外資系企業への転職のおすすめ転職エージェント・ランキング|選び方とスマートな活用法
[最終更新日]2023/04/28

この記事では、外資系企業への転職を目指す際の「おすすめ転職エージェント」をランキング形式で紹介しています。
ランキングの評価ポイントは、外資系またはグローバル企業における「転職支援実績」と「求人数」、そして実際に利用した人の評価(※弊社インターネット調査 2020年4月~2023年3月)より導き出しています。
また、「外資系への転職は今回が初めて」という方向けに、はじめに転職エージェントの選び方・活用法についてもまとめました。
目次
1)外資系企業向けおすすめ転職エージェントTOP15 それぞれの特徴
サービス名 | JACリクルートメント![]() |
リクルートダイレクトスカウト![]() |
ロバート・ウォルターズ![]() |
エンワールド![]() |
ランスタッド![]() |
リクルートエージェント![]() |
ビズリーチ![]() |
doda X![]() |
MS-Japan![]() |
LHH転職エージェント![]() |
doda![]() |
コトラ![]() |
アクシスコンサルティング![]() |
マイケル・ペイジ![]() |
ヘイズ・ジャパン![]() |
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メリット |
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デメリット |
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外資系企業求人数 | 約150件 | 約9,700件 | 約1,800件 | 約85 0件 | 約1,600件 | 約5,800件 | 約2,900件 | 非公開 | 約1,500件 | 約1,400件 | 約5,400件 | 約2,000件 | 非公開 | 約3,500件 | 非公開 |
得意業界/職種 | IT・通信、商社・流通など | IT、コンサル、建設など | IT、メーカー、金融など | 経理・財務、金融・保険など | 医療機器・医薬、製造など | IT・通信、不動産・建設など | IT、コンサル、メーカーなど | IT・通信、メーカーなど | 経理・財務、人事・総務など | IT・通信、メーカーなど | IT・通信、メーカーなど | 金融、コンサル、管理部門など | ITコンサル・エンジニアなど | 経理・財務、金融、ITなど | IT・デジタル、製造など |
対応拠点 | ◎全国 | ◎全国 | ◎全国 | 東京・名古屋・大阪 | ◎全国 | ◎全国 | ◎全国 | ◎全国 | ◎関東 | 関東・関西・東海 | ◎全国 | ◎全国 | 東京・大阪 | ◎全国 | 東京・神奈川・大阪 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2023年4月時点のものです。
1位 JACリクルートメント
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外資系企業の求人数 約150件(2023年4月現在) 特徴 - 「年収600万円以上」のハイクラス向け求人が豊富
- キャリアの棚卸し、キャリアプラン相談などの品質が高い
- 外資系・グローバル企業への支援実績が豊富
対応エリア 全国 公式サイト https://www.jac-recruitment.jp/
JACリクルートメントの特徴と「おすすめポイント」
JACリクルートメントは1975年にイギリスで創業した人材サービスで、アジア・ヨーロッパ11ヶ国で事業を展開しています。
外資系・グローバル企業への転職支援実績が豊富にあることから、外資系企業への転職を検討している人におすすめしたいサービスです。
保有する求人には年収600万円以上のハイクラス向けのものが多く、中には年収1,000万円を超えるものも見られます。

外資系企業では「EMC(電子機器)」関連の求人がとくに豊富ですので、この分野への転職を検討している人は登録しておくことをおすすめします。
在籍コンサルタントのサポート品質が高く、キャリアの棚卸しやキャリアプランに関する相談にも的確に応じてもらえます。
求人紹介に留まらず、今後のキャリアを見据えて転職活動を進めたい人は、JACリクルートメントの活用を検討しておきましょう。
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2位 リクルートダイレクトスカウト
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外資系企業の求人数 約9,700件(2023年4月現在) 特徴 - リクルートが運営する「ハイクラス・エグゼクティブ向け」のヘッドハンティング型の転職サービス
- 年収800万円以上の高年収案件がメイン
- ヘッドハンターを転職者側で選ぶことができる
対応エリア 全国(+海外) 公式サイト https://directscout.recruit.co.jp/
リクルートダイレクトスカウトの特徴と「おすすめポイント」
リクルートダイレクトスカウトは、リクルートが運営するハイクラス・エグゼクティブ人材に特化したヘッドハンティング型転職サービスです。
年収800万円以上の高年収案件が主軸となっており、外資系企業の求人も豊富に保有しています。

