企画営業に転職するには?仕事内容、未経験から転職する際のポイント・注意点まとめ
[最終更新日]2023/05/10

営業関連の職種に転職したいと考えている人の中には、企画営業(アカウントプランナー)に興味を持っている人もいることでしょう。
求人を探している中で、営業ではなく企画営業を募集している企業を見かけたことのある人もいるはずです。
ところで、企画営業は一般的な営業職とどのようにちがうのでしょうか。また、企画営業に転職する上で必要とされる資質や能力にはどのようなものがあるのでしょうか。
目次
1)そもそも企画営業ってどんな仕事?
企画営業への転職を目指すのであれば、まずは企画営業の仕事内容をしっかりと理解しておくことが重要です。
とくに営業とのちがいや仕事のやりがい・大変な点を知っておくことによって、転職後のイメージがより掴みやすくなるはずです。転職後のミスマッチを防ぐためにも、企画営業という仕事をイメージだけでなく具体的に知っておく必要があります。
企画営業の仕事内容、仕事のやりがい・大変な点、企画営業の年収イメージについて整理しておきましょう。
企画営業の主な仕事内容
企画営業は営業職の一種で、アカウントプランナーと呼んでいる企業もあります。
従来の営業職がすでにある市場ありきで営業活動を進めるのに対して、企画営業は新しい市場ターゲットとし、顧客への提案を含めてニーズを掘り下げていく仕事です。
そのため、商品の売り方は市場や顧客によって千差万別であり、潜在的なニーズや顧客自身も気づいていない要望を言語化していく提案力が求められます。
一般的な営業職と比べて、企画営業はマーケティングや経営的な視点がより強く求められる職種と言えます。
有名なたとえ話に「ドリルの穴」があります。顧客が「ドリルが欲しい」と要望しているとき、「どの機種・価格帯のドリルを勧めるべきか」と営業担当者は考えるでしょう。
これに対して、「なぜ穴を空けたいのか」「何を作ろうとしているのか」「そのためにはどんな道具が最適なのか」を掘り下げてヒアリングし、作ろうとしている成果物を顧客と一緒に作り上げていくのが企画営業です。
企画営業のやりがい・大変な点
企画営業は一般的な営業と比べて守備範囲が広く、必然的にやるべきことも多くなります。
この点がおもしろいと感じられるか、業務量が増えて辛いと感じるかによって、企画営業への適性が決まってくると言ってもいいでしょう。企画営業のやりがいと大変な面として、主に次の点が挙げられます。
企画営業のやりがいとは?
企画営業は既成概念にとらわれることなく、顧客のニーズをフラットな立場で聞き、顧客にとって最もメリットのある提案を行う仕事です。
顧客自身も何を必要としているのか気づいていないケースがほとんどですので、根気強くヒアリングしながら顧客への理解を深めていくことが求められます。
場合によっては、特定の顧客のために新たな商品を企画したりすることもあります。
顧客と一体となってプロジェクトを進めることもありますので、顧客の社内メンバーと同じように頼りにされ、意見やアイデアを求められることもあります。
このように、営業担当者という範疇を超えて、顧客から頼られ感謝されることが企画営業のやりがいにつながります。
企画営業の大変な点とは?
