Webエンジニアの年収はどのくらい? 年収アップの方法を解説
[最終更新日]2022/02/10

「Webエンジニアへ転職したい」と思ったとき、気になることの1つに年収を挙げる方は多いでしょう。転職後の年収が上がるかどうかにより、生活のレベルは大きく変わります。なかには、「やりたい仕事よりも稼げるかどうか」ということを気にする方も、いるかもしれません。
Webエンジニアの年収は転職先の企業はもちろん、担当する業務や開発に使う言語により変わります。
目次
1)Webエンジニアの年収相場

Webエンジニアの平均年収は、400万円~500万円台といわれています。ここでは一例として、カカクコムの「求人ボックス 給料ナビ」で公開された情報を取り上げます。
2022年2月時点の情報では、以下のとおりとなっています。
- 平均年収は584万円
- 年収440万円~659万円に属する方が多い
- エンジニアにより、年収は366万円から879万円までばらつきがある
平均年収は高めであるものの、エンジニアごとの差が大きいことも特徴です。スキルアップの努力と転職活動の工夫により、高い給料が狙える職種といえるでしょう。この点でも、年収アップの方法を押さえた転職活動が求められます。
年代別Webエンジニアの平均年収

Webエンジニアの平均年収は、年代が上がるごとにアップします。これは年齢がアップするとより多くの経験を積めるため、できることが増えるためです。
調査元により異なるものの、エンジニアの主力となっている20代から40代までの平均年収は以下のとおりとなっています。
- 20代:339万円~445万円
- 30代:533万円~573万円
- 40代:621万円~651万円
上記の数字だけを見ると、年齢が高めの方は「Webエンジニアなら駆け出しでも高給がもらえる」と思いがちですが、そうではないことに注意が必要です。
Webエンジニアは、人による年収の幅が大きい職種。実力主義の業界でもありますから、駆け出しのエンジニアなら年収300万円台でも受けざるを得ないケースもあるでしょう。
そもそも年齢が上がるにつれ、求められる職責は大きくなるもの。これに対応できない方は人事考課で高い評価を受けられず、低い給与にとどまらざるを得ません。実力が上がらないと給与もアップしないことに留意が必要です。
Webエンジニアの年収は、担当する業務・使用言語によっても変わる
Webエンジニアの年収は年齢だけでなく、担当する業務や使用する言語によっても大きく変わります。ここでは主な3つの職種を取り上げ、順に解説していきます。
フロントエンド系の開発(Webサイトの画面を設計・開発)の年収イメージ
カカクコムの「求人ボックス 給料ナビ」によると、フロントエンド系を開発するエンジニアの平均年収は552万円であり、年代が上がるにつれて上昇することが示されています。また平均年収の情報をまとめると、その幅は300万円~900万円と大きいことが特徴です。
平均年収は、開発に使う言語によっても変わることが特徴です。たとえば求人検索エンジン「スタンバイ」によると、2017年のJavaScriptの年収中央値は536万円。2018年にはJavaScriptを拡張したTypeScriptがランクインし、年収中央値は575万円と高い金額になっています。
一方でhtmlコーダーの年収は、高くありません。リブセンス「転職会議」の調査結果によると平均年収は316万円であり、年代が上がってもなかなかアップしないことが特徴です。
このようにフロントエンド系の開発では実力だけでなく、職種や言語により年収が異なることを理解しておきましょう。できるだけ高い給与を受け取れる職種や言語を選ぶことは、1つの方法です。
バックエンド系の開発(サーバーサイドの設計・開発)の年収イメージ
バックエンド系を開発するエンジニアの平均年収は、400万円~600万円となる場合が多いです。ITプロパートナーズが公表した情報によると、言語ごとの年収はおおむね以下のようになっています。
- GO言語:600万円
- Java:450万円~600万円
- PHP:400万円~600万円
- Python:500万円~600万円
- Ruby:500万円~600万円
上記のデータを見る限り、言語の選択は年収に影響する要素の1つであることは確かです。しかし年収は転職先やあなたのスキルなど、言語以外による部分も大きいといえるでしょう。得意な言語がある方は、それを生かして就職することがよいといえます。
もっとも以下のような方は、1,000万円以上の年収を得られる可能性があります。
- 開発のスキルが極めて高く、職場のエースとして活躍できる方
- 役職がつく方
バックエンド系のエンジニアは需要が高い言語を選び実力をつけることで、高い年収が期待できます。
サイトの保守・運用の年収イメージ
サイトの保守・運用業務に携わるエンジニアは、年収が低めであることに留意が必要です。
この業務に関する代表的な職種には、サーバの運用・監視・保守といった業務が挙げられます。平均年収は400万円前後であり、フロントエンド系やバックエンド系のエンジニアと比べて100万円以上も低くなっています。
職場やあなたのスキルによっては、年収300万円を切る可能性があることも考えておかなければなりません。
もっとも年齢が上がれば、年収が上がる可能性はあります。しかしそれは、経験を積みスキルを上げてこそ得られるもの。初心者の場合は、年収が低いことを念頭に置く必要があります。
2)Webエンジニアの仕事内容は?
ひとくちにWebエンジニアといっても、さまざまな業務があります。仕事内容は、大きく以下の3つに分けられます。
いずれもシステムをつくる上で欠かせない仕事であるものの、求められるスキルや技術は大きく異なります。それぞれの仕事について、どのような特徴があるか確認していきましょう。
システム構築

