dodaを退会・解約する正しい方法と、あとで失敗・後悔しないための注意点
[最終更新日]2022/02/23

「dodaを退会したいけど、何からすれば良いの?」
「個人情報の扱いが心配…」
dodaを退会するにあたって、「転職先が決まったから」「自分に合わない」「転職先は決まっていないけど、一度休止したい」など、理由は様々なはずです。
目次
1)dodaを退会・解約する前に確認しておくべきこと
はじめに、転職先がまだ決定していない方に向けて、dodaを退会する前に確認しておきたい2つのポイントを説明していきます。
- 本当に退会するべきか、再度考えてみる
- サービスの「退会」ではなく、「停止」という方法も
「転職先が決まったので、dodaを退会したい」という方は、本章は飛ばして次章から読み進めてください。
本当に退会するべきか、再度考えてみる

転職活動を継続中の方で、dodaの退会を検討している方には様々な背景があると思いますが、今一度「退会したい理由」を考えてみましょう。
その理由によっては、dodaを退会する必要はないかもしれません。
dodaの退会理由の中でも、よくあるものが以下2つです。
- アドバイザーへの不満を持っている
- 良い求人を紹介してもらえない
退会理由が上記2つのいずれか(もしくは、両方)に当てはまる場合は、ご自身の働きかけ次第で、現状を好転させられる可能性があります。
dodaは、国内でもリクルートエージェントに次ぐ求人数を有しています。一般の求人媒体には紹介されない「非公開求人」も多く、dodaでしか出会えない求人もあります。
「求人の選択肢を多く確保しておく」為には、転職活動中においてdodaのサービスは利用し続けたほうが効果的でしょう。
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それでは、先に挙げた2つ不満(退会理由)に対して「どのように対処していけば良いのか」、詳しく見ていきましょう。
退会したい理由が、「アドバイザー」にある場合
退会を考えている理由がアドバイザーにある場合は、先に「担当者の変更」を検討することをおすすめします。
わざわざ転職エージェントを変えずとも相性の良い、新しい担当アドバイザーに出会える可能性もありますし、あなたの志望や活動状況は前任者から引き継がれていますので、スムーズに活動を再開できるはずです。
また、担当の変更を依頼する際は、相手への配慮を考えたうえで、しっかりと理由を伝えることが重要です。
明確な理由を伝えずに担当の変更を申し出てしまうと、「すぐに担当を変更したがる人」と、マイナスな印象を持たれてしまうかもしれません。
丁寧に担当変更の依頼を行うためにも、メールまたは電話で依頼することをおすすめします。
担当変更依頼のメール例
件名 | 今後の転職サポートに関して |
◆◆エージェント△△様
いつも大変お世話になっております。 この度御社の転職支援のサービスを受けております、<あなたの名前>でございます。 これまで多くの求人情報と活動に向けて有益な情報を頂きました。大変感謝しています。 さて、現在私は<現担当キャリアアドバイザーの名前>様に担当していただき、毎回適切かつ丁寧なアドバイスをいただいており、感謝しております。 しかしながら、<現担当キャリアアドバイザーの名前>様がお考えになる転職プランと、私が目指しているプランとで、若干のずれがあることを気にしており、そのため面談やお電話の場においてもやや意見の食い違いが生じているように感じております。 もちろん、コミュニケーションがうまく取れていないことは私自身の知識不足や至らなさによるものであることは承知の上なのですが、もし可能であれば、他の担当者の方とお話をする機会もいただければと考えております。 お手数をおかけいたしますが、ご検討のほどどうぞよろしくお願いいたします。 ———————————– 〔氏名〕 電話:090-XXXX-XXXX e-mail: min-ten@XXXX.com ———————————– |
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退会したい理由が、「良い求人を紹介されない」ことにある場合
dodaの退会を考える理由が「良い求人を紹介されない」ことにある場合は、以下2つのことを試してみてください。
- 自分の希望が担当者にきちんと伝わっているかを振り返る
- 併用して他の転職エージェントを利用する
まずは担当者とのやり取りの中で、「自分の希望は担当者にきちんと伝わっているか」を考えてみましょう。
大抵の人は転職する理由を複数持っているものです。例えば、「●●の業務に携わりたい」、「年収アップしたい」、「残業は少ないほうが良い」、「人間関係の良い職場環境で働きたい」等、それぞれの理由の背景は人によって様々ですし、優先度合いの違いもあります。
これら理由や希望について、担当者にしっかり本音で話せているかを振り返ってみてください。もし、「もしかしたら、きちんと伝えきれていなかったかもしれない」と思うようなら、今後の担当者とのコミュニケーションによって、提案される求人の品質は改善される可能性があります。
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また、同時に複数の転職エージェントを活用しながら、dodaの活用を続けるのかを判断しても良いでしょう。
下は、リクルート社の調査した【転職エージェント(人材紹介会社)利用社数】の結果をもとに作成したグラフです。
参照:リクナビNEXT「転職エージェント(人材紹介会社)を使った転職活動ガイド」の内容をもとに、弊社にてグラフ作成
グラフからは、転職成功者は全体と比較してより多くのエージェントに登録する傾向にあることがわかります。
また、他のサービスと比較することによって、dodaを継続するべきかについて適切な判断もしやすくなるでしょう。
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サービスの「退会」ではなく、「停止」という方法も
転職先が決まっておらず、今後もdodaを利用する可能性があるという方は、サービスの退会ではなく、「停止」することをおすすめします。
dodaは一度退会してもサービスの利用はできますが、その場合は職務経歴書などの情報を一から登録し直さなければなりません。
サービスの停止を行えば、登録情報は残したまま、dodaからのメールや電話、一部サービスを止めることができます。
停止方法に関しては、dodaのマイページ上にある「登録情報設定」からお手続きが可能です。
詳しくは、以下の画像下部のリンク先をご確認ください。

