デスクワークの仕事に転職したい!未経験でも可の職業とそれぞれ求められるスキルは?
[最終更新日]2021/04/06

「転職するならデスクワークがいい」と考えたことはありませんか?
デスクワークは机に向かって取り組む仕事全般を指しますので、基本的には座ったままで仕事をすることができます。体を酷使する仕事ではないため、体力面に関して大変ではなさそうな印象を受けるはずです。
一方で、こんな不安を感じる人もいるでしょう。
「未経験でもデスクワークの仕事に転職できるだろうか?」
「専門知識や特別なスキルが身についていないと難しいのでは?」
目次
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1)デスクワークのメリットとデメリット、どんな人におすすめ?
未経験からデスクワークの仕事に就きたいと考えている人がとくに注意しておくべきこととして、デスクワークに対して偏ったイメージを持っていないかどうかを確認することが挙げられます。
たとえば、次の項目をチェックしてみてください。

- デスクワークは体に負担がかからないと思う。
- デスクワークなら人とあまり関わらずに済む。
- PCでの作業が中心で雑用はほとんどない。
- 言われたことをこなしてさえいれば問題ない。
- 長く続けているとスキルが身につきそう。
もし当てはまるイメージがあるとすれば、デスクワークへのイメージが少々偏っている可能性があります。まずはデスクワークのメリットとデメリットを理解した上で、自分に適性があるかどうかを確認しましょう。
デスクワークのメリット

体力面で過酷な労働ではない
デスクワークは基本的に1日中座って仕事をしますので、外回りの営業や現場作業のように体を酷使する仕事ではありません。
体力にあまり自信がない人にとって、仕事をする上で体力が必須ではない点はメリットといえるでしょう。
仕事を進めるペースを自分で決めやすい
職種にもよりますが、とくに事務系の仕事は業務時間外に至急対応が必要となる場面が少ない傾向があります。
処理すべき仕事を終えられれば、基本的に自分のペースで仕事を進められますので、手際よく効率的に仕事を進められる人にとっては負担が少ないでしょう。
幅広い業種に対応可能なスキルが身につく
PCを使った仕事やバックオフィスでの業務は、あらゆる業種で必要とされています。どの会社にも経理や総務の担当者がいることからも分かるとおり、汎用的なスキルを身につけられる仕事です。
テレワークにも対応しやすい
接客業や製造業のように現場に出ないと仕事にならない職種もある中で、デスクワークは工夫しだいで働く場所を自由に選べる場合があります。
テレワークや在宅勤務にも対応可能な仕事が多いので、このような働き方を希望する人にとってはメリットを感じられるでしょう。
デスクワークのデメリット

同じ姿勢が続くことで体に不調が生じることがある
体力面で楽だと思われやすいデスクワークですが、同じ姿勢で座り続けることで想像以上に体への負担がかかります。
長年デスクワークに携わっている人は、慢性的な腰痛や肩こり、眼精疲労といった不調を抱えているケースもめずらしくありません。
運動不足になりやすい
年間を通じてずっと座ったまま仕事をしていると、どうしても運動不足になりがちです。
仕事以外で意識して体を動かす機会を作らないと肥満になりやすく、病気に罹るリスクも増してしまうでしょう。
電話対応などコミュニケーション力は必須
デスクワークは営業や接客ほど人と関わる機会がないと思われがちですが、実際はそうとも言い切れません。
電話対応やオフィス内での人間関係など、コミュニケーション力が求められる場面は数多くあります。場合によってはクレームに対応する必要がありますので、メンタル面でタフネスが求められるでしょう。
雑用が多い職場やスキルが身につきにくい仕事もある
デスクワーク=PCを使う仕事というイメージを持つ人が多いかもしれませんが、実際にはPC作業以外も発生することがあります。
いわゆる雑用といわれる仕事も含まれる場合がありますので、PCを使った仕事だけを想像しているとギャップを感じる可能性があります。
また、特定のルーティンワークに携わることも少なくないため、意識的にスキルアップを図らないとスキルが身につきにくいケースも想定されます。
こんな人はデスクワークに向いている