Webサービスを作る上では、要件定義から設計、開発、テストの順番を踏み、リリースして運用段階へ進めます。この手順は、他のITシステムと大差ありません。
自社サービスでは自社の戦略やユーザーの要望に応じて、受託開発であれば顧客が求める要望に沿って要件が決まります。いずれの場合も、決められた要件に沿って開発を進めることになります。
開発する手法は、大規模なシステム開発に向く「ウォーターフォール開発」と、リリースされるサービスが段階的に増え、途中での修正が可能な「アジャイル開発」の2種類に分けられます。
トレンドの1つとなっている「スクラム開発」はアジャイル開発の1つで、チームのコミュニケーションを重視することが特徴です。どの手法が使われるかはプロジェクトによりますから、代表的な開発手法を理解しておくことが必要です。
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Webサービスの制作・開発

Webサービスが他のシステムと異なる点は、インターネットやWebブラウザといった、特定のシステムに依存しない製品やサービスを使うことです。
このため内容を正しく表示することはもちろん、利用者が快適に使えるよう配慮し、Webサイトを製作しなければなりません。
とりわけフロントエンド系の開発は、利用者が使う画面まわりを担当します。
いくら高速で多くの情報を提供するシステムであっても、使い勝手が悪いとせっかく作ったシステムも使われません。またバックエンド系の開発においても、処理のスピードや結果の正確性は重要です。
利用者の支持を得てサービスの利用を増やすためにも、Webサイトの製作には細心の注意を払うことが求められます。もし受託開発であれば、発注元のニーズにこたえる姿勢が求められるといえるでしょう。
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サービスの保守・運用

開発したWebサービスは、そのままの形でずっと活用されるケースはほとんどありません。多くの場合は以下の理由により、多少なりとも修正や機能の追加が入ります。
- 運用後、不具合が見つかった
- 法令改正や市場の要望に対応するため、変更をしたい
- 新しいサービスを提供するため、機能追加をしたい
このためリリース後も保守・運用業務として、プログラムの変更を行う仕事が発生します。Webエンジニアとして最初に配属されるプロジェクトが、保守・運用業務というケースも珍しくありません。サービスを止めなければならないほど重大な不具合が発生した場合は、緊急対応を迫られる場合があることは認識しておきましょう。
またWebエンジニアは、SEO(検索エンジン最適化)に関する業務を行う場合もあります。Webサービス側で工夫できることもいくつかありますから、この点も理解しておくとよいでしょう。
3)Webエンジニアとして年収アップするための3つの方法
Webエンジニアは、ただ経験を積めば年収が上がる仕事ではありません。年収をアップさせるためには、あなた自身の努力が必要です。その方法は、以下の3点にまとめられます。
いずれも重要な項目です。それぞれのポイントについて、詳しく解説していきましょう。
「できる業務」を増やしていくためのスキルアップ

多くのWebエンジニアは、開発や運用からスタートする方が多いでしょう。
年収のアップには経験値や熟練度を上げるだけでなく、仕事の範囲を広げることも重要です。その点で要件定義や基本設計といった上流工程を担当できると、エンジニアの価値も大きく上がります。
現場で最も求められるエンジニアは、1人でさまざまな業務を担当できる方です。今の職務に満足せず、開発の工程をひととおり担当できるまでスキルを高めることが重要です。
ところで、Web開発でよく使われる言語は限られます。
技術者が過剰なのにニーズがない言語を選んでも、なかなか年収は上がりにくいもの。このため、言語の選択は重要です。これからWebエンジニアを目指す方は、以下にあげる言語を選ぶとよいでしょう。
- 案件が多い言語:Java、PHP、Python、JavaScript
- これから期待できる言語:GO言語、TypeScript、Kotlin
職場で評価されるためにも、スキルアップに努めましょう。
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数年後のキャリアパスを明確にしておく