企画営業は既存の商品ラインアップからモノやサービスを売る仕事ではありません。
顧客が抱える課題や要望をじっくりとヒアリングし、最適な解決策を提案する必要があります。
そのため、1つの提案が採用され商品として売れるまでには、長い期間を要することもめずらしくありません。根気よくヒアリングを続け、顧客からの信頼を勝ち取る必要があります。
また、提案内容は顧客によって毎回異なるため、常に自分の頭で考え、行動に移していくことが求められます。決まった仕事の進め方はなく、いかに顧客の満足度を高めるかを優先して仕事に取り組むかが重要なポイントとなります。
企画営業の年収イメージ
正社員の場合、企画営業の平均年収はおよそ420万円と言われています。企画営業を募集する企業の求人では、330万円〜430万円の水準で想定年収が設定されているケースがよく見られます。
ただし、求められるスキルレベルや実績によっては年収1,000万円を超えることもあります。
「企画営業で活躍したい」という人は、経験を積み実績を上げていくことで年収を高めることは十分可能です。
企画営業未経験者の場合、転職した当初から高年収を得ることは難しいかもしれません。時間をかけて顧客との信頼関係を築き、頼りにされる顧客を増やしていく等の実績作りをまず意識することが大切です。
また、ゆくゆくは後輩の育成やマネジメントの分野で活躍することもあり得ます。こうして企画営業としての仕事の幅を広げていくことで、年収アップを実現することができるでしょう。
このように、企画営業を目指す上で年収は短期的に捉えるのではなく、中長期的にキャリアを形成していく視点を持つことが重要です。
2)企画営業への転職で、求められる資質・スキル

企画営業とはどのような職種か、理解が深まってきたでしょうか。
企画営業は一般的な営業と比べて仕事の守備範囲が広く、求められる資質・能力も必然的に多岐にわたるものとなります。
発想の仕方や提案方法は人それぞれですが、企画営業として求められる基礎的な資質・能力をまとめるとすれば、次の3点に集約されるでしょう。
別の言い方をするなら、企画営業へ転職したい人はこれらの力を伸ばしていけるよう、日ごろから心がけていく必要があります。
それぞれの資質・能力について掘り下げていきましょう。
リサーチ力(情報収集力)、およびヒアリングスキル
顧客にとって有益な提案をするには、相手と同等またはそれ以上の知識・情報を持っている必要があります。
顧客が何に困っていて、課題の本質はどこにあるのかを見極めるには、業界や市場について徹底的にリサーチするとともに、顧客のビジネスモデルについて十分に理解していなくてはなりません。
顧客のビジネスモデルについて最もよく知るのは、言うまでもなく顧客自身です。いかに信頼を寄せてもらい、通常であれば社外の人間には話さないようなことまで相談してもらえるかが、企画営業の担当者として得られる情報量の差となって表れます。
このように、精度の高い情報収集を継続的に行うにはヒアリングスキルが不可欠です。顧客がつい話したくなってしまうようなヒアリング力は、十分な知識・情報量に支えられた的確な質問力によって実現されます。
このように、リサーチ力とヒアリングスキルの両方をバランスよく伸ばしていけるよう常に心がけていくことが大切です。
アイデア・発想力
顧客自身も気づいていない潜在的なニーズを捉えるには、物事の抽象度を高め、本質的な法則を見つける必要があります。
アイデアや発想力と聞くと「ひらめき」「思いつき」というイメージを持たれがちですが、企画営業として顧客から評価してもらえるアイデア・発想力は地道なリサーチとヒアリングに支えられています。
顧客から得た膨大な情報を的確に整理し、数値や事実に基づいた提案へとつなげられる発想の転換こそが、企画営業として求められているアイデア・発想力と言えるでしょう。
顧客から喜ばれ評価されるアイデアや発想は、自然と湧き出てくるものではありません。じっくりと顧客と向き合って傾聴を重ね、「どうすれば顧客のために役立つことができるのか?」を日々考え続けることの中から生まれてくるものです。
このように、アイデアや発想力は才能によってもたらされるのではなく、あきらめることなく課題と向き合い続ける粘り強さによってもたらされるのです。
あわせて読みたい
-
- 商品企画への転職は未経験・中途採用も可?効果的な活動法とおすすめ転職エージェント
- 「多くの人に喜ばれるような商品を考えたい」と、未経験から商品企画に携わりたいと考えている人は多いでしょう。この記事では、未経験者や中途採用を狙う人が商品開発への転職を目指すにあたって、知っておきたいポイントや注意点、あわせておすすめの転職エージェントを解説します。...