doda公式サイト「「各種サービスの停止」と「dodaからの退会」の違いを教えてください」
dodaの活用を再開したいと思ったときに、スムーズにサービスを受けられるようにしておくためにも、「dodaのサービス停止」を先に検討してみると良いでしょう。
2)dodaの退会手順
dodaを退会する際の手順について説明していきます。
退会する際には、以下2つ(または3つ)のステップを踏みます。
- ①応募、または選考中の企業がないかを確認する
- (②個人情報(書類)の返却を希望する場合は、退会手続き前に行う)
- ③dodaの退会手続きを2つの方法から選んで行う
①応募、または選考中の企業がないかを確認する
dodaを退会する前にまず確認しておきたいことは、「現在、応募・選考中の企業がないか」です。
転職エージェントと求人を掲載している企業の間には信頼関係があります。あなたが連絡をせずに企業の選考を辞めてしまうなどの行動を取った場合、doda側にも迷惑がかかってしまうのです。
そうなると、もしあなたが再度、dodaを活用して転職活動を行おうとしたときに悪い印象が残ってしまう可能性もあります。
企業と転職エージェントに迷惑の掛からない対応をすることはもちろん、あなた自身の信頼が損なわれてしまうことがないよう、退会を決めたらすぐに担当アドバイザーに連絡を入れることが大切です。
退会手続きを行うタイミングは、基本「すべての選考が終わった後」にしましょう。
②個人情報(書類)の返却を希望する場合は、退会手続き前に行う
dodaの退会が完了した後、doda側では登録していた個人情報や提出書類は責任をもって廃棄することになっています。
もしここで提出書類の返却を希望する場合には、「退会前」に返却の手続きを行う必要があります。
返却手続きを行う際は、「電子データ」または「書類」のいずれかの方法を選べます。
電子データ(インターネット)での返却を希望する場合
以下、お問い合わせフォームから申請の手続きを進めていきます。
「お問い合わせフォーム 」

必要事項を入力して、doda側で本人確認が取れ次第、個人情報を含む書類はメールで送られてきます。
書類(郵送)での返却を希望する場合
郵送で提出書類を返却してもらう場合には、「個人情報の取り扱いについて」から申請の手続きを進めていきます。
上記ページにアクセスした後の流れは、以下をご覧ください。
(1)「個人情報に関するご要望の受付」をクリック

(2)「郵送による請求」欄にある「個人情報の開示・訂正・消去法等の請求書」をクリック

(3)請求書をダウンロードし、必要事項を記入して提出

ダウンロードした書類に、必要事項を記入してdodaに郵送すれば手続きは完了ですが、実際に書類が返却されるまでには2週間ほどかかることもあるようです。
③dodaの退会手続きを2つの方法から選んで行う
dodaの退会には、2つの方法があります。
ご自身の都合や状況に合わせて、どちらの方法が良いか検討してみてください。
- WEBページから退会申請する
- 担当者にメール、または電話で直接、退会希望を伝える
WEBページ
WEBで退会する際には、マイページ右上(スマホだとメニューバーの中)にある「登録情報設定」をクリックします。

