なのか

自己分析が必要な理由は主に2つあります。
1つめの理由は、自分を知ることができるという点です。
仕事をする上で、あらゆることを完璧にこなせる人などいません。皆それぞれに得意・不得意や向き・不向きがある中で、自分に向いている仕事や充実感を持って取り組める仕事を選びたいと思っています。
しかし、好きなことが必ずしも得意な仕事に結びつくわけではありませんし、自分ではあまり意識していなかった強みが仕事をする中で分かってくることもあります。
自分の「本質」により近い部分を知っておくことで、自分が本当はどんな仕事をしたいのか、なぜその仕事を選ぶのか、どういった働き方をしたいのか、といった根本的な部分を探ることに役立つのです。
もう1つの理由は、応募先企業にアピールする際に役立つ自分の強みを客観的に分析できる点にあります。
あなた自身は「この仕事は自分に向いている」「採用してもらえれば必ず役に立てる」と確信していても、応募先企業にその根拠が伝わらないと採用してもらえない可能性があります。
自分を客観視しておくことで、第三者に伝わりやすい言葉や伝え方を見出しやすくなり、結果的に選考の通過率を高めることにもつながるのです。
2)転職時の自己分析のやり方・進め方
ここからは、効果的な自己分析にするためのポイントについて確認しておきましょう。
自己分析は「振り返り」→「Will」→「Can」→「Must」の順で行う

自己分析を始めるにあたり、よくやってしまいがちな失敗として「自分には何が向いているだろう?」「どんな仕事ならできそうだろうか?」といった部分から考え始めてしまうことが挙げられます。
こうした分析方法は、一見すると合理的に思えるかもしれません。
しかし、「自分に向いているもの」「自分にできる仕事」を探すための自己分析なのであって、最初からそれらのことが明確になっていればそもそも自己分析の必要はありません。
自己分析のコツは、「根本に立ち返ること」「より本質的な部分を突き止めること」です。
もしかしたら遠回りしているような気がするかもしれませんが、本質から理解していくことによって、よりスムーズに自分の強み・弱みやアピールポイントを浮き彫りにすることができるのです。
具体的には、次の4つのステップで自己分析を進めていくことを心がけてください。
- STEP1 キャリアの棚卸し
- STEP2 転職後に身につけたいスキルを整理する
- STEP3 自分の強み・活かせるスキルを整理し、言語化する
- STEP4 企業が求めるもの・そのためにやるべきことを明確にする
それぞれのステップについて、より詳しくみていきましょう。
STEP1 キャリアの棚卸し

自己分析の最も土台となる重要なプロセスが、この「キャリアの棚卸し」です。
キャリアの棚卸しとは、自分がこれまで携わってきた仕事や経験してきたことを細部化し、1つ1つを言語化していく作業のことを指しています。キャリアの棚卸しが不十分だと自分の経験を言語化することができないため、自分の強み・弱みを客観的に把握することができません。
➀キャリアの棚卸しができていない例
- 法人営業を5年間経験した
②キャリアの棚卸しが不十分な例
- メーカーで法人営業を担当した
- お客様は医療機関
- 売上目標は常に達成してきた
③キャリアの棚卸しを進めた例
- 医療機器メーカーの法人営業として5つの医療法人を担当
- ドクターとの関係構築を通じて傾聴力を磨いてきた
- 売上達成のために行動を1日ごとに計画し、検証してきた
- 結果、売上目標を着実に達成することに成功している
- 前半3年間は自分で顧客との信頼関係を築くことに注力した
- 後半2年間で後輩の指導にもあたってきた
- 後輩の指導にあたる中で自分とはちがった営業スタイルがあることを知った
➀は事実だけを述べているのに対して、③では具体的にどのような経験をし、そこから何を得てきたのかが伝わりやすくなっていることが分かるはずです。キャリアの棚卸しによって、経験の1つ1つが単なる事実の羅列ではなく、具体的な「経験についてのエピソード」になっていきます。
このように、具体的な経験や行動の1つ1つをラベリングしていくように、これまでの仕事をていねいに振り返ってみましょう。
STEP2 転職後のありたい姿・身につけたいスキルを整理する

「キャリアの棚卸しが終わったら、次は自分に何ができるかを考えるのでは?」
そう思った人も多いのではないでしょうか。おそらく、自分にできることを考え、その中からやりたいことを選ぶ、という感覚の人は少なくないはずです。
しかし、実を言うとこれは順序が逆です。転職の場合、職場を変えたい背景には何らかの理由があるでしょう。
「より仕事の幅を広げたい」「労働環境を改善したい」など、理由はちがえど「変えたい理由」があることが必然になるわけです。この点が曖昧だと、選考で「あなたのできることは分かったけれども、それなら今の職場で続けたらいいのでは?」と思われてしまうのです。
まずは、転職における「Will」、つまり今後やってみたいこと、転職後にどうなっていたいか、将来的に身につけていきたいスキルといった、「これから」のことを先に描いていきます。
このプロセスを踏んでおくことで、自分が転職に何を求めているのか、何を実現するための転職なのか、といった目的が明らかになります。
達成すべきゴールが明らかになれば、それを実現するために自分のどういった強みをアピールすべきかが見えてきます。
STEP3 自分の強み・活かせるスキルを整理し、言語化する

