「通訳の仕事に就きたい!」未経験から目指す際のポイント・求められるスキルは
[最終更新日]2021/12/31

外国語の能力を活かした仕事をイメージするとき、多くの人が頭に思い浮かべる仕事の1つに「通訳」があります。
異なる言語を話す人同士の対話において、通訳はなくてはならない存在です。場合によっては、契約や交渉の成否がスムーズな通訳によって支えられていることもあるほどです。
では、未経験者が通訳の仕事を目指すことは可能なのでしょうか?
結論から言うと、未経験から通訳になるのは不可能ではありません。
目次
1)そもそも通訳ってどんな仕事?
私たちが通訳の存在を目にする機会として、たとえば政治家などが外国の要人と対談する場面などが挙げられます。
通訳を介して相手の意見や主張を正確に理解し、まるで同じ言語で話しているかのようなスムーズなコミュニケーションが成立しているのを目にするとき、通訳の仕事が大きな役割を果たしていることを実感することでしょう。
しかし、実は通訳の仕事には他にも幅広いスタイルがあることをご存知でしょうか?まずは通訳にはどのような仕事があるのかを知っておきましょう。
通訳の3つのスタイル
通訳の仕事は、主に次の3つのスタイルに大別されます。

同時通訳
話し手の発話とほぼ同時並行で通訳していくことを同時通訳と言います。
国際会議の場などで参加者がイヤホンやヘッドホンを付けていることがありますが、聞き手の耳に届いているのは同時通訳された母国語の音声です。
こうして、ほぼリアルタイムで話し手が伝えようとしている内容を理解することができるのです。
同時通訳では聞き取った異国語を瞬時に母国語に変換する高度な外国語能力が求められるだけでなく、一瞬たりとも気を抜けない高い集中力が必要になります。
そのため、15分程度ごとに複数の通訳者が順に交替で通訳を行うこともあります。
逐次通訳
インタビューや講演会などで、話の切れ目に通訳している場面を見たことがあるでしょう。
このように、話し手が伝えている内容を短い時間に区切って順に通訳していく方法を逐次通訳と言います。
きりがいいところで区切って通訳していくため、同時通訳と比べて正確に訳しやすい特徴があります。
まとまった量を一度に通訳する必要があるため、通訳者は話の内容をメモしながら聞くのが一般的です。
同時通訳では高度な変換スキルを求められるのに比べて、逐次通訳は通訳者にとって訳をまとめる時間を確保できることから、通訳としては基本的な部類に入るスタイルと言えるでしょう。
ウィスパリング
話し手が伝えていることを、聞き手のすぐ横について小声で通訳していくことをウィスパリングと言います。
対談や商談といったシーンで活躍することの多い通訳のスタイルで、まるで相手の話を異国語で理解しているかのようにスムーズな通訳が求められる仕事です。
ウィスパーとは「ささやく」ことを表しており、聞き手だけに聞こえる音量で通訳していくという意味合いでウィスパリングと呼ばれています。
広い意味では同時通訳の部類に入りますが、同時通訳が通訳者専用のブースでマイクを介して訳を届けるのに対して、ウィスパリングは聞き手のすぐ横で直接伝えるというちがいがあります。
通訳の主な仕事内容
次に、通訳の仕事内容の違いについて確認していきます。通訳者の仕事内容は主に次の4つに大別されます。