外資系企業では「金融」「メーカー」「メディカル」といった分野の求人が多く見られるのが特徴です。
マネージャークラスを求める企業も多数あり、年収1,200〜1,400万円を提示している企業も含まれています。これまでの経験・実績を礎にキャリアアップや年収アップを図りたい人に適したサービスといえるでしょう。
ヘッドハンターのプロフィールを閲覧した上で、外資系企業への転職支援を得意とするヘッドハンターを指名することも可能です。

外資系企業を熟知したプロフェッショナルに相談しておきたい人にとって、心強い存在となるはずです。
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3位 ロバート・ウォルターズ
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外資系企業の求人数 約1,800件(2023年4月現在) 特徴 - 外資系・グローバル企業への転職支援に強い
- キャリアコンサルタントはバイリンガルで各業界に精通したスタッフで構成
- 選考突破率の高さと転職成功までのスピード感
対応エリア 全国 公式サイト https://www.robertwalters.co.jp/
ロバート・ウォルターズの特徴と「おすすめポイント」
ロバート・ウォルターズは世界31ヶ国の主要都市に拠点を持つ人材サービスで、日本においても20年以上にわたってグローバル人材に特化した転職支援を展開してきました。
とくにスペシャリスト人材の転職支援を得意としており、外資系企業の求人も豊富にそろっています。
外資系企業では「IT」「メーカー」「金融」「医薬・製薬」といった分野の求人が多く見られ、年収1,000万円以上の案件も豊富に保有しています。
マネージャークラスの募集も多数ありますので、キャリアアップを図りたい人や年収アップを実現したい人に適したサービスです。
在籍キャリアコンサルタントはバイリンガルのスタッフがそろっており、各業界の高い専門性を備えています。
選考突破率の高さと転職成功までのスピード感には定評がありますので、スピーディに転職先を見つけたい人はローバート・ウォルターズに相談してみるといいでしょう。
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4位 エンワールド
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外資系企業の求人数 約850件(2023年4月現在) 特徴 - ハイクラス・グローバル企業の転職サポートに強い
- キャリアアドバイザーによるサポートが親身
- ヘッドハンティングサービスも行っている
対応エリア 東京・名古屋・大阪 公式サイト https://www.enworld.com/
エンワールドの特徴と「おすすめポイント」
エンワールドは外資系・多国籍企業への転職支援を得意とするサービスです。ハイクラス人材の転職サポートに強く、管理職・経営幹部・スペシャリスト職などの求人が豊富にそろっています。
公開求人のうち、とくに「テクノロジー・デジタル・通信」「経理・財務」「ライフサイエンス」「消費財・日用品・サービス・小売・広告」といった職種を求める外資系企業が多く見られます。
中には年収2,000万円を超える案件も見られますので、キャリアアップや年収アップを図りたい人にもおすすめです。
キャリアアドバイザーによる親身なサポートのほか、ヘッドハンティングサービスも扱っています。
経歴や実績に興味を持ったヘッドハンターから声がかかるので、選考から採用までがスムーズに進むことも十分に考えられるでしょう。
外資系企業への転職をメインに考えるのであれば、エンワールドは登録しておきたいサービスの1つといえます。
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5位 ランスタッド
