グロースハッカーってどんな仕事?未経験でグロースハッカーに転職する際のポイント4点
[最終更新日]2022/03/22

IT・WEB業界で今大注目されているのが「グロースハッカー」という職業です。
日本ではまだ一般的には馴染みのない職業ですが、マーケティングの世界では欠かせない存在となったグロースハッカーとは、一体どんな職業なのでしょうか?
また、いち早く日本でグロースハッカーとして転職をするにはどのような手段が近道なのでしょうか?
目次
1)そもそもグロースハッカーって何?

グロースハッカーという仕事は2010年、アメリカQualaroo社CEOショーン・エリスによって提唱され初めて認識された職業です。
とても新しいこのグロースハッカーという職業は、「ハッカー」という言葉の響きからITやWEB業界だけの業種だと思われがちですが、その活動はインターネット上だけではありません。
アプリやホームページなどを含む製品やサービスをより多くの人に届けるためにはどのように動けばよいのか、どこに市場があるのかなどを分析し、ユーザーの獲得や収益の向上を目指すのがグロースハッカーの仕事です。
例えばひとつのアプリに関わるグロースハッカーの場合、アプリ利用者がどのような年齢層でどんなことに興味があるのか、使う時間帯やアプリのヘビーユーザーになるきっかけなどを細かく分析しアプリ自体を急成長させていくのがグロースハッカーの仕事内容。
業務はデザインや内容の改善など多岐に渡り、市場調査から改善まで何でも行うのが特徴。
簡単にまとめると「ビジネス成長の請負人」といったところでしょうか。
グロースハッカーとマーケターとの違い

市場を分析し、製品やサービスを成長させる職業と聞くと今まであった「マーケター」という仕事と似ていることに気が付きます。
グロースハッカーとマーケターは確かに似た部分もありますが、決定的に違うのがマーケターが完成したサービスや製品を売り込むという仕事内容であることに対してグロースハッカーは売り込むだけでなく自らの手で売れるように改善していくということです。
グロースハッカーは製品やサービスを売れるであろう市場に売りに行くだけでなく、それらを改善しより売れる方向へと導くのがメインの仕事です。
マーケターという仕事とエンジニアという両方の面を併せ持っているのがグロースハッカーという訳ですね。
グロースハッカーの業務内容

マーケティング、そしてエンジニアという2つの面を持つグロースハッカーの業務は多岐に渡ります。
世の中のニーズを分析し、求められている方向へと製品やサービスを導くグロースハッカーの業務内容にはっきりと「これ!」といった定義はありません。
成長のためには何でも行うのがグロースハッカーですが、大まかな業務内容としてよく語られるのが「AARRR(アー)」というフレームワーク。
- Acquisition(ユーザーの獲得)
- Activation(ユーザーの活性化)
- Retention(ユーザーの継続利用)
- Referral(ユーザーによる外部への紹介)
- Revenue(収益)
の5つの点の頭文字を取ってAARRRと呼ばれています。
まずは製品やサービスの特徴や理解し適切なところへ売り込み知ってもらうように戦略を立て、ユーザーを獲得していきます。
次により多くのユーザーを取り込めるように製品やサービスの活性化を図ります。
次にユーザーにより使ってもらえるように改善を繰り返したり、他サービスとの連携をはかりながら継続して利用してもらえるようにします。
ユーザーが定着した後はユーザーによって外部へ紹介してもらえる仕組みを考え、最終的には収益へと繋げていきます。
グロースハッカーはこの業務を繰り返し、より多くの人に製品やサービスを使ってもらえるようにするのが業務内容です。
2)グロースハッカーのやりがい・年収イメージ
グロースハッカーのやりがい

グロースハッカーはやりがいに満ちた仕事です。
ひとつの製品やサービスを自分で作り上げたり、改善をしたりして巨大なビジネスへと繋げて行くのは簡単にできる仕事ではありません。
しかし、成功を目指して試行錯誤するのもとても面白くやりがいに繋がります。
グロースハッカーの仕事に正解はないため、製品やサービスが誰にも知られないまま埋もれてしまうのも、誰もが知る巨大なビジネスになるのも腕次第。
売り込むだけでなく、ゼロから作り上げていけるのも大きなやりがいのひとつです。
グロースハッカーの年収イメージ

