SAPコンサルに転職するには?仕事内容・年収・将来性・求められるスキル
[最終更新日]2023/05/14

「SAPコンサル」という働き方に興味を持っている人は多いでしょう。
SAPは、以前から主なソフトウェアの1つに挙げられてきました。「2027年問題」を控えて、SAPに関する技術者への注目は高まっています。
本記事ではSAPコンサルに焦点を当てて、SAPコンサルとはどのような仕事か、また他職種からSAPコンサルへ転職する際のポイント・注意点についてまとめています。
目次
1)SAPコンサルの仕事とは
SAPとは、ドイツのSAP社が開発する統合基幹業務システム(ERP)を指します。
長年の間代表的なERPとなっているため、導入実績も豊富。180か国40万社の企業で活用されており、大企業・中小企業問わず活用可能な製品です。
また最新のERPである「SAP S/4HANA」の全世界における導入社数も、継続して右肩上がりの上昇を続けています。
SAPを導入する上で、SAPコンサルは重要な役割を果たします。
まずはSAPコンサルの仕事内容と、年収イメージや将来性について見ていきましょう。
参考文献:
SAP「Global Company Information」
SAP「SAP Corporate Fact Sheet SAP SE at a Glance, Status January 2021」
SAPジャパン「SAP 2020年第4四半期決算発表 売上高は通年の見通しを上回り、営業利益とフリーキャッシュフローが好調に増加 クラウドでお客様のビジネス変革を加速する「RISE with SAP」」
SAPコンサルの仕事内容

SAPコンサルは要件定義やコンサルから保守まで、さまざまな業務を担当します。
とくにSAPの新規導入(他のシステムからSAPに乗り換えること)は、主な業務になるでしょう。また、導入に際してはあわせて以下の業務を行うことになります。
- 顧客から業務の課題をヒアリングし、適切なソリューションを提示する。必要に応じてカスタマイズを行う
- 業務効率化や業務改革、経営改善に役立つ提案を行う
- 導入やカスタマイズのプロジェクトを管理し、納期通り決められた品質で納める
- データの移行をスムーズに実施する
「SAPを活用して、企業が抱えるさまざまな課題を解決する」という姿勢が、SAPコンサルに求められます。
このため、「要件通りシステムを完成し納品すればOK」という考えではいけません。
SAPの導入により、顧客企業の経営状況が改善することを目指して、取り組む姿勢が求められます。
SAPコンサルの年収イメージ・将来性

ひとくちにSAPコンサルといっても、その年収は400万円から1,200万円までと大きな幅があります。
価格コム「求人ボックス」の調査によると、平均年収は605万円。
最も多いランクは500万円台となっており、スキル・経験によって年収が高まる傾向を示しています。一例として、以下のケースが考えられます。
- いくつかのプロジェクト経験がある:年収700万円程度
- プロジェクトリーダー経験あり:年収800~900万円程度
- 複数の業務知識を活かせる、プロジェクトマネジメント経験あり:年収1,000万円以上
SAPコンサルタントの将来性は、後述する2027年問題の影響によりしばらくは明るいと考えられます。
加えて豊富な業務知識を持ち合わせることで、「SAP S/4HANA」への移行が一段落した後も活躍できる職種といえるでしょう。
※参考: 「求人ボックス SAPの仕事の年収・時給・給料情報」)
2)SAPコンサルの市場・将来性は?
SAPコンサルの年収の高さや将来性には、どのような理由があるのでしょうか。
これは、SAPの現状に大きく関連します。ここでは「2027年問題」をキーワードに、SAPコンサルを取り巻く事情について見ていきましょう。
「2027年問題」について

「2027年問題」とは、SAPを導入する企業で多く使われている「SAP ECC 6.0」のサポート期限が2027年までになることに由来します。
サポートが切れるとトラブルが発生しても対応してもらえず、業務に大きな支障を生じるおそれがあります。
たとえば頻繁に行われる法令改正にシステムが対応できないことは、非常にデメリットです。
このため「SAP ECC 6.0」ユーザーは、遅くとも2027年までに新製品である「SAP S/4HANA」へ移行するか、他社製品に乗り換えるかの選択を迫られています。これが「2027年問題」です。
もっとも「SAP S/4HANA」へ移行する場合でも、単にアップグレードすれば済むものではありません。
新規導入に近い作業を要するため、2027年問題を契機の1つとして、多くのSAPコンサルが求められているのです。
「2027年問題」によって、SAPコンサル市場はどう変わる?