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外資系企業の求人数 約1,600件(2023年4月現在) 特徴 - 国内93か所に拠点を持っている
- 公開求人の80%が年収800万円以上
- キャリアコンサルタントの専門分野における知見が深い
対応エリア 全国 公式サイト https://www.randstad.co.jp/
ランスタッドの特徴と「おすすめポイント」
ランスタッドはオランダ発祥の転職サービスで、世界39ヶ国に4,700以上にものぼる拠点数を構える世界トップクラスの人材サービスです。国内にも93ヶ所の拠点を持ち、全国主要都市をカバーする充実したサービス体制が大きな特徴となっています。
公開求人の80%は年収800万円以上であり、ハイクラス人材を対象としたサービスといえます。
外資系企業では「メーカー」「メディカル」といった業種の求人が多く、マネージャー採用の案件も複数見られます。
管理職経験者やスペシャリスト人材にとって、手腕を発揮できる転職先を紹介してもらえる可能性が高いでしょう。
在籍キャリアコンサルタントはバイリンガルのスタッフも多く、各自が業界ごとの専門性を備えています。専門分野に対する高い知見を元にアドバイスをしてもらえますので、転職成功率を高めることにつながるはずです。
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6位 リクルートエージェント
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外資系企業の求人数 約5,800件(2023年4月現在) 特徴 - 保有求人数&成約実績国内No.1
- 過去45万人以上の支援実績からくる高品質なサポート
- 「職務経歴書エディター」で職務経歴書の作成が簡単
対応エリア 全国 公式サイト https://www.r-agent.com/
リクルートエージェントの特徴と「おすすめポイント」
リクルートエージェントは保有求人数・成約実績ともに国内No.1の転職サービスとして知られています。過去45万人の転職支援に携わってきた実績を元に、高品質なサポートを受けられるのが特徴です。
外資系企業の求人としては、「IT・通信業界」「コンサルティング業界」がとくに多く見られます。とくに「SIer」「総合SIベンダー」「ITコンサルティング」といった職種の求人が多いので、これらの業界・職種に転職を検討している人は積極的に活用する意義があるでしょう。
登録後は「職務経歴書エディター」の利用が可能となり、登録したレジュメを元に職務経歴書を生成することができます。英文レジュメのサンプルも公開されていますので、外資系企業への応募時に活用できるはずです。
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7位 ビズリーチ
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外資系企業の求人数 約2,900件(2023年4月現在) 特徴 - 好条件のヘッドハンティングを受け身で待つことができる
- スカウトからの転職成功率が高い
- 有料会員に登録すると「年収1,000万円以上」の案件にもアクセスできる
対応エリア 全国 公式サイト https://www.bizreach.jp/
ビズリーチの特徴と「おすすめポイント」
ビズリーチはハイクラス人材を対象とした転職サービスです。保有求人の約3分の1は年収1,000万円以上の案件が占めており、高年収帯の求人やマネージャークラスを対象とした求人を優先的に探したい人に適しています。
外資系企業では「コンサルティング」分野の求人が豊富で、公開求人のうち3割以上を占めています。
このほか「SIer」「ソフトウェア」といった分野の求人も多数保有していますので、これらの分野への転職を検討している人は登録しておくことをおすすめします。
経歴や実績に関心を寄せた企業・ヘッドハンターからスカウトが届くため、スカウトからの転職成功率が高いのが特徴です。