次に、ページを下にスクロールしていくと、「退会申請」のボタンがあるので、ここをクリックします。

以上で手続きは完了です。
退会の際は入力しなければならない項目はないので、手続きはすぐに完了するでしょう。
担当者にメール、または電話で直接、退会希望を伝える
担当者に直接、メールや電話で退会の連絡をする際には、以下3つの内容を伝えます。
- 退会手続きの申し出
- 退会理由
- 担当者への感謝の言葉
基本的に、担当者への連絡はメールで問題ありませんが、「口頭で感謝の気持ちを伝えたい」という場合は、電話で退会希望を伝えると良いでしょう。
以下、メールで退会希望を伝える際の例文です。
メール文例「退会手続きのお願い」
件名 | 退会手続きのお願い |
◆◆エージェント△△様
お世話になっております。 ○○です。 このたび転職先が決定しましたので、退会手続きをお願いしたく、ご連絡を差し上げております。 △△様には、魅力的な求人の紹介をはじめ、面接時のアドバイスやキャリアのアドバイスをいただき、大変感謝しております。 これまで転職活動をサポートしていただきまして、誠にありがとうございました。 △△様の益々のご活躍をお祈り申し上げます。 ———————————– 〔氏名〕 電話:090-XXXX-XXXX e-mail: min-ten@XXXX.com ———————————– |
3)転職活動を続ける際に、押さえておきたいおすすめ転職エージェント
ここでは、今後も転職活動を継続している方に向けて、おすすめの転職エージェントをタイプ別にご紹介していきます。
転職エージェントには、リクルートエージェントをはじめとする全業種・職種の求人紹介を行う「総合型」のサービスと、特定の業種・職種等の分野を絞って求人紹介を行う「特化型」サービスの、2つのタイプがあります。

複数のサービスに登録し使い勝手を確認しておくことによって、、あなたにフィットする転職エージェントや相性の良い担当アドバイザーに出会える可能性を高められます。。
以下、総合型と特化型に分けて転職サービスをご紹介しているので、参考にしてみてください。
「総合型」の転職エージェントおすすめ一覧
リクルートエージェント──国内No1の求人数 転職支援ツールも充実
リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
全国の地域で対応が可能で、各都道府県の求人も豊富です。拠点も多く、オンライン・電話のサポートはもちろん対面での面談の受けやすさも強みの一つです。
リクルートエージェントの活用メリットとデメリット・注意点
リクルートエージェントでは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
業界・企業情報はネットで公開されていないものも多いため、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。
![]() 職務経歴書エディタ |
テンプレートや入力例に沿って、職務経歴書を半自動で作成できるサービス。作成後にWordファイルにダウンロードして利用することも可能。 |
![]() 面接力向上セミナー |
企業が「採用したい」と思える面接の必勝法が学べるセミナー。参加者の99%が「満足」以上の回答。 現在(2022年3月)はLIVE配信(オンライン)で行われている。 |
一方のリクルートエージェントのデメリット・注意点としては、これらサポートの提供は適切かつとても「スピーディ」であるということです。担当者によっては、活動ペースを急かしてくることもあるかもしれません。
「じっくりと、自分のペースで転職活動をしたい」という場合は、パソナキャリア(全世代向け)、マイナビエージェント(若手社会人向け)、JACリクルートメント、リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)にも併せて登録し、より自身にマッチするサービスを選んでおくと良いでしょう。
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マイナビエージェント──じっくり・丁寧なサポート。若手社会人への転職支援に強い
マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。
とくに20代〜30代前半の転職サポートを得意としており、志望動機のブラッシュアップや面接指導を的確に行ってくれます。
サポート対応地域は全国で、地域ごとに専門のアドバイザーが対応しています。
マイナビエージェントの活用メリットとデメリット・注意点
業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえるのが特徴です。業界・職種に特有の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーに相談したい人に適しています。

引用元:マイナビエージェント公式HP
また、大企業だけでなく中小企業の求人も豊富に保有しているため、企業規模に関わらず自分の希望に合った会社を探している人に向いています。