デスクワークにはデスクワークの大変な面があり、向き不向きもあることを理解しておくことは非常に重要です。
前述のメリット・デメリットを踏まえると、デスクワークに向いている人は下記の特徴に当てはまるといえるでしょう。
- 長時間座って仕事をするのが気にならない
- 細かい作業や地道な仕事にも根気よく取り組める
- 仕事を早く正確に、かつ効率よく進められる
- 人とコミュニケーションを図るのが好き・得意
- 定期的に運動する習慣が身についている
- 自発的にスキルアップの機会を見つけることができる
すべてに当てはまっているのが理想ですが、該当しないものがあったとしても、大筋でこうした傾向がある人ならデスクワークに対応できる可能性が高いと考えられます。
2)未経験からでも目指せる代表的なデスクワーク
デスクワークと言っても、幅広い業種・職種があります。ただ、未経験から目指せる仕事となると、あまり具体的なイメージが湧かない人もいることでしょう。
デスクワークに就くには専門性の高い知識やスキルが必要なのでは?と感じるかもしれませんが、中には未経験者でも転職可能な職種もあります。
ここでは、未経験者が転職先候補に挙げる現実的な選択肢となるデスクワークとして、10の職種を紹介しています。今後、求人を探す際や転職先を検討する際の参考にしてください。
コールセンター・カスタマーサービス

主な業務 | 顧客からの問い合わせに電話で対応する。 取り扱う商品・サービスによって業務内容はまちまちだが、主に注文の受け付けや商品についての説明、トラブルシューティング、営業活動、申込み内容のPCへの入力・登録作業などがある。 |
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求められる資質・スキル | ・コミュニケーションスキル ・接客対応マナー ・商品・サービスへの知識 ・事務処理能力 ・PCスキル |
平均年収 | 402万円 参照:求人ボックス |
コールセンターやカスタマーサービスは大量募集を行うケースもあることから、未経験者でも採用される可能性の高い職種の1つといえます。
電話対応に苦手意識がない人であれば、特別なスキルや経験がなくても転職する職種の候補となり得るでしょう。
一方、コールセンターやカスタマーサービスの仕事は派遣社員や契約社員の募集が多く、はじめから正社員採用を前提に人材を募集する企業は少ない傾向があります。
将来的なキャリアの選択肢が他の職種と比べてやや狭まりがちになるデメリットがありますので、キャリアプランや将来的に目指したい方向性をしっかりと考えておく必要があるでしょう。
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事務職

主な業務 | 書類データの作成や処理、ファイリングや整理、データ入力や電話応対・来客応対などの業務を行う。 |
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求められる資質・スキル | ・コミュニケーションスキル ・PCスキル(Word・Excel等) ・事務処理能力(作業の正確性・スピード) ・スケジュール管理能力 |
平均年収 | 309万円 参照:求人ボックス |
事務職と聞くと女性が多い職場のイメージがあるかもしれませんが、最近では男性で事務職に就く人も増えています。
幅広い業種・職種で事務方の仕事は活躍の場がある上に、落ち着いて長く働けるケースが多いことから、デスクワーク系の仕事の中でも非常に人気のある職種です。
事務職は定着率が高い職種といわれており、欠員補充をめったに行わない企業もあることから、とくに大手企業が事務職の中途採用者の募集が開始すると応募者が殺到することもめずらしくありません。
求人に対しての競争率が高くなりやすい点に注意が必要です。
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営業