有料会員に登録すると年収1,000万円の案件を自分で探すことも可能です。
複数の案件をじっくりと比較検討したい人に適したサービスといえるでしょう。

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8位 doda X
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外資系企業の求人数 非公開 特徴 - 厳選されたヘッドハンターによるスカウトがもらえる
- これからの多様な働き方に沿った案件が多い
- 第三者と対話し悩みを解消できる「クラウドキャリアコーチ」が便利
対応エリア 全国 公式サイト https://ix-tenshoku.jp/
doda Xの特徴と「おすすめポイント」
doda Xはdodaを運営するパーソルグループによる、ハイクラス人材向け転職サービスです。ヘッドハンターによるスカウトを主体としており、年収600万円以上の求人を多数保有しています。
外資系企業では「IT・通信」分野の求人が多く見られ、とくに「ベンダー」「システムインテグレータ」の求人が豊富です。IT系職種の実務経験や実績を元にキャリアアップを図りたい人に適したサービスといえるでしょう。
独自のサービスとして、人材育成コンサルティング企業との提携による有料キャリア相談サービス「クラウドキャリアコーチ」を用意しています。

専属サポーターが第三者の視点からアドバイスをしてくれるので、対話を通じて転職の悩みや疑問点を解消できるのです。
外資系企業への転職が今後のキャリアにプラスになるかどうかなど、専門家に聞いておきたい人は、クラウドキャリアコーチも併せて活用することをおすすめします。
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9位 MS-Japan
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外資系企業の求人数 約1,500件(2023年4月現在) 特徴 - 日本政策投資銀行、野村証券、外資系コンサルなど業界出身者がサポート
- ファンド・VC、M&A、FAS関連の積極採用・高年収求人が豊富
- 豊富な支援実績からくるノウハウ、カウンセリングに定評
対応エリア 関東 公式サイト https://www.jmsc.co.jp/
MS-Japanの特徴と「おすすめポイント」
MS-Japanは管理部門・士業の転職支援の専門サービスです。
創業から25年間でのべ20,000名以上の人材を企業の管理部門へ紹介してきた実績があります。管理部門に採用が決まった転職者のサービス利用実績は業界トップとなっています。
外資系・グローバル企業の求人には「経理・財務」「法務」「人事・総務」といった職種が多いのが特徴です。
ファンド・VC、M&A、FAS関連の積極採用企業、高年収求人も豊富に扱っています。全体の約90%は非公開求人ですので、希望条件に合う求人を紹介してもらえる可能性は十分にあるはずです。
キャリアアドバイザーには外資系コンサル経験者など、外資系企業での勤務経験を持つ人材も多数在籍しています。
豊富な支援実績に裏打ちされたノウハウやカウンセリングは、多くの転職経験者から高く評価されています。外資系企業の管理部門に転職したい人は、MS-Japanの活用を検討しておくとよいでしょう。
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10位 LHH転職エージェント
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外資系企業の求人数 約1,400件(2023年4月現在) 特徴 - グローバル人材紹介会社「アデコ」が運営している転職サービス
- 法人営業とコンサルタント兼任により、詳しい企業情報を提供している
- 外資系・グローバル企業へのサポートに強い
対応エリア - 1都3県(東京・埼玉・千葉・神奈川)
- 関西(大阪・京都・滋賀・和歌山・奈良・兵庫)
- 東海(静岡・愛知・岐阜・三重)
公式サイト https://www.springjapan.com/
LHH転職エージェントの特徴と「おすすめポイント」
LHH転職エージェントはグローバル人材紹介会社「アデコ」が運営する転職サービスです。
アデコを利用して人材募集を行う海外企業からの引き合いが多く、外資系・グローバル企業への転職サポートを得意としています。
在籍コンサルタントは求人企業の担当と転職者の担当を兼任する「360度コンサルティング」のため、コンサルタント自身が直接ヒアリングした情報を転職者に提供できるのが特徴です。
詳細かつ精度の高い情報を収集したい人に適した体制といえるでしょう。
保有求人には「エンジニア(電気・電子・機械)系」「営業系」「IT系」といった職種が多数見られます。とくにこれらの職種で外資系企業への転職を希望している人は、LHH転職エージェントへの登録を検討しておく意義があるでしょう。
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11位 doda
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外資系企業の求人数 約5,400件(2023年4月現在) 特徴 - 転職エージェント・転職サイト両方の機能を使える
- 企業からのスカウトメールを多くもらえる
- 「レジュメビルダー」により職務経歴書の作成が簡単
対応エリア 全国 公式サイト https://www.axc.ne.jp/
dodaの特徴と「おすすめポイント」
dodaは国内最大級の求人数を保有する転職サービスとして多くの転職経験者から高く評価されています。
転職エージェントと転職サイト両方の機能を備えており、自分で求人を探しつつキャリアアドバイザーによる求人の提案も受けられるのが大きな特徴です。

外資系企業の公開求人には「技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)」「営業職」「技術職(機械・電気)」「企画・管理」「医療系専門職」といった職種が多く見られます。
非公開求人を紹介してもらうこともできるので、とくにこれらの職種を希望している人はdodaに登録しておくことをおすすめします。
また、dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業からの直接スカウトが多数届くことでも知られています。

