キャリアの棚卸しは簡単にできる!具体的なやり方・例とおすすめのサポートサービス
[最終更新日]2022/05/12

人生をより充実したものにするためにも、何が自分にとって最善かを考えるのは大事なことですよね。
その中でも、「仕事」が人生の大半を占める人は多いでしょう。
「自分に合った仕事って何だろう?」
「今の仕事って自分に本当に合ってるのかな?」
など、「自分の今後のキャリアの歩み方をどうするか」について考えたことは誰しもあるはずです。
とは言っても、「具体的にどう考えたらいいか」がわからず、考えがまとまらないままになってしまうこともあると思います。
そんな時、「キャリアの棚卸し」を行うことは、非常に効果があります。
目次
1)キャリアの棚卸しとは

キャリアの棚卸しとは、「これまでの自分のキャリアで何をやってきたのかを全て洗い出すこと」です。
これを聞くと、
「何か特別に成し遂げたことはないな…」
「まだそこまで長くキャリアを積めてない…」
と、何か目立った功績を探そうとする人もいるかと思います。
もちろん、明らかな功績があれば、面接などでアピールポイントになるでしょう。
ですが、キャリアの棚卸しでは「出してきた結果」を振り返るよりも、「業務の過程」を振り返ることが重要なのです。
普段行っている業務だとしても、そこにはあなたのスキルや人間性が反映されているはず。
むしろ自然とこなしている仕事だからこそ、あなたが気づかない自身の特徴や強みを見つけることができるかもしれないのです。
つまり、キャリアの棚卸しは、過去の業務を通してありのままの自分を理解するという、「ひとつの自己分析」と言えるでしょう。
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キャリアの棚卸しで得られる効果

では、実際にキャリアの棚卸しをすることでどんな効果があるのか、具体的に見ていきましょう。
まず一つ目が、「今後のキャリアプランを考える土台になる」ことです。
キャリアの棚卸しを通して、あなた自身の特徴や強みをより深く理解することができれば、向いている職種や業種を考える材料になります。
次に、「転職活動の際に、職務経歴書をスムーズに、かつ高品質に作成できる」ことです。
職務経歴書においてあなた自身の強みや特徴を書くときに、キャリアの棚卸しを通して振り返った具体的な業務やエピソードがあれば、より説得力を持たせることができますよね。
このように、キャリアの棚卸しをすることで、これから先のキャリア形成と、そして転職に向けての具体的な行動に活かすことができるのです。
2)キャリアの棚卸しの進め方