ビジネス通訳
商談通訳者とも呼ばれ、商談や会議といったビジネスシーンにおいて異国語を話す相手とのやりとりで必要とされています。
商談や会議の場で、相手の主張や意見がうまく聞き取れなかったり、自分の意見を的確に伝えられなかったりするようでは、ビジネスチャンスを逃してしまうことにもなりかねません。
ビジネス通訳は話し手が伝えようとしているニュアンスを正確に伝えるだけでなく、業界ごとに使われる専門用語にも通じていなくてはなりません。ビジネスがグローバル化している現代において、ますます重要な役割を担うようになっている仕事です。
エンターテインメント通訳
海外から来日したスポーツ選手やハリウッドスターといった著名人に同行し、記者会見やインタビュー、メディア出演、イベントといった場で通訳を担当します。
著名人に同行して行動をともにすることから、エスコート通訳と呼ばれることもあります。著名人にとってリラックスできる通訳者のほうが望ましいことから、ゲストとすでに交流がある人や、出演している映画の字幕担当者といった、著名人との関わりがある通訳者が起用されることが多い仕事です。
通訳者自身もメディアに映り込む機会がありますので、通訳者自身が一般の人に広く知られる有名人となることもあります。
コミュニティ通訳
学校や行政、医療、司法といった分野で、在日外国人など日本語を話したり聞いたりするのが得意でない人のサポート役を担う仕事です。
行政手続きや裁判など、言葉が理解できないと正しく意思を伝えるのが難しい場面で必要とされています。
担当する分野に対する深い理解が求められる仕事ですが、どちらかと言えばプロフェッショナルとして社会からあまり認識されておらず、ボランティアとして従事している人も少なくありません。
ただし、今後は在日外国人も増加していくことが見込まれますので、コミュニティにおける通訳者の役割はますます重要になっていくと考えられます。
通訳ガイド
外国から来日した観光客に対し、ガイドを兼ねて通訳を行う仕事です。通訳案内業と呼ばれることもあります。
観光地の歴史や文化、慣習について観光客向けに紹介する仕事ですので、いかに聞き手に楽しんでもらうかというエンターテイナーとしての側面も持っています。
観光の思い出になるような印象的なガイドや、その人にしかないオリジナリティあふれる通訳ができる人は通訳ガイドとして人気が出る傾向があります。
なお、報酬を得てプロの通訳ガイドとして仕事をしていくには、「全国通訳案内士」という国家試験に合格して資格を取得する必要があります。
通訳の年収イメージ

通訳者の年収は400万円〜800万円程度となるケースが多いと言われていますが、通訳者によっては1,000万円を超える人もいます。
このように年収に幅があるのは、通訳者のスキルや専門とする言語によって報酬に差があることが一因となっています。
通訳者が少ないマイナーな言語になると、希少な存在であることから報酬が高めになりやすい傾向があります。
また、通訳のスタイルや働く業界によっても収入に差が生じます。
観光業界の場合、通訳案内士の場合は日給10,000円〜30,000円が一般的です。
ただし、観光需要には波があり一定しないことから、収入が多い時期とそうでない時期の差が生じやすくなります。
貿易業界では年収300万円〜600万円ほどになることが多いと言われています。専業の通訳はむしろ少数派で、窓口業務や秘書など他の職種と通訳を兼ねているケースもよく見られます。
勤務する会社の規模や雇用形態によっても年収は変わります。
大手の正社員であれば年収1,000万円に迫る報酬を得ることも可能ですが、派遣社員の場合は300万円ほどになることも少なくありません。
また、フリーランスとなると個人の力量や実績によって数百万円から数千万円と報酬に大きく差が開くこともあります。
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2)通訳に求められる3つのスキル
通訳にはさまざまなスタイルや分野があり、語学力以外にも求められるスキルは多岐にわたります。単に語学に堪能というだけでは、プロの通訳として活躍する上で十分とは言い難いのです。
そこで、通訳として求められる主なスキルについて考えてみましょう。
通訳のスタイルや分野によって求められるスキルは異なる場合がありますが、共通して必要とされるスキルは次の3つです。これから通訳を目指すのであれば、これらのスキルをバランスよく身につけていく必要があります。

- コミュニケーション力
- 現場対応力・柔軟性
- 母国語への理解力(日本語力)
コミュニケーション力

通訳は人と人とのコミュニケーション仲介役となる仕事ですので、通訳者自身にも高いコミュニケーション能力が求められます。
話し手がどんなことを伝えようとしているのか、聞き手とはどんな関係性なのか、話題の背景にある文脈はどうであるか、といったことを複合的に捉え、理解する力が必要とされるのです。
また、通訳者は訳した内容を相手にとって聞き取りやすい話し方・音量で伝えなくてはなりません。
たとえ正確に訳せていたとしても、言葉が難解で分かりづらかったり、聞き取りづらいと感じさせたりするようでは通訳としては務まりません。
明瞭な発声で、端的な分かりやすい表現を選んで通訳する高いコミュニケーション力を身につけていく必要があるでしょう。
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現場対応力・柔軟性