dodaで登録したレジュメに興味を持った企業から面接確約のオファーが届くことも多いです。希望条件に外資系企業を指定しておくことで、外資系企業から直接スカウトが届くチャンスが広がるでしょう。
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12位 コトラ
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外資系企業の求人数 約2,000件(2023年4月現在) 特徴 - 金融・IT・コンサル業界に強い転職サービス
- アドバイザーの専門性・選考通過率が高い
- 独自に開発した「自己診断サーベイ」が自己分析に役立つ
対応エリア 東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪・福岡・海外 公式サイト https://www.kotora.jp/
コトラの特徴と「おすすめポイント」
コトラは金融・IT・コンサル業界への転職支援を得意とする転職サービスです。プロフェッショナル人材を求める企業からの依頼が多く、ハイクラス転職に適したサービスといえます。
外資系企業の求人も豊富に保有しており、とくに金融系の業種が多く見られます。
営業をはじめ、内部統制や法務・リスクマネジメント、IT系職種まで幅広い仕事内容の求人がありますので、これまでの業務経験や実績を生かして外資系金融機関で手腕を発揮したい人に適しています。
在籍アドバイザーは金融・コンサル・ITといった業界の出身者のため、実体験にもとづくアドバイスが可能です。
選考通過率の高さは、キャリアコンサルティングの質が高いことの証左といえるでしょう。質の高いサポートにより、外資系企業への転職成功率を高めたい人は、コトラの活用をおすすめします。
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13位 アクシスコンサルティング
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外資系企業の求人数 非公開 特徴 - コンサルティングのキャリア支援に強い(ITコンサルも含む)
- サポート期間が平均「3年間」と長めに設定されている
- 独立やフリーランスへのサポートも行ってくれる
対応エリア 東京・大阪 公式サイト https://www.axc.ne.jp/
アクシスコンサルティングの特徴と「おすすめポイント」
アクシスコンサルティングはコンサル・ITの転職支援に強いことで知られる転職サービスです。
CXOなどの経営層をはじめとするハイキャリア人材の転職支援に強く、外資系・グローバル企業の求人も豊富に保有しています。
一般的な転職エージェントではサポート期間が数ヶ月程度のことが多い中、アクシスコンサルティングでは平均「3年間」ものサポート期間を設定しています。「良い話があれば聞いてみたい」といったスタンスで、じっくりと転職先を検討したい人に適したサービスといえるでしょう。
求人のうち約77%は非公開求人のため、希少なポジションやレア案件を紹介してもらえる可能性もあります。
将来的な独立やフリーランスへの転身も含めてアドバイスをしてくれますので、外資系企業への転職をきっかけに今後のキャリアを長期的な視野で検討しておきたい人にもおすすめのサービスです。
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14位 マイケル・ペイジ
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外資系企業の求人数 約3,500件(2023年4月現在) 特徴 - 外資系・日経グローバル企業のサポートに強い
- 登録から内定までのスピード感
- 非公開求人も豊富
対応エリア - 関東(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・群馬・栃木)
- 東海(愛知・静岡)
- 関西(大阪・兵庫・京都)
- 中国(広島)
- 九州(福岡)
公式サイト https://www.michaelpage.co.jp/
マイケル・ペイジの特徴と「おすすめポイント」
マイケル・ペイジは1976年にイギリスで創業した人材紹介企業で、世界36ヶ国・141支店にてグローバルサービスを展開しています。
日本には2001年に進出し、外資系企業や日系グローバル企業への転職支援を専門に扱っています。
外資系企業への転職支援実績は1,400社以上にのぼります。日本においてもよく知られている著名な外資系企業から、日本進出を予定している新興企業まで、幅広い案件を独自に保有しているのが特徴です。
経理・財務、金融、IT、ライフサイエンス、法務、営業など、幅広い職種をカバーしていますので、外資系企業への転職を目指している人に最適です。
公式サイトに掲載されている求人以外にも、登録後に紹介可能となる非公開求人も多数保有しています。
外資系企業への転職支援に特化したサービスとして、登録しておきたい転職エージェントの1つといえるでしょう。
15位 ヘイズ・ジャパン
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外資系企業の求人数 非公開 特徴 - IT・デジタル・製造系の求人が多い
- 担当コンサルタントのカウンセリングの品質が高い
- グローバル市場の最新情報をSNSで配信している
対応エリア 東京・神奈川・大阪 公式サイト https://www.hays.co.jp/
ヘイズ・ジャパンの特徴と「おすすめポイント」
ヘイズ・ジャパンはイギリス発祥の人材サービスで、日本国内に3拠点を持つグローバル人材紹介サービスです。バイリンガル人材・スペシャリスト人材の転職支援を得意としており、とくにIT・デジタル・製造系の求人を数多く保有しています。
コンサルタントは日本人スタッフだけでなく、さまざまな国籍の外国人スタッフも在籍しています。人材を募集する企業の動向や本国の情勢を踏まえてアドバイスしてくれるため、質の高いカウンセリングを実現できるのです。
公式Facebookページでは、グローバル市場の最新情報を積極的に発信しており、興味深い情報や転職活動に役立つノウハウを知ることができます。外資系企業に特化して転職活動を進める予定の人にとって、登録しておきたいサービスの1つといえるでしょう。
2)外資系企業向け転職エージェントの選び方と利用する際のポイント
外資系企業への転職で転職エージェント選びをする際は、以下4つのポイントを意識すると良いでしょう。
キャリアの棚卸しや企業研究を行っておくと、エージェント選びがしやすくなる