2027年問題により「SAP S/4HANA」への乗り換えをせず、他の製品に乗り換える企業は一定数あるものと考えられます。
これにより既存顧客が減少し、SAPの勢いが衰えるのではないかという意見もあります。
もっとも「SAP」から離れる企業もあれば新規導入する企業もあるため、増加分が減少分を上回ればSAPの将来は明るいといえるでしょう。
実際、「SAP S/4HANA」の導入社数は以下のとおり、順調に上昇しています。
時期 | 契約した企業数 |
---|---|
2017年第4四半期 | 8,500社 |
2018年第4四半期 | 11,100社 |
2019年第4四半期 | 13,800社 |
2020年第4四半期 | 16,000社 |
出典:SAP「SAP Corporate Fact Sheet SAP SE at a Glance, Status January 2021」
SAPは大規模なシステムですからカスタマイズが行われるケースも多く、導入には一定の期間が必要です。
「SAP ECC 6.0」のサポート期限となる2027年を控えて、SAPコンサルの需要はますます高まるといえるでしょう。
実際にSAPジャパンは2019年4月に、「今後5年間で数千人規模のSAPコンサルタントを育成する」ことを公表しています。
3)【年齢別】これからSAPコンサルを目指す人の、キャリアプランの建て方
これからSAPコンサルを目指すのなら、キャリアプランをしっかり立たうえで臨みたいものです。
SAPコンサルを目指すための戦略は、あなたの年代によって大きく異なります。
ここでは20代、30代、40代以降の3つに分けて、SAPコンサルで活躍できるキャリアプランをどう立てるべきか、方法を解説していきます。
20代エンジニアがSAPコンサルを目指す場合

20代エンジニアは、SAPコンサルを目指しやすい年代といえます。
まずは「SAP認定コンサルタント」の取得を目指しましょう。
また、転職などで職場選びをする際位は、「SAP S/4HANA」の導入プロジェクトに積極的に関わることを意識するとよいでしょう。
SAPコンサルとしてのキャリア形成がしやすくなります。
また、上流工程のスキルを身につけることも重要です。
以降はSAPコンサル一筋で進む場合と、さらに幅広いスキル・経験を求めてキャリアチェンジを行う場合に分かれます。
後者の場合は、他社のERPなどの知識やスキルも身につけておくと役立ちます。
30代エンジニアがSAPコンサルを目指す場合

SAPコンサルは20代層が多いため、30代のSAPコンサルに対して企業は「SAPの導入スキル+α」を求めがちです。
30代からSAPコンサルを目指す場合は、併せてこれまでの経験・スキルからの強みも持っておくとよいでしょう
おすすめは、これまで携わった業界・産業に関わるインダストリーコンサルタントを目指すことです。
インダストリーとは「産業」という意味で、インダストリーコンサルタントは特定の業種に特化してソリューションを行います。
インダストリーコンサルタントは、契約単価が高い傾向にあります。
業績を認められれば社内での評価も上がり、出世も期待できます。また実績を生かして独立し、フリーランスで活躍する道もあります。
40代以降のエンジニアがSAPコンサルを目指す場合

40代以降のエンジニアがSAPコンサルを目指す場合は、少なくとも以下のスキルが必須となります。
- 特定の業界に関する、幅広く深い業務知識
- PMなど、マネージャーレベルの経験
- 企画力
入社後は速やかにSAPのスキルを用いて、第一線でのコンサルができるようにしなければなりません。
並行して業務知識のアップデートやプロジェクトマネジメントなど、持てるスキルを十二分に発揮することが求められるでしょう。
40代以上からSAPコンサルになることは、並大抵のことでは実現できません。しかしスキルが高い人材と認められれば、月100万円以上の収入を得ることも夢ではありません。
4)これからSAPコンサルを目指す人が準備すべきポイント4点
これからSAPコンサルを目指す際、必要なスキルはSAPにとどまりません。以下に挙げる4つの点について、準備しておきましょう。
会計や企業経営に関する知識を養っておく

SAPコンサルの仕事は、会計や企業経営に関する知識が欠かせません。
なぜなら、ERPを導入する目的は業績をアップすることであり、決算の数字を改善するためだからです。
すでに企業経営に関するプロジェクトや業務パッケージ導入に関わった経験をお持ちならば、この点はクリアできるでしょう。
ただし会計のルールは法令改正により頻繁に変わりますから、最新の情報を常にチェックし、知識をアップデートすることが大切です。
また、会計知識に不安のある場合は、事前に勉強しておきましょう。
1つの手段として、日商簿記2級を取得し知識を得る方法があります。
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あわせて知っておきたい事項に、不適切な会計処理があります。
脱税は犯罪行為であることは言うまでもありませんが、知らず知らずのうちに加担することはぜひとも避けたいもの。事例などをチェックし、法に触れるケースを知っておくことは、あなたの身を守ることにもつながります。
プロジェクト管理の経験を振り返る

SAPコンサルは、開発の上流工程に携わる場合が殆どです。
そのため、システムのカスタマイズや追加開発が必要な場合は、他の社内メンバーや協力会社に任せることになるでしょう。
このような場合も、納期通りにシステムを納品する責務は変わりません。
つまり、SAPコンサルはプロジェクト管理のスキルも求められます。
定期的に進捗状況をチェックし、課題が出たら早期に手を打つことで、納期遅延と品質低下の防止につながります。
もっとも、ただ細かく管理すればよいものでもありません。期日通りに決められた品質の成果物が納品できることが重要です。
プロジェクトに関わるメンバー全員が仕事を進めやすくなるように、コミュニケーション方法を工夫するなどのチームマネジメントも大切になるでしょう。
課題解決力・論理的思考力を高める