プレゼンテーションスキル
どんなに有益で素晴らしい企画を発案したとしても、それが顧客に伝わらなければ採用されることはありません。
企画営業としては提案が採用されなくては実績を築くことができませんので、自身の企画の魅力を伝えるプレゼンテーションスキルは企画営業にとって非常に重要な技術の1つです。
魅力的で相手の心に残るプレゼンをするには資料づくりなどの準備が大切とよく言われます。
準備が大切なのは間違いありませんが、「こうすれば優れたプレゼン資料になる」といったテンプレートがあるわけではありません。伝える相手の立場や抱えている課題に合わせて、柔軟に話し方や伝え方を変えられる対応力が求められます。
このように見ていくと、企画営業として求められる資質・能力は「リサーチ力・ヒアリングスキル」に始まり、「アイデア・発想力」「プレゼンテーションスキル」に至るまで、相手の立場になって課題解決のための方策を考え続ける姿勢が一貫して求められていることが分かります。
あわせて読みたい
-
- 面接での自己PRの効果的な伝え方!好印象を勝ち取る回答ポイント4点【例文付き】
- 職務経歴書や転職面接時に必ず説明することになる「自己PR」。相手に興味・関心を持ってもらえる為には、いくつかのポイントがあります。この記事では、転職の面接で自己PRを聞く企業側の意図と、効果的な自己PRの方法について解説しています。...
3)企画営業への転職を成功するために、意識したいポイント4つ

未経験から企画営業に転職したい場合、キャリアプランを戦略的に考えておく必要があります。
同じ企画営業の仕事に応募してきた人材であれば、どうしても前職で企画営業を経験してきた人が有利になりがちです。
しかし、職種未経験者だからと言って企画営業への転職が不可能かと言えば、必ずしもそうではありません。
企画営業への転職を成功させるための方策として、とくに次の4点を意識して準備を進めた上で転職活動にのぞむことが大切です。
自身の経歴・キャリアの棚卸しを行う
企画営業そのものが未経験であっても、前職までで得た知識や経験を企画営業に活かせる可能性があります。
このとき重要になるのが、いわゆる「キャリアの棚卸し」です。前職までで経験してきた仕事のうち、企画営業の仕事に転用できそうな経歴・スキルを洗い出し、具体的にどのような点で企画営業に活かせるのかを伝えられるよう準備しておくのです。
たとえば、学習塾で講師や教室長を経験してきた人であれば、通塾している生徒・保護者のニーズや入塾希望者が潜在的に抱えている課題を肌で感じ取ってきたはずです。
こうした経験は、昨今多くの学習塾が導入を検討しつつある映像授業の導入や教育アプリのOEM契約、さらには生徒管理システムの提案に活かせる可能性があります。
教育コンテンツやアプリを企画・制作している企業にとって、講師としての現場経験は喉から手が出るほど欲しい場合もあるのです。
このように、経験業務のうち立場や視点を変えると企画営業に転用できそうな経歴・スキルを整理し、どのような提案が可能であるかをまとめておきましょう。
補足:キャリアの棚卸しについて

キャリアの棚卸しとは、「これまでの自分のキャリアで何をやってきたのかを全て洗い出すこと」をいいます。
ですが、こう言われても具体的にどう進めるかパッと思いつかない人もいるでしょう。
そんな際は、以下の手順で進めてみてください。
- これまで経験した業務をすべて書き出していく
例)「営業事務作業、企画書・提案書の作成、サービス進捗のデータ入力」等 - 書き出した業務について、それら業務に求められる知識・スキルは何かを考える
例)「営業事務作業」=ヒアリング力、数値管理能力、PC操作の知識等 - 出てきた知識・スキルの中で、「これからも続けていきたいこと・伸ばしていきたいこと」が何かを考える
- それらを実現できる働き方について考える
特に転職前においては、キャリアの棚卸しは是非やっておきたいところです。
キャリアの棚卸しの進め方については、以下記事で詳しく紹介しています。興味のある方は併せてご覧ください。
あわせて読みたい
-
- キャリアの棚卸しは簡単にできる!具体的なやり方・例とフォーマット(テンプレ)
- 転職やキャリアプランの策定時に行う「キャリアの棚卸し」について、具体的なやりかた・例とフォーマット(テンプレ)、併せておすすめのサポートサービスについてついて紹介します。現在、就職・転職活動を考えている方をはじめ、「自分を見つめなおしたい」という方にも参考になると思います。...