通訳者は話し手の立場や当日話題に挙がると考えられる内容について、事前に下調べをし準備をした上でのぞみます。
しかし、いざ当日になると話し手と聞き手との間で展開される話題は予想外の方向へ進むこともあり得ます。通訳者には、現場で想定外のことが起きたとしても対応できるだけの柔軟性が求められます。
通訳の特徴として、インプットとアウトプットが同時並行で進んでいくことが挙げられます。
話し手の言葉をインプットしつつ、並行して翻訳しアウトプットしていく作業の連続です。
そのため、集中力を途切れさせることなくことなく、耳にした外国語をごく自然に日本語に訳していくことのできる処理能力が求められます。こうした高い対応能力と柔軟な判断力に支えられているのが通訳の仕事と言えます。
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母国語への理解力(日本語力)

通訳の仕事と聞くと外国語の能力やスキルに注目が集まりがちですが、実は母国語である日本語力も通訳者として重要な能力として位置づけられます。
通訳者は話し手・聞き手の目的や場面に応じた適切な表現・言い回しを選んで訳す必要があります。
たとえば、ビジネスにおけるシビアな商談であれば堅い言い回しのほうがしっくりくる場合もあれば、リラックスした雰囲気で行われる対談ではフランクな言葉遣いのほうが適している場合もあります。
言葉の選び方を誤ると伝わるニュアンスが大きく変化してしまうこともめずらしくないため、豊かな語彙と日本語に対する感覚の鋭さが求められる仕事と言えます。
通訳を目指すのであれば、外国語の能力だけでなく母国語である日本語への理解力も磨いていく必要があります。
3)通訳への転職を成功するために、意識したいポイント4つ
語学力を活かして仕事をしたいと考えている多くの人にとって、通訳は憧れの職業であり、人気職種であり続けています。
そのため、未経験から通訳へと転職するのは決して低いハードルではありません。転職に際しては十分な準備をしておく必要があるでしょう。
では、通訳に転職するにはどのようなことを意識しておくべきなのでしょうか。「外国語が得意」という前提はクリアしている上で、とくに次に挙げるポイントを押さえておくようにしましょう。

- 「ヒアリング力」を鍛える
- 留学・TOEIC受検などの経験があれば積極的にアピールする
- まずはクラウドソーシングで簡単な仕事を請けてみる
- 通訳へのサポートに強い転職サービスの活用
「ヒアリング力」を鍛える

通訳への転職を希望する人の多くが、すでにTOEICなど語学系の検定を受検した経験があるはずです。
こうした検定試験は英語学習の一助としては意味のあるものですが、実際に「使える」語学力を身につけるという意味では十分とは言えません。
通訳を目指すのであれば、できるだけ早期に生の英語に触れる実践的なトレーニングに移るべきでしょう。
トレーニング方法の1つとして、海外ドラマや映画を字幕なしで繰り返し観たり、英語のポッドキャストを習慣的に聞いたりすると効果的です。
また、ただ聞き流すだけでなく、聞こえてきた英語を追いかけるようにして自分で発音していくシャドーイングも取り入れましょう。
シャドーイングを実践することによって、英語のリズムや生きた語彙を習得しやすくなり、より「使える」英語へと昇華させやすくなるからです。
留学・TOEIC受検などの経験があれば積極的にアピールする

通訳になるにあたって必須の資格はありません。
ただし、前述の通り高い人気のある職種ですので、語学力をアピールできる材料はできるだけ多く持っておきたいところです。
資格や経験さえあれば通訳になれるというより、少しでも有利にしておくための要素を増やしておくというイメージです。
メジャーなところでは、TOEICやIELTSを受検し一定以上のスコアを取っているのであれば、必ずアピールするべきです。
他にも、留学経験など実践的な英語に触れた経験をアピールできる材料は積極的にアピールしていきましょう。
こうした経験は、客観的に語学力を判断するための材料になるだけでなく、座学以上の実践的な英語に触れてきたことの証明になる場合があります。
まずはクラウドソーシングで簡単な仕事を請けてみる