一般的に、大手転職エージェントのサポートは「3ヶ月間」などの期限が設けられています。
一方、マイナビエージェントでは期間の制限はなく、「無期限」でサポートを提供してくれます。「思いのほか活動期間が長引いてしまった…」とった場合も、マイナビエージェントであればサポートを継続してもらえるのです。
期間を定めることなく、かつ転職者の経歴と想いに合った転職先を紹介していくマイナビエージェントのスタイルは、「内定率のアップ」や「納得できる転職の実現」に大きく寄与しています。
実際にマイナビエージェントを利用して転職に成功した人は、入社後にミスマッチを感じることも少ない傾向があります。
一方のマイナビエージェントのデメリット・注意点は、サポートは手厚いが、転職意欲の低い人は優先度を下げられる可能性がある点、そのほか職種・業種によっては提案される求人が少ない場合もあることです。
リクルートエージェント、パソナキャリア、リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)といった求人数が豊富でかつ担当から積極的なスカウトや提案の受けられるサービスも並行して登録しておくと、安心でしょう。
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パソナキャリア──全都道府県に拠点あり、地方転職に強い&じっくり相談に乗ってもらえる
パソナキャリアは、人材派遣業の代表的な企業として知られるパソナグループが運営する転職エージェントです。派遣事業で築いてきた信頼は厚く、取引企業数は16,000社以上にのぼります。過去の転職支援実績は累計25万人に達しており、豊富な転職ノウハウを有しているのが特徴です。
転職コンサルタントによる丁寧なサポートを特徴としており、利用者の年収アップ率67.1%という実績からもサポート品質の高さがうかがえます。
サポート対応地域は全国、かつ全都道府県に支店があります。対面サポートもしやすいエージェントです。
パソナキャリアの活用メリットとデメリット・注意点
人材サービスを総合的に手掛けるパソナグループならではの特色として、拠点が全国の都道府県にある点が挙げられます。
拠点が各地にあることで、キャリアアドバイザーによるサポートも受けやすくなるはずです。
転職サービスによっては首都圏や大都市部のみが対象エリアとなっていることも少なくない中、地方での転職にも対応できるのは大きなメリットといえるでしょう。
また、地元の企業との信頼関係を築く上でも、エージェントの企業担当者が高頻度で採用担当者とコンタクトを取っていることは重要です。
地方に本社・支社がある企業の詳細な情報を得られるだけでなく、「パソナキャリアが推薦する人材なら採用を前向きに検討しよう」と思ってもらえる可能性が高いでしょう。
そうした背景もあり、パソナキャリア利用者の67.1%が内定後の年収アップに成功しているといいます(※公式サイトより)。

引用元:パソナキャリア公式サイト
履歴書や職務経歴書の添削、面接対策、さらには自己分析やキャリアの棚卸しについても、キャリアアドバイザーが親身になって二人三脚で取り組んでくれるので、「転職活動をひとりで進めるのは不安…」という人には特に心強いパートナーとなるでしょう。
一方のパソナキャリアの注意点は、サポートは手厚いが、転職意欲の低い人は優先度を下げられる可能性がある点、そのほか職種・業種によっては提案される求人が少ない場合もあることです。
リクルートエージェント、リクルートダイレクトスカウト、ビズリーチといった求人数が豊富でかつ担当から積極的なスカウトや提案の受けられるサービスも並行して登録しておくと、安心でしょう。あわせて読みたい
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JACリクルートメント──紹介される求人と、キャリア相談の品質が高い
JACリクルートメントは「年収600万円以上」のハイクラス向け転職エージェントです。一定以上の経験や実績のある人材を求める企業の紹介に優れており、ミドル層以上の転職活動におすすめです。
JACリクルートメントでは求人紹介だけでなく、キャリア面談やキャリアの棚卸し、キャリアプラン相談といった総合的なキャリアコンサルティングを行ってくれます。
在籍コンサルタントは人材業界の中でもベテラン勢が多く、これまでの豊富な転職支援実績をもとにキャリアコンサルティングを実施してもらうことができます。
JACリクルートメントの活用メリットとデメリット・注意点
JACリクルートメントを活用するメリットとして筆頭に挙げられるのが「ハイクラス向け求人の充実度」です。とくに年収600万円以上など好条件の求人を多数保有していることから、ハイクラス人材を求める企業と転職者のマッチングを得意としているのです。
高年収帯の求人や、重要なポジションを募集する求人を探している人にとって、登録を検討する有力な理由となるはずです。
JACリクルートメントは両面型サポートのため、コンサルタントが企業の採用担当者が直接コンタクトを取り、企業の情報や就業条件についてヒアリングを実施しています。