SAPコンサルが顧客企業の業績アップに貢献するには、顧客の課題を適切に解決できるスキルが求められます。主に必要となるスキルには、以下の3点が挙げられます。
- 顧客の話を丁寧に聞き、ニーズを正確に把握する
- 顧客企業に関する情報をもとに、本当に業績アップに貢献する手法を考える
- 顧客との関係性を維持しつつ、耳の痛い話もしっかり伝える
顧客企業は、自社の業績を改善する方法をすべて知っているとは限りません。むしろ外部の方が見たほうが、適切な解決策を見出しやすい場合もあるでしょう。
顧客の話を丁寧に聞きますが、聞き取った内容を検証もせずに鵜呑みにすることはありません。
多角的な情報をもとに業績アップに貢献する手法を自ら検討し、顧客に対して提案することが重要です。顧客が気づかない点を指摘できれば、感謝されることも多いでしょう。
この点でSAPコンサルには、論理的思考力も欠かせないスキルとなります。
ときには顧客に対して、耳の痛い話を伝えなければならない場合もあるかもしれません。その場合でも包み隠さず真摯に伝えて、顧客の信頼を得ることが大切です。
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ITエンジニアの転職に強い転職エージェントを活用する

SAPコンサルに求められるスキルは、一般的なITエンジニアと大きく異なります。
エンジニアの職種の違いをあまり意識しない転職エージェントに依頼すると、意に沿わない求人を紹介されるおそれもあります。
このためSAPコンサルを目指す場合は、ITエンジニアの転職支援に強い転職エージェントの活用をお勧めします。
転職活動の際には、多くの人が「転職エージェント」を利用しています。
その主な理由は、国内の少なくない企業がハローワークや転職サイトではなく転職エージェントのみに「非公開求人」を出しているからです。

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ですが、私たちが転職エージェントを利用する際は「求人を紹介してくれる人」としてではなく、「転職活動全般を相談できる人」として活用したほうがより効果的でしょう。

上記図で表す通り、「求人紹介」は転職エージェントが提供するサービスの一部でしかありません。
それ以外のサービス、例えばキャリアプランのアドバイス(キャリア相談)、書類添削、面接対策などの選考通過のためのサポートも受けることによって、転職成功の確度を高めていけるはずです。
ただし、転職エージェントは国内多くのサービスがあり、またどの担当者が付くかによってもサポートの提供のされ方が変わります。
あなたに合った転職エージェント(または担当アドバイザー)を見つけるためにも、はじめに2~3つのサービスに登録して、利用のしやすさやコミュニケーションの取りやすさを比較しておくことをおすすめします。
転職エージェントは、あなたにSAPコンサルの職場候補をいくつか提供するだけでなく、それら職場の特性や転職に向けて準備することをアドバイスしてくれます。
とくに企業毎の書類添削・面接対策は受けておくことをおすすめします。
選考通過の確率を大きく高められるはずです。
次の章では、SAPコンサルへの転職を目指す際におすすめの転職エージェントを紹介します。
紹介するサービスはどれもSAPコンサルへの転職支援実績のあるエージェントです。
転職エージェントによって、保有するSAPコンサル求人は違いがあります。
また、担当となるエージェントとの相性の問題もありますので、まずは2~3のサービスに登録し、その後は「ここがフィットしそう」と思えるサービスに利用を絞っていくと良いでしょう。
5)SAPコンサルへの転職に、おすすめの転職エージェント4点
マイナビIT AGENT
マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。
マイナビIT AGENTは、株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。
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マイナビIT AGENTにおいて、SAP関連のエンジニア求人数は約500件(2023年4月現在 非公開求人含む)。国内のエンジニア向け転職エージェントの中でも、トップレベルの求人の多さです。
SAPコンサルの求人を幅広くチェックしたい方、転職に向けて手厚いサポートを受けたい人におすすめです。
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SAPコンサルの求人数 | 約500件(2023年4月現在) |
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SAPコンサルの公開求人数 | 約1,000件(2023年3月現在) |
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まとめ)SAPコンサルへの転職は、相応の努力が必要。しかし、経験を積める場は豊富
SAPコンサルの需要は高いとはいえ、現場で活躍するためには相応の努力を要します。また上流工程に携わる仕事ですから、システムだけでなく業務に対する深い理解も必要です。人一倍の努力が求められる職種といえるでしょう。
一方で今は「SAP S/4HANA」の大量導入を控える時期であり、経験を積める場が豊富であることもポイントに挙げられます。
特に20代は、やる気があればチャレンジできる職種といえるでしょう。また30代以上も、SAPコンサルにふさわしいスキルがあればチャレンジできます。
SAPエンジニアになることで、ご自身のスキルと経験を大きく引き上げられる可能性があります。我こそはという方は、ぜひご検討ください。