通訳になれるかどうかは「経験」の部分も大きく影響します。
本業で通訳の仕事を経験したことがなくても、副業など短期間の案件やスポット案件で通訳の仕事を少しでも経験したことがあれば、業務経験としてアピールできる可能性があります。
通訳の仕事を経験しておく方法として、クラウドソーシングの活用は有力な選択肢の1つです。
在宅で仕事を請けられる案件もありますので、クラウドソーシングで簡単な案件からチャレンジしてみるといいでしょう。
クラウドソーシングで通訳の仕事を経験することによって、自分が本当に通訳の仕事に向いているのかどうかを実際に経験し、見極めることにも役立ちます。
こうした仕事を通じて「通訳の仕事が楽しい」「もっと通訳として活躍したい」という思いが高まってくるようであれば、通訳としての適性は十分にあると考えられます。
通訳へのサポートに強い転職サービスの活用

本業として実務を経験したことのない人が通訳への転職を目指す場合、サポート体制が整っている転職サービスを活用するのはマストと言えるでしょう。
通訳者の求人は大量募集することはあまりなく、ピンポイントで必要最低限の人員を募集するケースが少なくありません。そのため、自力で求人を探そうと思ってもなかなか見つからないことが考えられます。
また、未経験者の場合は書類選考の段階で不採用となってしまうケースもありますので、これまでの経験や身につけてきた語学力をしっかりと評価し、企業に推薦してくれる転職サービスを活用することで転職成功率を高めることにもつながります。
ただし、転職サービスであればどこでもいいわけではなく、通訳の転職サポートに強いサービスを活用することが重要です。通訳者の転職実績があるサービスや、豊富な転職成功事例を持つサービスを活用するようにしましょう。
4)通訳の就職・転職に、おすすめの転職サービス
通訳として転職したい場合、専任のキャリアアドバイザーが担当についてくれる転職エージェントを活用することを強くおすすめします。
とくに未経験者の場合、これまでの経歴や語学力を適正に評価してもらい、企業へ効果的にアプローチしていく必要がありますので、転職ノウハウや実績のあるキャリアアドバイザーにサポートしてもらうほうが得策と言えます。
転職エージェントでは一般に広く公開されていない非公開求人も扱っていますので、公開求人と比べて競争率が高くなりにくく、希望する仕事にピンポイントで応募できる可能性もあります。
正社員を目指す方は、通訳系の求人が多く、転職支援をしてもらえる転職エージェントを
通訳の需要は今後高まることが見込まれますが、現在においては正社員の通訳の求人はあまり多くありません。そのため、正社員で通訳の仕事を探す方は、求人を多く抱えている転職エージェントを活用すると良いでしょう。
以下に紹介するのは、国内でもトップクラスの求人を持つ転職エージェントです。
doda
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サービス名 | doda(デューダ) |
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特徴 | 国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。 保有求人は常時14万件以上、企業からのスカウトも活性しています。 また、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。 |
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企業名 | パーソルキャリア株式会社(1989年6月) |
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リクルートエージェント
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サービス名 | リクルートエージェント |
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企業名 | 株式会社リクルート(1977年11月) |
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パソナキャリア
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企業名 | 株式会社パソナキャリア(1976年) |
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派遣・パートで検討している方は、サポートやキャリア支援の厚い人材紹介サービスを
通訳の仕事は、「派遣」「パート」で募集されるケースも多いです。
副業やパラレルキャリアとして通訳の仕事をされる方は、以下の派遣・パート向けの人材紹介サービスの利用がおすすめです。
テンプスタッフ
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サービス名 | テンプスタッフ |
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企業名 | パーソルテンプスタッフ株式会社(1973年(昭和48年)5月) |
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まとめ)通訳者を目指すなら語学力の向上と転職準備をバランスよく実践しよう

未経験から通訳の仕事を目指すことは、決して容易ではありません。そもそも通訳の仕事に就きたいと考えている人は、すでに十分な語学力を身につけ、ある程度の実績も持っていることが少なくないからです。
ただし、未経験者が通訳になる方法がないわけではありません。今回紹介してきたトレーニングを日頃から実践し、語学力の向上を常に図っていくように心がけましょう。
同時に、転職活動に向けて着実に準備を進めていくことも重要です。
「トレーニングだけ」「転職準備だけ」といった偏りが生じないよう、双方をバランスよく進めていくのがポイントです。
語学力の向上と転職準備を同時並行で進めて、プロの通訳者への道を勝ち取っていきましょう。