次のステップとして、自分にとっての「Can」、つまり自分ができることや得意なこと、自分にとっての強みを整理していきます。
この場合の「強み」は仕事に限ったことではありません。自分がふだん周囲の人とどう関わっているのか、行動やものの見方にどんな傾向があるのか、困難に遭遇したときどう解決しているのか、感情をどうコントロールしているのか、といった自分にまつわるあらゆる属性が関わってきます。
はじめは思いつくまま、自分の強みや弱みを書き出していってもいいでしょう。ただし、徐々にその中から類似したものやまとめられそうなものを見つけ出していき、より抽象度を高めた自分の「傾向」としてまとめていきます。
自分の強みが見えてきたら、STEP2で整理した「転職後のありたい姿・身につけたいスキル」に結びつきそうなもの、親和性が高そうなものを抽出していきましょう。
STEP2とSTEP3がそろうことによって、「自分は今後〇〇していきたい。そのために△△を生かしていきたい。」といった志望動機や自己PRにつなげやすくなります。
STEP4 企業が求めるもの・そのためにやるべきことを明確にする

転職活動では企業の採用選考を受けることになりますので、いくら自分が「こうなりたい」「こんな強みがある」とアピールしたとしても、そのアピールが企業にとって求める人材像(=Must)に合致していなければ採用内定にはつながりません。
とくに中途採用では、企業は「いずれ活躍するかもしれない」人材ではなく「即戦力」を求めていることが多く、なおさらMustを満たしているかどうかを重視する傾向があります。
自分自身の分析に終始するのではなく、自分の強みと企業側のニーズが合致しているかどうかを意識することが重要です。
ただし、企業が求めるMustの条件を必ずしも隈なく満たしているケースばかりではないでしょう。入社したい企業、働いてみたい会社があるものの、そのうち一部のスキルや経験が不足していることも十分に考えられます。
その場合、どうすればその欠けた要素を補えるかを考え、やるべきことを明確にしておきましょう。もちろんMustの条件を全てクリアしていることが企業にとって理想であることは間違いありません。
しかし、仮に欠けた部分があっても、不足している部分をどう補えばいいかを理解している人材であれば、入社後に伸びる余地は十分にあるからです。
3)転職時の自己分析を効果的に進めるための3つのポイント
自己分析の進め方が分かったところで、さっそく始めてみようと考えている人もいるかもしれません。
実際に自己分析を進めていくと、案外うまくいかなかったり、悩んだりしてしまうことは決してめずらしくありません。
自分でも気づいていなかった自分の本質的な部分を見つめる作業ですから、難航することがあっても不思議ではないのです。
そこで、少しでもスムーズに自己分析を行うために、効果的に自己分析を進めるポイントを紹介します。
あらかじめ知っておくだけでなく、自己分析で行き詰まってしまったときも、ぜひ解決のヒントにしてください。
自己分析で得た強みやキャリアは、具体的なエピソードも交えて説明できるように

自己分析を通じて自身の強みを把握することができたら、最後の仕上げとしてアウトプットできるよう準備しておくことが非常に重要です。
せっかく自己分析ができていても、応募書類や面接で言葉として届くものになっていなければ応募先企業には伝わりません。具体的な言葉として伝えられるようにしておくことは必須と考えてください。
自分自身といかに向き合ってきたかが伝わるのは、どこにでもある一般論ではなくその人固有の体験として語られたときです。最も分かりやすいのは自分が実際に経験してきたエピソードを交えることでしょう。
具体的なエピソードを交えて自分自身の強みを伝えることで、他のどの応募者とも似ていない、あなただけの固有のメッセージとなって届けることができるのです。
エピソードを交える場合は、「なぜその行動・考え方を大切にしているのか」に始まり、「その結果、どのような成果がもたらされたのか」へとつなげることを意識しましょう。
面接や職務経歴書で「エピソード」として自己PRをするときの伝え方
エピソードを紹介する目的は、自己PRでのアピールポイントを補完することにあります。
その為、何をアピールしているかが伝わりやすい構成を意識すると良いでしょう。
お薦めする話し方は、「イントロ」「ボディ」「エンディング」で構成される三段論法です。

まずイントロでは、自身のアピールポイントをはっきり伝えつつ、「それに関連する事柄で、以前このようなことがありました」といった物語の導入を述べて、聴き手(面接官)の注意をひかせます。
続いてボディの箇所では、具体的なエピソードを詳細に、冗長になりすぎない程度に伝えます。
エピソードの締めである「エンディング」は「このように、私には〇〇という強みがあります」と、再度アピールポイントを伝えてまとめることで、何をアピールするためのエピソードだったのかを強調します。
ポイントは、①具体的な事例を分かりやすく伝えること、そして②アピールポイントは簡潔にまとめることです。
自己分析に行き詰ったら「モチベーショングラフ」を作ってみる