グロースハッカーはこれから最も需要が高まる職業のひとつです。
インターネットの発達で様々な新しい職業が生まれて来ましたが、グロースハッカーはその中でも新しくまだまだ伸びしろが大きい職業です。
グロースハッカーの年収はまだはっきりとしたデータはありません。
しかし請け負う業務が多彩であること、成功へ導くことができれば大きな収益を生むことなどから一流のグロースハッカーとなると年収2,000万円も夢ではないといわれています。
かけだしのグロースハッカーであればマーケターと同じくらいの年収になるので平均年収で500万円ほどと考えてよいでしょう。
腕が上がれば上がるほど評価され、比例して年収が上がっていくのがグロースハッカーの仕事です。
結果が売上やユーザー数など数字となって現れるためモチベーションを保つのも難しくありません。
3)グロースハッカーに求められる知識・スキル
続いてグロースハッカーとして活躍するためにはどんな知識やスキルが必要なのかを見ていきましょう。
グロースハッカーに求められる仕事は幅が広いため、必要な知識もとても多いです。
その中でも最も必要とされる基本のスキルのは以下の3つです。それぞれ、順を追って見ていきましょう。
分析力

グロースハッカーを目指すのであれば必ず身につけておかなければいけないのが高い分析力です。
市場の発見からそこで求められているもの、サイトや製品に興味を持ちアクセスをした人々の傾向などをデータに基づいて冷静に分析する力が必要です。
グロースハッカーにとってのデータは、仮に自分の立てた仮説や狙いとかけ離れたものであっても最も重要なもののひとつです。
データの示すものは何なのかを冷静に判断し、ビジネスを成功させるために欠けているものを解析し改善していく力が求められます。
例えばホームページなどの場合開かれる回数は多いのに滞在時間が短く収益に繋がらない、などの問題が発生した場合、滞在時間を長くするための改善が求められることが分かります。
グロースハッカーは様々なデータから改善するべきポイントを見つけ、スピーディーに手を加えることができるスキルが求められます。
プログラミングの知識

グロースハッカーが生まれたのがIT・WEB企業であったことからも分かるとおり、主な仕事場はインターネット上です。
インターネットは余分な広告費などをかけずにサービスを世の中に周知してもらえる最高のツールです。
実際の製品を提供するわけではなく、インターネットという情報提供ツールを使って莫大な収益を上げている企業はたくさんありますよね。
すっかり生活に定着しているtwitterやinstagramなどはその最たるものです。
グロースハッカーはインターネット企業で活躍することが多いためプログラミングに関する知識も必要とされています。
ホームページを見やすく、高感度が高まるように改善をしたり機能を追加したりするスキルを身につけておかないとエンジニアチームとの連携も難しくなってしまいます。
創造力

グロースハッカーには新しいものを生み出す創造力も求められます。
仕事の幅が広く、どのように行えば成功するという正解がないのがグロースハッカーの仕事です。
そのため過去のグロースハックを参考にすることはあっても、まったく同じ手法で同じように目標が達成できるとも限りません。
ユーザーに求められているように手を加えていかなければならないため、前例のない改善を求められることも多いに考えられます。
データの解析やプログラミング能力を駆使して、創造力を働かせながらより良いものを生み出していくスキルがグロースハッカーに絶対に必要です。
新しいものへの興味関心はもちろん、好奇心旺盛でなんにでもチャレンジするという姿勢も良いグロスハッカーに共通することです。
4)グロースハッカーへの転職を成功するために、意識したいポイント4つ
新しい職業であるグロースハッカーは日本ではまだ働き口が多いとは言えません。
しかしアメリカではとても重要視されている職業なので、これから大いに需要が出る可能性は十分にあります。
資格もなければ正解もないグロースハッカーの仕事ですが、これから転職を目指す方は以下の4点を意識しておくと良いでしょう。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
データ分析や統計学について知識を蓄える

先程必要なスキルの項目でも触れたように、グロースハッカーとして転職を考えているのならデータ分析についてのスキルは必ず必要になります。
データ分析の能力に必要なのが統計学の知識です。
プログラミング能力や創造力があってもデータの分析、そしてそれが何を意味するのかを正しく理解できないとグロースハッカーとして活躍することはできません。
統計学は集めたデータが何を示しているのかを根拠を持って解析する学問です。
グロースハッカーにとって統計学はデータを見るうえで必ず必要となる能力なので、それに関する知識を蓄えておくことが必要です。
スタートアップ企画やWebサービスの立ち上げなどで経験を積む