まずは営業職で経験を積むのもアリ
もし企画営業に転用できそうな具体的な経歴・スキルがすぐに見つかりそうになければ、まずは営業職として転職し、営業経験を積むのもひとつの方法です。
企画営業は広い意味では営業職の一種ですので、顧客のニーズをヒアリングし最適な提案をするプロセスは一般的な営業職でも経験することができます。
こうしてヒアリング力や提案力を鍛え、実績を築いていくことによって、営業力に自信を持つことができるようになるだけでなく、営業実績として確固とした説得力のあるキャリアを形成していくことにもつながります。
実際、営業として優れた手腕を持つ人材の多くは自社の商品を顧客のニーズに合わせて提案する能力を兼ね備えているものです。
営業として求められるスキルを追究することで、結果的に企画営業との境界がほとんどなくなっていく可能性もあります。
最初から企画営業として転職することが難しい場合、営業から企画営業へのステップアップを目指して営業職を経験しておくのは、キャリアプランとして十分にあり得る選択肢と言えるでしょう。
あわせて読みたい
-
- 未経験からの営業転職でおすすめの業界と意識すべきポイント3つ
- 未経験から営業職への転職を目指している方で、「どの業界に進むべきか分からない」という人もいるでしょう。この記事では、営業職への転職で、未経験から目指しやすい業界や自分に合った職場の見つけ方についてまとめています。ぜひ、参考にしてください。...
独学で「マーケティング」や「経営学」について学ぶ
未経験者の場合、企画営業に役立つ基礎的な知識を積極的に取り入れ、学んでいく姿勢を持つことも大切です。マーケティングや経営学、ブランディングに関する知識は、企画営業として活躍していく上で不可欠ですので、転職するにあたって概要を知っておいて損はないでしょう。
前で述べたドリルのたとえ話は、『ドリルを売るには穴を売れ』で詳しく解説されています。マーケティングの入門書としてベストセラーとなった書籍であり、初心者にも読みやすく解説されていますので、まずは企画営業の基礎の基礎から学びたい人に最適です。
このように、顧客のニーズの本質的欲求を把握する思考は「ジョブ理論」というマーケティング理論で説明されます。
ジョブ理論とは
「ジョブ理論」とは、顧客の抱えている「ジョブ」(≒課題、悩み)を片づける解決策を提供することがイノベーションにつながるとした理論です
顧客データからの相関や市場分析に基づいてアイデアを練るよりも、「ジョブ」を見据えたほうが大きなアイデアを見出しやすいというのがこの理論の主張です。
同名書籍の著者のクレイトン・クリステンセン氏は『イノベーションのジレンマ』『イノベーションへの解』を著したイノベーション研究の第一人者でもあります。
企画営業を目指すのであれば、ジョブ理論は知っておいたほうがいい考え方の1つですので、消費のメカニズムを解説した書籍「ジョブ理論」は必読の1冊と言えるでしょう。
こうした書籍から得た知識は、採用面接だけでなく実際に企画営業として転職した後も、基礎的な知識として役立つはずです。
企画営業へのサポートに強い転職エージェントの活用
とくに未経験から企画営業への転職を目指す場合、企画営業への転職サポートに強いエージェントを活用することをおすすめします。
転職サイトなど一般的な求人サービスから応募した場合、1件の求人に対して応募者多数となりやすく、どうしても経験者が優遇されやすくなる傾向があります。
しかし、転職エージェントが保有する非公開求人はキャリアアドバイザーからの紹介がなければ応募できないため、応募者が過度に集中する心配がなく競争率が高くなりにくいのです。
キャリアアドバイザーから「企画営業の資質あり」と判断され、企業に推薦してもらうことができれば、未経験者にも転職成功のチャンスがあるでしょう。
ただし、転職サービスならどこでもいいわけではありません。
しっかりとした実績があり、企画営業への転職サポートが充実しているサービスを選ぶことが重要です。
転職サービスにはそれぞれ強みや得意分野があることを念頭に置き、企画営業への転職につながるサービスを選択するようにしましょう。
あわせて読みたい
-
- 転職エージェントとは?メリット・デメリットと活用法・利用がおすすめの人
- 転職エージェントを活用するメリット・デメリット、どのような人におすすめなのかをまとめています。これから転職活動を始めようとしている方は、ぜひ参考にしてみてください。...