外資系企業の転職面接(選考)で、企業側採用担当は以下の点を見ることが多いです。
- 自社の求める人物像に合っているか(事業内容・業務内容にマッチしているか)
- 自分の考えで行動し、結果に責任を持てるか(積極性・自発性)
- 異なる価値観や異文化を受け入れ、円滑な関係構築ができるか(コミュニケーション力)
- チームワークでの働き方で、パフォーマンスを高められるか(協調性)
このうち一点目の「自社の求める人物像に合っているか」については、求められるものは企業や募集ポジションによって変わります。
「企業に合わせてPR」するスタンスも大切ですが、まずは「自分とはどのような人物像で、どのような分野で価値発揮できるのか(市場価値があるのか)」を明確にしておくべきでしょう。
それにより、自分がどの外資系企業に応募するべきかの選択もしやすくなります。

また、こうしたキャリアの棚卸しは転職エージェント選びをする際にも有効です。
なぜなら、「この企業は自分にマッチしそう」と思える求人を多く掲載している転職エージェントを優先的に選べるようになるからです。
また、多くの転職エージェントにおいて、「職歴書(レジュメ)をしっかり書いてある担当者に対しては、優秀な担当者が付きやすい」といいます。キャリアの棚卸しを丁寧に行うことは、登録後のサービス有効活用にも繋がるでしょう。
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外資系企業への転職支援の実績が豊富なエージェントを選ぶ

外資系企業は日系企業と比べてインターネット上で確認できる情報が限られていたりと、企業研究の難易度が高まることが多いです。
また、書類選考の際は英文履歴書や英文レジュメを求められることも少なくなく、通常よりも事前準備に時間をかけなくてはならないケースが殆どでしょう。
そうした準備の際、技師系企業への転職支援の実績が豊富な転職エージェントからのサポートは大いに助けになるはずです。実績の豊富さについては、以下の点をチェックしておくと良いでしょう。
- 取引企業の多さ(≒求人数・累計実績)
- サポート範囲(キャリア相談や書類添削・面接対策・条件交渉の手厚さ)
- 対応職種・業種
一点目の「取引企業の多さ(≒求人数・累計実績)」が多いほど、エージェントはノウハウを積み上げているはずです。また、転職者をプッシュする交渉力にも関わるでしょう。
二点目、三点目については本記事で各転職エージェントの特徴・傾向を詳しくまとめていますので、併せてご覧ください。
転職エージェントは複数登録しておく

転職エージェントは1社しか登録してはならないというルールはありません。
むしろ、各エージェントが独自に非公開求人を保有しているケースも多いことから、複数の転職エージェントを併用することで希望条件に合う求人を紹介してもらえる確率が高まります。
特に、外資系企業への転職の際に対象となる求人はその殆どが「非公開求人」で、保有状況は転職エージェント各社によって異なります。

担当コンサルタントに関しても、複数のコンサルタントで担当がつくことにより、それぞれのコンサルタントの助言が的確かどうかを比較検討しやすくなるはずです。
最も頼れると感じたコンサルタントに応募以降もサポートしてもらうことで、より信頼関係を築きやすくなるでしょう。
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担当コンサルタントとのやり取りのしやすさも重要