資格のない仕事で、IT・WEB業界で働きある程度のプログラミング能力を持つ方なら誰でも目指せるグロースハッカーは何よりも過去の経験が重視される職業といえます。
未経験で大きな企業へグロースハッカーとして転職を成功させることはとても難しいので、まずはスタートアップ企業やWEBサービスの立ち上げなどから関わっていき経験を積んでいくことがとても大切です。
この方法はグロースハッカーとして成長していくための最も近道ともいえます。
これから伸びていこうとするスタートアップ企業でゼロからマーケティングやデザインに関わるのも良いですし、すでにある程度の知識のある方であれば自らサービスを提供できるシステムを生み出すのもおすすめです。
副業として活動を始めるのも良い手段ですね。
グロースハックを行うためのフレームワークについて理解しておく

とても幅広い業務を求められるグロースハッカーですが、基本となる「型(フレームワーク)」が存在しています。
それが先程紹介した「AARRR(アー)」と呼ばれるものです。

基本となるこのAARRRをしっかりと理解し、それぞれの段階でどのような方法があるのかを知っておくようにしましょう。
AARRRへの理解が深めることが良いグロースハッカーへの近道となります。
また、過去のグロースハッカーの成功例を見ておくのも必要なことです。
同じような手法を取れば成功するというわけではありませんが、過去の事例からはたくさんのことが読み取れます。
業界知識や転職活動のノウハウがある、転職エージェントを活用しよう

すでにIT・WEB業界で働いた経験があり、AARRRへの理解も十分!という方でも、グロースハッカーとしての仕事を見つけようとする際は転職エージェントを活用することを強くおすすめします。
転職エージェントの中にはIT・WEB業界への転職に特化したものがいくつも存在しています。
専門のキャリアアドバイザーが転職活動を支えてくれるので、自分一人の力で転職先を探すよりも効率がよくスムーズです。
また、転職エージェントを利用すればそのエージェントだけが持つ非公開求人も合わせて探すことが可能になるため転職成功の可能性が高まります。
エージェントはひとつではなく複数登録をし、選択肢を増やした増えでよりよい求人を選ぶことを心がけるようにしましょう。
5)グロースハッカーへ転職する際におすすめの転職エージェント
では続いてグロースハッカーへの転職先探しにおすすめの転職エージェントを5つご紹介していきましょう。
どのエージェントもIT・WEB業界に強く求人数も多いのでいくつか登録をしておくことをおすすめします。
また、エージェントによってサービスが異なるためご自分のスキルや経験を考慮した上で転職エージェントを選びましょう。
doda──幅広く充実したボリュームの求人と、積極的な提案
dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は常時10万件以上、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という方は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。
dodaの活用メリットとおすすめポイント
dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業から熱意あるスカウトメールが届きやすいです。

dodaに登録すれば、「自分が今どんな企業から関心を持たれているか」について、スカウトメールの傾向から確認することができるでしょう。
スカウトメールは登録時のレジュメ内容をもとに送付されます。
登録者全員に送付される「軽いオファー」もあれば、面接が確約された「本気のオファー」もあります。
一方のdodaのデメリット・注意点は、担当アドバイザーの品質にバラつきがある点です。応募・エントリーを急かされたり、希望する分野への知識の浅いアドバイザーが就いてしまうこともあるでしょう。
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引用元:パソナキャリア公式サイト
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まとめ)グロースハッカーとして一歩を踏み出そう
今回は今注目されているグロースハッカーという職業に迫ってみました。
インターネットサービスは既に私達の生活に欠かせないものとなっています。
次々と生み出される新しいサービスの裏には、グロースハッカーの存在が欠かせません。
サービスを受け取る側ではなく、発信する側がグロースハッカーという存在です。
やりがいのある新しいこの仕事は、製品やサービスを提供する側にとって今後ますます欠かせなくなって行くことが予想されます。
転職エージェントを活用し、いち早くグロースハッカーとしての第一歩を踏み出しましょう。