4)企画営業の転職に、おすすめの転職エージェント
ここからは、企画営業の転職に際してとくにおすすめの転職エージェントを紹介していきます。
各サービスにはそれぞれ強みや特徴がありますので、求めている転職サポートの傾向や得られるメリットから活用する転職サービスを選ぶといいでしょう。
また、転職エージェントごとに保有している非公開求人は異なる場合がありますので、できるだけ複数の転職サービスに登録しておき、並行して利用したほうが効果的です。

次に紹介する転職エージェント4社の中から、自分に合ったものをいくつか選んで登録しておくようにしましょう。
doda(デューダ)
-
豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。「本気で企画営業の求人を探したい!」ならぜひ登録しておきたい転職サイトです。
dodaの活用メリットと企画営業転職へのおすすめポイント
dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は20万件以上(※2023年5月時点、非公開求人を含む)、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは企画営業の求人を自分でじっくりチェックしたい」という方は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。
そのほか、dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業から熱意あるスカウトメールが届きやすいです。

dodaに入会時にあわせて登録するWebレジュメにて、企画営業への志向があることをPRしておけば、希望に合う企業からのスカウト・オファーが届く可能性を高められるでしょう。
dodaの特徴
特徴 |
|
---|---|
サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡 |
営業・企画営業関連の求人数 | 約4.2万件(2023年5月現在) |
dodaを活用する際は「受け身」にならないこと!スカウトや求人紹介を待つだけでなく、自分からも情報を「取りに行く」姿勢が大切です。
あわせて読みたい
-
- dodaの評判・口コミと特徴は?20代・30代・40代以降それぞれの活用ポイント
- dodaの実際の評判・口コミと特徴、メリット・デメリット、20代・30代・40代以降それぞれdodaを有効活用するためのポイント、注意点について詳しく解説します。あなたにとってdodaが利用すべきサービスかチェックしてみてください。...
リクルートエージェント
-
営業関連の求人すは国内No1の豊富さ!転職支援ツールも豊富で、「正しい転職活動を知りたい」人にもおすすめのエージェントです。
リクルートエージェントの活用メリットと企画営業転職へのおすすめポイント
リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと(営業系求人は全国最多の約6万件)、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
全国の地域で対応が可能で、各都道府県の求人も豊富です。拠点も多く、オンライン・電話のサポートはもちろん対面での面談の受けやすさも強みの一つです。
リクルートエージェントでとくに活用したいのは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」でしょう。
企画営業に限らず、どの職種においても応募求人の企業研究は必要不可欠ですが、レポート情報は大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに企画営業への転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
|
---|---|
サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡 |
営業・企画営業関連の求人数 | 約8.1万件(2023年5月現在) |
リクルートエージェントのサポートは効率的かつスピーディに進みます。日頃の活動にかけられる時間を確保しておくと、より有意義にサービスを受けられるでしょう。
あわせて読みたい
-
- リクルートエージェントの特徴と評判は?20代・30代・40代以降それぞれの活用ポイント
- 「リクルートエージェントに登録しようか迷っている」「登録したけれど、上手く活用できていない」と悩んでいませんか。この記事では、リクルートエージェントのサービスの特徴・評判、メリット・デメリットを踏まえた活用法をまとめています。...
マイナビエージェント
-
書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。
マイナビエージェントの活用メリットと企画営業転職へのおすすめポイント
マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。
とくに職務経歴書の作成支援、面接準備の対策立てへのサポートに強みがあり、20代〜30代前半の転職サポートを得意としています。
また、マイナビエージェントは営業職専門のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえます。
求職者の適性に合わせて、どのような業種で働くのがよいか、また企画営業の適性を見たうえで現時点の強み・課題はどこかといった助言も受けられるでしょう。
マイナビエージェントの特徴
特徴 |
|
---|---|
サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京(2か所)、神奈川、北海道、宮城、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡 |
営業・企画営業関連の求人数 | 約8,700件(2023年5月現在) |
登録時に「転職理由」と「希望条件(優先したいこと・叶えたいこと)」を丁寧に記入しておくと、その後の求人紹介やサポートもスムーズに進みます。
あわせて読みたい
-
- マイナビエージェントの評判と特徴は?メリット・デメリットとおすすめの人
- マイナビエージェントの特徴と、実際の評判、メリット・デメリット、そのほか20代、30代、40代以降それぞれのおすすめの人と活用ポイント・注意点をまとめています。...