転職エージェントの活用効果は、担当コンサルタント次第で大きく変わります。
そのため、担当についたコンサルタントの「良し悪し」については早いタイミングで見極めたいところです。
担当コンサルタントの見極めは、以下の観点を持っておくことが有効です。
- こちらの話を親身に聴いてくれるか
- 求人紹介の際に、「なぜそれがおすすめか」について納得いく説明をしてくれるか
- 目指す業界・職種および企業について、詳しいか
避けるべきコンサルタントとは、「売上目的で転職者に求人紹介する」、「転職者の目指す業界・職種および企業について詳しくない」という2つのタイプです。
例えば、2つ目の「何故おすすめなのかを説明してくれるか」については、担当コンサルタントより求人を紹介された際に、「なんでこの企業を私に薦めたんですか?」「このなかで、いちばんお薦めだと思うのはどれですか?また、その理由は?」といった質問をしてみるのです。
その回答を聞けば、相手がこちらのことをしっかり考えて紹介しているかどうかがわかるでしょう。
また、前項でもお伝えしたように事前に企業研究を進めておくことで、担当コンサルタントがどれだけ業界や企業についてしっかりとした知識・理解を持っているかが分かるようになります。
あまりきちんと考えて求人紹介していないと感じられた場合や、「こちらの希望する分野について、あまり詳しくなさそうだ」と感じられるようでしたら、他の転職エージェントにシフトしていくか、またはコンサルタントの担当変更を検討することをおすすめします。
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焦って急ぎの転職は危険。「マッチする企業」をじっくりと探すスタイルで進められるサービスを

外資系企業の求人のうち、要職ポストをはじめとする好条件のものは、大抵が「空き要員の募集」です。
日系企業の求人と比べてそもそもの求人母数は少なく、対象の求人はピンポイントで発生して、「ないときはほぼ全くない」こともあります。
そのため、転職活動においては「良い案件が出たときにすぐ知れるよう、網を張っておく」形が望ましいでしょう。
また、好待遇の求人はその殆どが「非公開求人(転職サイト等一般の求人媒体には紹介されない求人)」か、それぞれの転職エージェントのみが持つ「独占求人」です。
こうしたことからも、転職エージェントは複数登録しておいた方が、網にかかりやすくなります。
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特にミドル層以降の転職者の方では、ハイクラス層になるほど転職の活動期間は長くなるといいます。つまり、転職エージェント登録後は自分の希望にマッチする求人が出るのを待ちつつ、「良いのがあったら本格的に動く」スタイルを取っているのです。
「ミドル世代の転職で、失敗する人・成功する人の傾向」について(現役キャリアアドバイザー 武蔵野さん)
- 武蔵野
さん -
ミドル代で転職して失敗してしまう人に多いケースが、「転職したい」と思ってから転職活動をするパターンです。逆に成功する人に多いのが、先に転職エージェントに登録し、1~2年くらいかけて情報収集するような人たちですね。「良いのがあったら動く」というスタイルです。
前者はいわば、何かしら「今の仕事を辞めたい」というような、マイナスの要素があったときに動くタイプで、マイナスをゼロにしようという意識が強い。だから、妥協してしまったり、「とりあえず内定もらえたら御の字」という転職スタイルになりやすく、失敗やミスマッチ転職を起こしがちでしょう。
後者は「良いところが見つかったら転職しよう」という、プラスの要素で動くタイプですので、自分に合ってるものしか応募しないこともあり、成功&年収アップしやすい傾向にあります。
まとめ)外資系企業への転職支援に強いサービスを積極的に活用しよう
今回紹介してきた15の転職サービスは、それぞれ得意とする業種・職種やサービスの特徴が異なっています。転職エージェントとひと口に言っても、サービスの特性を理解した上で活用していくことが非常に重要です。
外資系企業への転職活動においては、国内企業にはない情報やノウハウが必須となることもめずらしくありません。
外資系企業への転職支援実績が豊富なサービスを活用して、転職成功率を高めておくことを強くおすすめします。ぜひ自分に合った転職サービスを見つけて、外資系企業への転職を成功させてください。