「キャリアの棚卸しが重要なのはわかったけど、どうやってやればいいの?」
キャリアの棚卸しは漠然と取り組んでみても進まないものです。そのため、適切な手順を知っておくことが大切です。
キャリアの棚卸しは、社会人としての実務経験をある程度積んだ人(目安としては3年以上)と、まだ社会人としての経験の浅い人とでやり方を分けた方が効率的です。
キャリアの棚卸しの進め方:社会人としての実務経験をある程度積んだ人
STEP1 「キャリアの棚卸し」表の作成
キャリアの棚卸しは、まず時系列ごとに携わった仕事内容・役割、学べたこと・身に付いたことなどをまとめていきます。
「キャリアの棚卸し」で整理する項目
- 業界・職務
- 仕事内容・役割
- 学べたこと・身に付いたこと
- とくに意識して取り組めたこと
- 情熱を掲げられたこと
- 失敗したこと
- 失敗からの教訓・学んだこと
※Excelで作成する際は、よろしければ「キャリアの棚卸し作成表」ファイルをダウンロードしてお使いください。
「キャリアの棚卸し」表の例
期間 | 2003年4月~2010年9月 | 2010年10月~2015年3月 | 2015年4月~現在 |
---|---|---|---|
業界・職務 |
|
|
|
仕事内容・役割 |
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|
学べたこと・ 身に付いたこと |
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とくに意識して 取り組めたこと |
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情熱を掲げられたこと |
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|
|
失敗したこと |
|
|
|
失敗からの教訓・ 学んだこと |
|
|
|
※横にスクロールして右側の情報を確認できます。
とくに大切なのは「意識して取り組めたこと」そして「情熱を掲げられたこと」です。
これらをしっかり振り返ることによって、将来の働き方について「自分だったらこんな活躍ができそうだ」というイメージを形成しやすくなります。
また、「どうせ自分はここまでしか出来ない」「あまり人に誇れるような実績はない」という気持ちのままキャリアの棚卸しを行っても、よいアウトプットは出てきません。
人生において、無駄な経験など一つもないはずです。
あまり成果を出せなかった時期でも「この期間があったから、自分はこんなことを学べたのかもしれない」と捉え、これまでの軌跡ひとつひとつに光を照らしていくように、振り返っていくとよいでしょう。
STEP2 これからチャレンジしたい働き方を言語化する
キャリアの棚卸しを終えたら、これから先の働き方についてイメージを膨らませていきます。
これまでのキャリアからどのような知識・スキルが付いて、その結果どの領域に進展していったかという「流れ」を感じ取ると、イメージが付きやすいです。
たとえば上のキャリアの棚卸し表では、一貫して企画系の業務に携わりつつ段々と個人からチーム、チームから事業、そして組織へと視点・視座が高まっていることが確認できます。
この場合は、現在のプロデューサ業務以外にも、事業開発や経営企画、そのほか組織コンサルといったキャリアプランも選択肢としてありかもしれません。
このように、キャリアの棚卸しはこれまでの過去を振り返って終わりではなく、これから先の未来の方向付けまで行います。
キャリアの棚卸しの進め方:まだ社会人としての経験の浅い人
まだ社会人としての経験の浅い人は、以下の3つの手順に沿ってキャリアの棚卸しを進めていくとよいでしょう。
- STEP1 「自分は今、仕事で何ができるのか?」を考える
- STEP2 出てきたスキル・知識に対して、「好きか・嫌いか」を考える
- STEP3 「その先の未来に何があるのか」を探求する
STEP1 「自分は今、仕事で何ができるか?」を考える
まずは、自分がこれまで行ってきた業務内容を箇条書きで出していきましょう。
例えばこれまで「営業」の仕事をしていた人は、以下のような業務を書き出していきます。
- 営業事務作業
- 企画書・提案書の作成
- サービス進捗のデータ入力
- 定例会議の参加
今回は例として4つほど書き出しましたが、項目はもっとたくさん出しても構いません。
そして、それら業務を遂行するうえで「必要な知識・スキル」は何かを洗い出していきます。

「必要な知識・スキル」は必ずしも現在あなたが会得していなくとも構いません。
STEP2 出てきたスキル・知識に対して、「好きか・嫌いか」を考える
続いては、STEP1で導き出した「必要な知識・スキル」について、あなた自身が「今後もやっていきたい」「もっと知識・スキルを伸ばしていきたい」と思えるものに印を付けていきます。

上の図では、例として「提案力」、「企画力」、「資料作成力」、「調査業務」に印が付いています。もちろん、どれに印を付けるかはその人によって大きく変わるはずです。
あなたの正直な気持ちで、「この分野について、今後も携わっていきたい」と思えるものに印を付けて行きましょう。
ここでのポイントは、印をつける際に、「得意かどうか」で選ぶのではなく、「今後もやっていきたいと思えるか」または「(その項目に対して)もっと高みを目指していきたいか」を判断軸にして選ぶことです。
「得意なこと」と「好きなこと」が必ずしも同じであるとは限りませんよね。
ですが、「自分が興味を持てるもの、好きだと思えるもの」とは、特に意識せずとも積極的な行動を起こしやすく、自然と知識・スキルが培われていくものです。
これから先、自分自身が納得できるキャリアを歩んでいくためにも、「この分野には興味・関心を持てる」と思えるものに対して積極的に印を付けておくと良いでしょう。
キャリアの棚卸しは、過去の仕事を振り返ることが目的ではありません。それよりも、「自分の可能性を探していく」ことを大切にするべきです。
できるだけ多くの「今後も習得していきたい・伸ばしていきたいと思える知識・スキル」に注目して、将来の可能性を狭めないようにすると良いでしょう。
STEP3 「その先の未来に何があるのか」を探求する
STEP2で「今後も習得していきたい、伸ばしていきたい知識・スキル」が見えてきたら、続いては「今後その知識・スキルを使ってどんな働き方・仕事ができるか」について考えていきます。