つまり、転職者に伝えられる企業情報はコンサルタント自身が収集した一次情報なのです。
このため、企業担当と人材担当の間で情報が分断されてしまう心配がなく、精度が高く確実な情報を得ることが可能となっています。
一方のJACリクルートメントのデメリット・注意点は、保有求人数が大手サービスよりも少なめである点です。
「希望している求人が思ったより多く紹介されなかった…」という場合は、求人数の豊富なリクルートエージェント、パソナキャリア、リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)といった転職サービスがおすすめです。
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type転職エージェント|東京・神奈川・埼玉・千葉で年収アップしたい人におすすめ
type転職エージェントは株式会社キャリアデザインセンターが運営する転職支援サービスです。同社の創業は1993年と、人材事業としては老舗の部類に入る企業として知られています。
長年にわたり人材サービスを提供してきた実績は、転職支援実績の豊富さや企業との信頼関係の強さとなって表れています。実際、type転職エージェントを活用して転職に成功した人の71%が年収アップを実現しているのです。
また、ひとりひとりの経歴と志向に合わせてのサポート・アドバイスが得意という評価が多く、とくにIT業界への転職支援を強みとしています。
東京・神奈川・千葉・埼玉で、転職によって年収アップを図りたい人、「自分のこれからのキャリアについて相談したい」という人は、type転職エージェントのサービスがフィットしやすいでしょう。
type転職エージェントの活用メリットとデメリット・注意点
type転職エージェントでは、面接対策をした場合としなかった場合とでは、対策をした方がおよそ12%通過率が高くなるというデータが出ています(※公式サイトより)。
これは老舗ならではの企業とのパイプが太いことと、転職者とのヒアリングや面接対策を丁寧に行うことによって、転職者と企業とのミスマッチを防ぐことができている結果と言ってよいでしょう。
「他の転職サービスではあまり良いアドバイスがもらえなかった」という方も、type転職エージェントを試してみると良いかもしれません。
一方のtype転職エージェントのデメリット・注意点は、職種・業種によっては提案される求人が少ない場合もあることです。
パソナキャリア、リクルートエージェント、リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)といった求人数が豊富でかつ担当から積極的なスカウトや提案の受けられるサービスも並行して登録しておくと、安心でしょう。あわせて読みたい
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「特化型」の転職エージェントおすすめ一覧
分野 | サービス名 | 特徴 |
---|---|---|
IT・Web | ![]() マイナビITエージェント |
■手厚いサポートを受けたい全国のITエンジニアの転職におすすめ
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![]() レバテックキャリア |
■都市部でキャリアアップを目指すITエンジニアの方におすすめ
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|
20代・若手 | ![]() マイナビジョブ20's |
■20代のはじめての転職、正社員経験の浅い人におすすめ
|
![]() JAIC(ジェイック) |
■20代~30代前半のフリーター・既卒・若手社員におすすめ
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|
![]() 就職Shop |
■20代のフリーター・既卒・第二新卒におすすめ
|
|
ハイクラス | ![]() JACリクルートメント |
■キャリアプランについてじっくり相談したい人におすすめ
|
![]() リクルートダイレクトスカウト |
■年収700万円以上の転職を目指す全国の転職者におすすめ
|
|
![]() ビズリーチ |
■ハイクラス層向けのスカウト・オファーが欲しい転職者におすすめ
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マスコミ | ![]() マスメディアン |
■テレビ・書籍・Web等のメディア系事業を目指す転職者におすすめ
|
アパレル | ![]() クリーデンス |
■アパレル・ファッション業界を目指す転職者におすすめ
|
経理・財務、人事、管理業務 | ![]() ジャスネットキャリア |
■会計、税務、経理・財務分野の転職におすすめ
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![]() MS-Agent |
■管理部門(経理・財務・人事・総務・法務等)の転職におすすめ
|
|
外資系 | ![]() ランスタッド |
■製造業・ものづくり業、医療機器・医薬品業界の好条件求人が豊富
|
![]() エンワールド |
■質の高いグローバル求人を提案してもらえる
|
|
![]() ロバート・ウォルターズ |
■外資系企業・日経グローバル企業の転職におすすめ
|
|
製造系エンジニア | ![]() メイテックネクスト |
■製造系エンジニアへの転職を目指す人におすすめ
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介護 | ![]() きらケア |
■介護・福祉分野への転職を目指す人におすすめ
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![]() かいご畑 |
■はじめて介護職を目指す人、資格取得を検討中の人におすすめ
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まとめ)サービスの「停止」も含めて、退会が本当に必要なのか考えよう

dodaに限らず、転職エージェントを退会する際には、担当者やdoda側にネガティブな印象を残さないために丁寧な対応を心がけることが大切です。
また、今後も転職活動を継続していく方が、すぐにdodaの退会を選んでしまっては、「続けておけば良かった…」と、後悔するかもしれません。
転職先が決まっている方がdodaを退会するのは当然ですが、現在も転職活動中の方は、サービスの停止や他の転職サービスとの併用も考えたうえで、「dodaを退会することが自身にとってベストな方法なのか」を判断すると良いでしょう。
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