主な業務 | 顧客に対し、電話や対面等のコミュニケーションによって自社商品・サービスの魅力やメリットを伝え、購入に繋げる。そのほか、顧客の課題をヒアリングして解決に向けての提案等も行う。 |
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求められる資質・スキル | ・コミュニケーションスキル ・ヒアリングスキル ・課題発見力 ・ロジカルシンキング ・提案力・プレゼンテーションスキル |
平均年収 | 426万円 参照:求人ボックス |
営業の仕事は外回りや顧客訪問のイメージがあるかもしれませんが、電話営業のように内勤が中心の職場もあります。内勤営業の場合はデスクワークが中心になりますので、広い意味ではデスクワークの仕事に含まれると捉えていいでしょう。
前職までの営業実績や成果が問われるケースもある一方で、未経験者でも積極的に採用する企業が少なくないことから、未経験から挑戦したい人にとってチャンスの多い職種といえます。
ただし、新規開拓や既存顧客のメンテナンス、ルート営業といった営業手法によって働き方が大きく異なるため、しっかりと企業研究を行っておく必要があるでしょう。
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総務・労務(バックスタッフ)

主な業務 | 文書や印章、固定資産・備品、消耗品などの管理や保安・防災業務、情報セキュリティの整備等をはじめ、会社組織全体を円滑に動かすために、さまざまな業務を担当する。 |
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求められる資質・スキル | ・コミュニケーションスキル ・企業理解(事業・サービス内容、制度・体制等) ・PCスキル ・事務処理能力 ・スケジュール管理能力 |
平均年収 | 378万円 参照:求人ボックス |
総務・労務は、関わる会社組織が正常に稼働し、かつより良い環境にしていく為に様々な取り組みを行います。よって、社内の人達への働きかけ(コミュニケーションや調整等)は勿論、法令など世の中の一般的なルールから企業での就業規則等非常に幅広い知識が求められます。
一定以上の知識と経験が身につくまでにはある程度の年数が必要になりますので、完全な未経験者の場合はアシスタント業務からスタートするケースが多いでしょう。
別の見方をすると、一通りの仕事をしっかりと覚えれば「専門スキル」として長く働ける職種ともいえます。
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Webプランナー

主な業務 | Webサイトの制作・運用において、クライアントやプロデューサー・ディレクターの意向をヒアリングしてプランニング・コーディング・デザイニング、またはディレクションの補佐業務を行う。 |
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求められる資質・スキル | ・コミュニケーションスキル ・ヒアリングスキル ・課題発見力 ・ロジカルシンキング ・PCスキル ・インターネット・Webマーケティングに関する知識 |
平均年収 | 552万円 参照:MOREWORKS |
Webプランナーはコンテンツやデザインの方向性を策定する企画系の職種で、Web関連の職種の中では上流工程に分類されます。
デスクワークの中でも、実際に手を動かして作業するよりも頭を使って物事を大枠で捉える能力が重要となる職種です。
デスクワークとはいえ、お客様や制作メンバーとの打ち合わせの機会が多く、コミュニケーション能力が求められる仕事です。チームをまとめたり、大勢で物事を成し遂げたりするのが好きな人に向いている職種といえるでしょう。
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Webライター

主な業務 | クライアントやプロデューサー・ディレクターの意向・要望に基づいて、WebサイトやWebメディアに掲載する文章を書く。 |
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求められる資質・スキル | ・ライティングスキル ・ヒアリングスキル ・リサーチ力 ・ロジカルシンキング ・PCスキル ・インターネット・Webマーケティングに関する知識 |
平均年収 | 455万円 参照:求人ボックス |
WebライターはPC1台で仕事を進めるケースが大半の職種ですので、まさにデスクワークが中心の仕事です。クライアントとの連絡もメールやチャットが中心となることが多いため、電話や対面でのコミュニケーションが苦手な人も取り組みやすいでしょう。
ただし、正社員のWebライターとして働くには一定以上の実績やスキルが必要ですので、未経験者であれば副業からスタートするのが現実的です。
はじめは数千円〜数万円の収入となるケースがほとんどですが、着実に力をつけていくことで収入を伸ばすことができる仕事といえます。
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Webデザイナー