パソナキャリア
-
ひとりの転職者に平均20時間のサポート。「じっくり丁寧なサポート」を求める人におすすめです。
パソナキャリアの活用メリットと企画営業転職へのおすすめポイント
パソナキャリアは、人材派遣業の代表的な企業として知られるパソナグループが運営する転職エージェントです。派遣事業で築いてきた信頼は厚く、取引企業数は16,000社以上にのぼります。過去の転職支援実績は累計25万人に達しており、豊富な転職ノウハウを有しているのが特徴です。
転職コンサルタントによる丁寧なサポートを特徴としており、「こちらの相談に対して、じっくり聞いてくれた」という評価をする転職者の方は多いです。
サポート対応地域は全国、かつ全都道府県に支店があります。対面サポートもしやすいエージェントです。
パソナキャリアは利用者の年齢層も幅広く、40代以降の転職成功者も多くいます。
これまでの経験を活かしつつ企画営業にジョブチェンジを検討している人は、パソナキャリアのじっくりサポートを提供する担当アドバイザーに心強さを感じるでしょう。
パソナキャリアの特徴
特徴 |
|
---|---|
サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 全都道府県 |
営業職・企画営業関連の求人数 | 約6,600件(2023年5月現在) |
丁寧なサポートゆえに、転職者のやる気、熱意も求められます。転職するにあたって「これだけは譲れない」という希望条件を持っておくと、担当エージェントも求人紹介がしやすくなります。
あわせて読みたい
-
- パソナキャリアの評判と特徴は?20代・30代・40代以降それぞれの活用ポイント
- パソナキャリアの特徴、メリット・デメリットについて、利用者からの評判・口コミをもとに解説しています。20代・30代・40代以降それぞれの活用ポイントと注意点もまとめていますので、あなたに合うサービスかどうか、チェックしてみてください。...
あわせて読みたい
-
- おすすめ転職エージェント・転職サイト14選+αを評判・口コミと併せて紹介【2023年5月】
- 転職の際に「どの転職エージェントサービスを利用しようか」、「今の転職エージェントのままで良いだろうか…」と迷っていませんか。この記事では、多くの人におすすめできる転職エージェントを厳選ピックアップしました。...
あわせて読みたい
-
- 営業職への転職のおすすめ転職エージェントは?選び方と活用のポイントを紹介
- 営業職の方が転職エージェント選びをする際は、営業職向けの転職サポート実績が豊富かどうかをしっかり確認することが大切です。この記事では、これから営業職に転職予定の方に向けて、おすすめの転職エージェントとその選び方について詳しくお伝えします。...
まとめ)年輪を重ねるように経験を積み重ねていく企画営業を目指そう
企画営業として働いていく上で重要なこと。それは「時間」です。顧客との関係性は一朝一夕に築くことはできません。
また、企画営業として顧客の潜在的なニーズや事業への思いを汲み取るには、一定以上の経験を積むことが必要になります。
形になるまで時間がかかることが企画営業の仕事の厳しさである一方で、時間をかけて築いてきた顧客との信頼関係や仕事のスタイルは年を経るごとに自分の財産になっていくはずです。
このように、年輪を重ねるように経験を積み、自分ならではのスタイルを築いていくことができるのが、企画営業の魅力の1つと言えるでしょう。
企画営業への転職を目指すのであれば、ぜひこうした「時間をかけて築いていく」という意識を持つようにしてください。
きっと、企画営業として活躍していくイメージをより鮮明に思い描きやすくなるはずです。