転職のための自己分析となると、どうしても「仕事」という縛りや「今の職場」「転職してからの職場」といった制限の中で考えがちになります。
もしその枠の中で考えることに行き詰まってしまったら、より視野を広げてみることをおすすめします。
今の自分自身を形成しているのは、言うまでもなく過去の自分です。決して短い時間ではありませんので、良かったときとそうでないときといったように、さまざまな浮き沈みがあったことでしょう。
そのときどきで自分が感じていたモチベーションを、自分の実感としてグラフ化してみましょう。下図はその一例です。

このような「モチベーショングラフ」を作ることを通じて、自分がどんなときに幸福感をより高く感じていたのか、何をしているときにモチベーションが高まっていたのかが可視化されます。
反対に、何をしていると辛い・楽しくないと感じるかも分かりやすくなるでしょう。モチベーショングラフを改めて眺めてみることで、自分が強みを発揮しやすい場面や分野がより見えやすくなるはずです。
転職エージェントなど、第三者による「他己分析」も重要

自己分析は基本的に自分で自分を分析することを指していますが、必ずしも全てを自力で貫徹しなくてはならないわけではありません。
自分のことは案外自分では見えていなかったり、第三者から見えている自分の特性のほうが的確であったりすることもめずらしくないからです。
身近な知人や同僚に「僕はどんな人間だと思う?」と改めて聞きづらいようなら、第三者の代表として転職エージェントに相談するのも1つの方法です。
キャリアアドバイザーの目に映るあなたは、同じように第三者である企業の採用担当者と同じ視点を持っている可能性が高いでしょう。客観的な立場からアドバイスをしてもらうことによって、自分では気づいていなかった自分自身の一面を知ることにも役立つはずで。
このように、転職エージェントに相談することで得られる「他己分析」の視点を参考にすることも重要です。
転職エージェントは今すぐ転職する意思がなくても利用・相談することができますので、自己分析を補強する意味で登録しておくと心強く感じられるでしょう。
4)「自己分析」をサポートしてくれるおすすめ転職エージェント
マイナビエージェント──書類添削・模擬面接のサポートを通して、自己分析を深められる
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書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。
マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。
とくに20代〜30代前半の転職サポートを得意としており、職務経歴書の添削や模擬面接のサポートを経て、転職者の自己分析・キャリアプランの形成を手助けしてくれます。
マイナビエージェントは転職の際の書類通過率・面接通過率を向上するための取り組みに注力しているといいます。転職における書類作成や面接に不安を感じる人にもおすすめです。
マイナビエージェントの活用メリットとおすすめポイント
業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえるのが特徴です。業界・職種に特有の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーに相談できるでしょう。

引用元:マイナビエージェント公式HP
マイナビエージェントの書類添削、面接対策のサポートには以下の特徴があります。
応募書類の添削
担当アドバイザーは転職者との面談を通して、応募する企業それぞれに対して「書類に書くべき親和性の高いエピソードや企業にとって魅力となるスキル」をアドバイスします。
企業によって注目するスキルや経歴、またそれに伴うエピソードは異なります。マイナビエージェントでは、それぞれの企業の書類で注目するポイントを把握したうえで、アピールすべきポイントを伝えてくれるでしょう。
面接対策(模擬面接の実施)
マイナビエージェントでは、面接が苦手・不得意な転職者に向け、模擬面接を行っています。
これまでの支援実績をもとに、応募する企業が転職者の何を知りたいのか、転職者が伝えるべき情報はなにかについて模擬面接を通して丁寧に説明してくれるでしょう。
また、面接を通して質問への受け答え方、話す速度や強弱などもアドバイスしてくれますので、自己PRなどの面接力に不安のある方にもおすすめです。
マイナビエージェントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約4.6万件(2023年3月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|マーケティング|広報|人事|経理|クリエイティブ(Web・編集・制作など)|ITコンサルタント|システムエンジニア|金融アナリスト|調査・分析|看護師|薬剤師|保育士|不動産専門職|建築・設計アシスタント|デザイナーなど |
登録時に「転職理由」と「希望条件(優先したいこと・叶えたいこと)」を丁寧に記入しておくと、その後の求人紹介やサポートもスムーズに進みます。
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dodaの活用メリットとおすすめポイント
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「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という方は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。
dodaの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
求人数 | 20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
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これらツールを利用することによって、自己分析と自己PRの準備を効率的に進められるでしょう。
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まとめ)自己分析はスムーズに進まなくても焦らずに取り組もう

転職活動において「自己分析」という言葉は一般的によく使われていますが、本来自分自身と向き合うことは決して簡単なことではありません。
自分自身のことだからこそ、よく分かっていないことや見えにくいこともあるからです。
むしろ、自己分析が最初からスムーズに進み、何の問題もなく終えられるほうがレアケースだと考えましょう。
もしうまくいかないことが出てきても決して焦らず、この記事で紹介した手順やポイントを参考に、粘り強く自己分析を進めるのです。
ついつい焦ってしまい、自己分析が不十分なまま選考にのぞんでしまうほうがよほど問題です。
自己分析で得られた自分自身の強みやキャリア観は必ず転職活動でプラスに作用すると信じて、ぜひじっくりと取り組んでみてください。