主な業務 | クライアントやプロデューサー・ディレクターの意向・要望に基づいて、WebサイトやWebメディアに掲載する画像・イラスト等を作成する。 |
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求められる資質・スキル | ・デザインの知識・スキル ・ヒアリングスキル ・コミュニケーションスキル ・PCスキル(デザインソフト・ツールの理解・スキルを含む) ・インターネット・Webマーケティングに関する知識 |
平均年収 | 453万円 参照:求人ボックス |
Webデザイナーは仕事の大半をPCで行いますので、デスクワークの一種と考えることができます。一般的には、事務系の仕事というよりクリエイティブ系の仕事に分類されることが多いといえます。
Webの世界は変化が速く、デザインのトレンドや実装可能な技術、ユーザーが使用する端末は日進月歩ですので、常に新しいことを学び続ける姿勢が求められます。
デスクワークと言っても、WebデザイナーはPCに向きあってばかりいるわけではありません。クライアントの打ち合わせや社内のチームメンバーとの情報共有など、コミュニケーション能力も必要とされる仕事です。
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エンジニア・プログラマー

主な業務 | プロデューサーやディレクター、SEの意向・要望に基づいて、プログラムの設計やコーディング、デバッグ等を行う。 |
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求められる資質・スキル | ・プログラミングスキル ・コミュニケーションスキル ・システム(ハードワークやネットワーク)に関するスキル ・リサーチ力 ・ロジカルシンキング |
平均年収 | 506万円 参照:求人ボックス |
エンジニアやプログラマーは広い意味でのデスクワークに含まれますが、その中でも技術系の職種と捉えられるのが一般的です。
開発分野によって求められるスキルは多種多様で、実務未経験者でもプログラミングに関する一定の知識があれば採用される可能性はあります。
基本情報技術者や応用情報技術者などの資格取得や、実際に動くアプリケーションを独学で開発することにより、転職先として現実的な選択肢になり得るでしょう。
システムやアプリケーションを開発する上で、顧客やチームメンバーとのコミュニケーションは欠かせません。チームメンバーと協力して仕事を進めていく姿勢が求められる仕事といえます。
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3)未経験からデスクワークへの転職を目指す際に意識しておきたい3つのポイント
ここまで見てきたように、デスクワークに分類される職種には幅広い選択肢があります。
未経験からデスクワークの仕事に転職できる可能性も十分にありますので、「難しそう」「無理かもしれない」などと考える必要はありません。
ただし、選択肢の幅が広いだけに、デスクワークへの転職を目指す際にはいくつか意識しておきたいポイントがあります。
次に挙げる3つのポイントを押さえて、デスクワークへの転職を実現させていきましょう。

- 働きたい業界・職種を明確にしておく
- それぞれのデスクワークで求められるPCスキルと業務知識は事前に勉強しておこう
- デスクワークへの支援実績が高い転職エージェントの活用
働きたい業界・職種を明確にしておく

「デスクワークなら何でもいい」ではなく、自分がどの業界・職種で働きたいのかを明確にしておきましょう。
たとえば、事務職の場合は選べる業界は数多くありますが、その中でも自分が興味のある分野を選ぶことで、仕事内容への理解や業務スキルの習得がスムーズになるはずです。
採用選考においても、なぜその企業・業界を志望するのか聞かれる可能性は高いでしょう。
デスクワークはバックオフィスでの仕事がメインになるケースも多いのですが、間接部門での仕事を通じてどのように世の中に貢献したのか、本質的な部分をしっかりと伝えられるように準備しておくことが非常に重要です。
こうした思いが、応募書類や面接選考で志望動機を伝える際に生きるはずです。
それぞれのデスクワークで求められるPCスキルと業務知識は事前に勉強しておこう