上の図では、「提案力・企画力・資料作成力・調査業務」を伸ばしていくことによって、「サービスプランナー」や「プロデューサー」としての活躍ができそうだという結論に至っています。
「どんな活躍ができるか」で具体的な働き方や職種のイメージが付かないという方は、以下の「働き方・職種一覧」を参考にすると良いでしょう。
職種・業種例 | 働き方イメージ(※一例) |
---|---|
営業 |
|
管理業務(総務・人事・経理・事務等) |
|
経営企画・マーケティング |
|
サービス・販売・外食 |
|
IT・Web・インターネット・ゲーム |
|
クリエイティブ(広告・グラフィック関連、出版・印刷、映像・音響、ファッション・インテリア等) |
|
専門職(コンサルタント・士業・金融・不動産等) |
|
エンジニア(機械・電気・電子・半導体・制御) |
|
素材・化学・食品・医療品技術職 |
|
建築・土木技術職 |
|
上記表はあくまで一例です。これ以外にも様々な職種や働き方があります。
また、現在の職種の欄から「今後その知識・スキルを使ってどんな働き方・仕事ができるか」を選んでも良いでしょうし、異なる職種・業種から選んでみても良いでしょう。
ポイントは、「候補は1つではなく複数出しておくこと」、そして「導き出した働き方が、自分にとってポジティブな気持ちになれるものかどうかを確認すること」です。
人は、その為の時間と労力をかければ大抵の働き方は実現できるものです。
「今現在の知識・スキルではとても無理」とすぐに諦めてしまうのではなく、「この働き方を実現できたら、どんな未来が待っているんだろう」という観点で考えてみてください。
3)キャリアの棚卸しがうまくできなかった場合は
ここまで、キャリアの棚卸しの意味や効果、具体的な手順についてご紹介してきました。
もしかしたら、「手順に沿ってやってみたけど、自分に合う仕事がわからなかった…」、「本当にこれが自分の目指すべき道なのか、他の人からの意見も聞きたい」など、不安が残ってしまった人もいるかもしれませんね。
そんな時は、「キャリアコンサルタント」に相談してみると良いでしょう。
キャリアコンサルタントに相談してみよう

キャリアコンサルタントは、相談者のキャリアや働き方について一緒に整理していき、「今後どのようにキャリアを歩んでいけばいいのか」(具体的にはどんな職業を選択するかや、スキルの発見なども含む)という問いに対してアドバイスをしてくれます。
両親や先輩・友人に相談することも一つの方法ではありますが、キャリアコンサルタントはあなたのことを完全にフラットな目線で見ることができる、かつキャリアの専門家でもあるので、より客観的で具体的なアドバイスを与えてくれるでしょう。
転職エージェントなら、無料でキャリアコンサルティングが受けられる
キャリアコンサルティングを受ける場合は、一般的に費用がかかります。
ですが、「転職エージェント」に申し込むとキャリアコンサルタントからのサポートを無料で受けることができます。
転職エージェントは「今すぐに転職したい」と思っている人のみのサービスではありません。現在またはこれからのキャリア・働き方について悩んでいる人もサポートの対象としています。
つまり、転職における具体的な求人紹介ではなく、キャリア相談をメインにサービスを受けることも可能なのです。
転職エージェントは対面でのサポートをはじめ、電話やオンラインでの面談も可能となっているところがほとんどです。
次の章では、キャリア相談が可能な転職エージェントの具体的なサービスを紹介していますので、興味のある人は参考にしてみてください。
4) キャリア相談が可能な、サポートの厚いおすすめの転職エージェント
20代~30代前半は、マイナビエージェントがおすすめ
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また、相談はオンラインまたは電話で実施できるケースが多く、地方にお住いの人も問題なくサービスを受けられるでしょう。
お金はかかってしまいますが、第三者の視点からキャリアを振り返ってもらうことによって新たな気づきを得たり、今後の働き方をより良くするきっかけに繋げていきやすいです。
キャリアコンサルタントを選ぶポイントは、あなたの希望する(または興味のある)領域でのコンサル実績の豊富な人を選ぶことです。
各サービスではサービス提供者のプロフィール情報でこれまでの実績が紹介されていますので、「この人だったら、自分がまだ持ち得ていない視点でアドバイスを貰えそう」というキャリアコンサルタントを選んでみてください。
まとめ)キャリアの棚卸しをすることで、より良い人生を!

キャリアの棚卸しは、これまでのキャリアを全て振り返っていくので、ときに大変な作業になることもあるでしょう。
ですが、棚卸しを行って導き出した答えは、きっとあなたのこれからより良い働き方と人生に、大いに役立てられることでしょう。
「ひとりで考えるのが難しい」と感じる場合は、この記事で紹介したように転職エージェントの「キャリアコンサルタント」に相談するのも有効な手段です。
あなたにとって、より良いキャリア、人生を築いていけることを願っています。