さきに解説したとおり、Webエンジニアにはさまざまな仕事があります。
できる業務を増やすためのスキルアップは必要ですが、いくらスキルを高めたとしてもWebエンジニアに関わるすべての業務をこなせるわけではありません。
加えて仕事のレベルが上がると、より専門的な分野のスキルアップが求められます。このため技術を究めるかマネジメント能力を高めるかなど、エンジニアの方向性を定めておく必要があります。
数年後のキャリアパスを明確にしておくことで、集中したキャリアアップにつなげられ、年収をアップさせることが可能です。
主なキャリアパスには、以下の3点があげられます。
- 技術系のスペシャリストになる
- プロジェクトマネージャーに代表される、マネジメント職に就く
- 独立してフリーランスになる
それぞれのキャリアパスで、求められるスキルは異なります。高めるべきスキルと将来性、年収を確認した上で、慎重にキャリアを選びましょう。
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これまでフリーランスとして働く際にネックとなっていたのが、「自分で仕事を見つける(交渉する)こと」でした。
ですが、近年ではフリーランス向けに案件を紹介する「フリーランスエージェント」のサービスも多く登場し、フリーランサーとしての敷居は低くなってきています。
日常で行っていた業務が、社会では非常に高い案件単価でやり取りされていた──ということは少なくありません。
気になる方は、以下のフリーランスエージェントに登録して、案件を確認してみると良いでしょう。
ITエンジニアにおすすめのフリーランスエージェント
フリーランスエージェント | 特徴 |
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![]() レバテックフリーランス | 主な案件:プログラマー、SE、PM、アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、フロントエンドエンジニア、ネットワークエンジニア、PMO…他
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![]() Midworks(ミッドワークス) | 主な案件:フロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニア、スマホアプリ開発(ネイティブ)エンジニア、アナリスト(データサイエンティスト)、企画・マーケティング、Webディレクター・プロデューサー、UI・UXデザイナー…他
|
![]() PE-BANK | 主な案件:Webアプリ開発、業務アプリ開発、インフラ/運用/基盤系、PM/PMO/コンサル等、汎用機系、組込系/制御系…他
|
IT業界に強い転職エージェントも活用しよう

年収をアップさせるためには、将来性の高い企業に転職することも重要です。
しかし転職希望者にとって、将来性が高いかどうかを見極めることはなかなか難しいもの。なぜなら、企業はすべての情報をWebに公開しているわけではないためです。
転職時の企業探しは、転職エージェントの活用がおすすめ
IT・Web業界に強い転職エージェントは以下の情報をもとに、将来性の高い企業を提示できることが強みです。
- 業界の動向や、年収額ごとに求められるエンジニアのスキル
- 非公開情報を含めた、各社の特徴や強み(モデル年収なども含む)
転職エージェントは求人の紹介以外にも、書類添削や面接対策、スケジュール調整など、選考に向けたサポートも万全であることも強みにあげられます。
次の章でおすすめの転職エージェントを紹介しますので、転職活動の参考にしてください。
4)Webエンジニアの年収アップ転職におすすめの転職エージェント
ここではIT・Web業界の転職支援に強い転職エージェントと、あなたに合ったサービスの見つけ方について解説していきます。
Webエンジニアでの転職を進める際は、以下の3つのポイントを意識することが大切です。
- Point1 それぞれの転職エージェントの特徴を知っておく
- Point2 「自分に合いそう」と思える転職エージェント2~3つに登録する
- Point3 面談やメール・電話のやり取りから「相性」と「やりやすさ」を確認する
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特にポイント3つ目の「相性とやりやすさ」は重要です。
転職エージェントの担当者とは、転職期間中はずっと付き合いを続けていきますので、「自分に合った担当アドバイザー」を早めに見出していくことが、転職成功のひとつの要となるでしょう。
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転職エージェントに登録したら、担当者からの連絡があった際に上記の「親身に相談に乗ってくれるか」、「紹介する求人について、おすすめの理由をきちんと説明してくれるか」、「紹介・連絡のペースは適切か」について確認すると良いでしょう。
そうすると、自然とあなたにマッチする担当(サービス)かの判断がつきやすくなります。
マイナビIT AGENT|IT・Web業界への転職支援に強い&丁寧なサポート
企業名 | 株式会社マイナビ |
---|---|
エンジニア求人数 | 約21,283件(2022年2月現在) |
対応エリア | 全国 |
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マイナビIT AGENTの活用メリットとおすすめポイント
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エンジニア求人数 | 約15,018件(2022年2月現在) |
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ワークポートの活用メリットとおすすめポイント

引用元:転職エージェントのWORKPORT(ワークポート)で 転職相談サービスを体験してみた!
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doda ITエンジニア|幅広く充実したボリュームの求人と、積極的な提案
企業名 | パーソルキャリア株式会社 |
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エンジニア求人数 | 約26,613件(2022年2月現在) |
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doda ITエンジニアの活用メリットとおすすめポイント
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まとめ)転職時だけでなく入社後の年収アップも意識して、職種や応募先を決めよう
仕事を選ぶ上で、お金はやはり重要な要素です。
年収は業務内容などにより変わるもの。本記事を参考にして、できるだけ高い年収を得られる職種を目指し、会社選びを進めるとよいでしょう。
あなたの持つスキルを生かせる職場に就職できたなら、それがベストといえます。
もっとも、入社後の年収が右肩下がりになるようではいけません。応募先を決める際には、将来性があるかどうかもチェックすることが重要です。
この点で、転職エージェントの活用はおすすめです。将来のキャリアについても相談に乗ってくれますから、じっくり話し合った上で応募先を決めるとよいでしょう。