志望するデスクワークの職種によって、求められるPCスキルの方向性やレベルは異なります。
ただし、一定以上のPCスキルが求められるのはどのデスクワークにも共通していますので、業務に必要なツールを使いこなすスキル・知識は必須と考えてください。
転職を希望する業種で必要とされるスキルの種類やレベルを事前に把握し、もし不足しているようなら必ず勉強しておきましょう。具体的には、次のようなスキルが挙げられます。
デスクワークで求められるPCスキルの一例
必須スキル | ・タッチタイピング ・メールの送受信 ・インターネットでの情報収集 ・Wordによる文書作成 |
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職種によって求められるスキル(例) | ▽事務職、営業、総務・労務 ・Excelの基本的な関数の扱い ・PowerPointによる資料作成 ▽Webプランナー・Webライター・Webデザイナー ・Html・CSSの知識とコーディング ▽Webデザイナー ・Photoshopやillustratorによる画像・イラスト作成 ▽エンジニア・プログラマー ・各プログラミング言語の知識とコーディング |
上記に挙げたのは一例です。
例えば事務職を目指す場合、必要に応じてMOSや簿記検定といった資格を取得しておくことも、選考を有利に進める上で効果的です。
応募する企業が求めるスキルレベルについてしっかりとリサーチ・準備をし、そのうえで「PCスキルに関しては問題ありません」と自信を持って伝えられれば、採用に至る確率を高めることができるでしょう。
デスクワークへの支援実績が高い転職エージェントの活用

デスクワーク未経験者はとくに、実際の業務で求められる知識・スキルをイメージしにくかったり、入社してみないと仕事の大変な面が分かりにくかったりすることがあります。未経験からデスクワークへの転職を目指すのであれば、デスクワークへの転職支援に関してしっかりとした実績のある転職エージェントを活用することを強くおすすめします。
転職エージェントを活用することで、企業が求めるスキルの傾向やレベルを客観的に判断してもらうことができ、入社後にミスマッチが発覚するリスクを最小限に抑えることができます。
また、転職エージェントに推薦してもらうことで実質的に書類選考をスキップすることができますので、未経験者でもスムーズに面接選考へと進める可能性が高まります。
未経験者だからこそ、転職エージェントの活用を積極的に検討しましょう。
4)デスクワークへの支援実績が高い転職エージェント
デスクワーク系の職種に転職するのであれば、幅広い業界に対応可能な総合型転職エージェントの活用が適しています。
転職エージェントは各社が独自に非公開求人を保有しており、紹介可能な求人がエージェントごとに異なります。2〜3社の転職エージェントを併用することで、希望条件に合致した求人を紹介してもらえる確率を高めることができるでしょう。
次に挙げるのは、デスクワークへの転職支援実績が豊富な転職エージェントです。自分に合った転職エージェントを見つけて、複数登録しておくようにしましょう。
実績あるサポートを期待する方はリクルートエージェント
![]() | サービス名 | リクルートエージェント |
---|---|---|
特徴 | 転職後の利用者満足度によると、99%の方が「満足」!20代~40代まで幅広い利用者の方からの高い満足を実現する、業界最大手の転職エージェント。 | |
企業名 | 株式会社リクルート(1977年11月) |
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![]() | サービス名 | doda(デューダ) |
---|---|---|
特徴 | 全国対応、かつ国内トップレベルの膨大な求人数! すべての業種・職種を網羅した求人情報だけでなく、キャリアアドバイザーの良質なサポートで、転職成功者の実績・評判が共に高い、初めに登録しておきたい鉄板の転職サービスです。 | |
企業名 | パーソルキャリア株式会社(1989年6月) |
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まとめ)デスクワークへの転職は仕事内容をイメージすることがポイント

今回解説してきたように、デスクワークには次の特徴があります。
- 幅広い業界・職種がある
- 未経験者でも転職可能なケースがある
- 求められる知識・スキルは多種多様
業界・職種によっては、デスクワークの仕事内容をイメージしにくいケースがあるかもしれません。事前のリサーチや転職エージェントの活用を通じて、いかに仕事内容を具体的にイメージできるかが転職成功のポイントとなります。
「デスクワークに就きたい」といった漠然とした思いから一歩踏み込んで、具体的なリサーチを行っておきましょう。そうすることで転職後に実現したいことや先々のキャリアプランも考えやすくなり、結果的に採用内定を獲得できる確率を高めることにもつながります。
必要な情報を収集し、求められる知識やスキルを把握しておくことで、デスクワークへの転職を実現していきましょう。