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人脈づくりはキャリアアップへの近道? 社会人からの人脈の広げ方

[最終更新日]2021/07/15

社会人からの人脈づくりについて

ビジネスにおいては、豊かな人脈が強力な武器になる——。
このようなフレーズを耳にしたことのある人は多いでしょう。

人脈を広げていくことによって、仕事をする上でさまざまなメリットを得られるのはほぼ間違いありません。
一方で、次のような思いを抱えている人もいるのではないでしょうか。

  • 人脈を広げるにはどうすればいいのか分からない
  • 豊かな人脈を築くための具体的な方法や機会を知りたい
  • 人脈を広げていく上でどんなことに注意すべきか理解しておきたい

目次

1)人脈を広げることで、どんなメリットがある?

一般的に、ビジネスにおいて人脈は広いほど良いとされています。豊かな人脈を築くことで得られるメリットが多々あることは、多くの人が何となくイメージできるでしょう。

では、人脈を広げることで具体的にどんなメリットが得られるのか?と問われると、即答するのは容易でないと感じる人もいるはずです。

人脈を広げていくことで得られる主なメリットとして、次の3点が挙げられます。

  • ビジネスのチャンスに繋がる
  • 社外の人と繋がることで、視野も広がる
  • 転職やキャリアアップの際に役立つことも

それぞれ順に見ていきましょう。

ビジネスのチャンスに繋がる

#その1 ビジネスのチャンスに繋がる

ビジネスにつながるチャンスは、どこに転がっているか分からないものです。
自分では思いつかなかったようなアイデアや着眼点を、交流のある人との会話を通じて得られる可能性は十分にあります。

日頃から多くの人と繋がりを持ち、さまざまな情報に触れられる状況を作っておくことで、ビジネスチャンスが広がることは間違いないでしょう。
自分に不足しているスキルや能力を補ってくれる人材や、ビジネスを共に推進していくことのできるパートナーとなり得る人を紹介してもらえる場合もあるはずです。

人脈を広げておくことで、情報やチャンスが自分の元に入ってくる可能性の裾野を広げておくことに繋がります。人脈の広さは、そのままビジネスチャンスの多さに直結するのです。

社外の人と繋がることで、視野も広がる

#その2 社外の人と繋がることで視野も広がる

人脈が広くなっていくにつれて、多くの人と知り合えると同時にさまざまな知見や考え方を知る機会を得られます。
勤務先で共に働く同僚や上司の中には、能力の高い人や尊敬できる人もいるかもしれません。

しかし、同じ環境下で働いている以上、これまで聞いたこともない未知の情報に触れられる機会は限られてしまうはずです。

しかし、社外へと人脈を広げていくことができれば、社内には見られなかった発想や異業種・他業界の新鮮な情報に触れることができます

限られた世界の中で凝り固まってしまわないためにも、自分が属しているコミュニティ外の世界に触れていくことは重要です。
人脈を広げれば社外の人と繋がることができ、視野を広げることにも寄与するでしょう。

転職やキャリアアップの際に役立つことも

#その3 転職やキャリアアップの際に役立つことも

社外に人脈が広がっていき、さまざまなところで信頼を得られるようになっていくと、しだいに「△△業界の〇〇さん」といったように、その道の専門家として認知されるようになります。

すると、中には「機会があれば一緒に働いてみたい」「うちの会社に〇〇さんのような人材がいればいいのに」と感じる人が現れる可能性もあるでしょう。

場合によっては、想像もしていなかったところから声がかかり、転職に繋がる話が舞い込むこともあるかもしれません。

実際、人づての紹介によって転職先が決まるというケースは決して少なくないのです。
転職しないまでも、社外に有力な人脈を持っていることが人材価値を高めることにつながり、キャリアアップへと結びつくことも十分に考えられます。

このように、人脈を築くことは転職やキャリアアップに役立つ場合もあるのです。

2)人脈づくりは、「自らも何かを与える存在」であることを意識しよう

ビジネスにおいての「人脈」とは 自分が何かしらのメリットを与えてもらうだけでなく「自らも何かを与えられる存在」であること

人脈づくりは社会人にとって重要な価値を持つ一方で、「人脈」という言葉を取り違えてしまうと意味をなさないこともあるため注意が必要です。

たとえば、一度名刺交換をしただけで顔も思い出せないような薄い繋がりをいくら増やしても、それは人脈とはいえません。

あるいは、手当たりしだいに人との繋がりを増やしていき、「自分が困っているときには誰かが手を差しのべてくれるだろう」などと期待を抱くのも、人脈の意味を履き違えてしまっているといえるでしょう。

ビジネスにおいて頼られる人・また会いたいと思われる人とは、何らかのメリットを与えてくれる人のことを指します。

つまり、自分に何かを与えてもらうことを期待するのではなく、自分のほうから相手に何かを与えられるかどうかが重要なのです。
体調が優れず不安を感じている人が医師を頼るように、「その人が与えられる価値」があるからこそ信頼関係が生まれ、確固とした人脈を築くことへと結びつきます。

このように、人脈づくりにおいては「自らも何かを与えられる存在」となることを意識していくことが非常に大切です。

3)社会人の人脈づくりのポイント/マインド編

社会人の人脈づくりにおいて、心がけておきたいマインド面でのポイントについて見ていきます。

マインド面は人脈を充実させていく上で欠かせない土台となる部分ですので、人脈に対する考え方や目指したい方向性を明確にしておきましょう。

一貫した考えに基づいて人脈を広げていくことで、築いた人脈の中で有効なつながりが発生しやすくなり、シナジーが生まれる効果も期待できます。とくに、次に挙げる3つのポイントを意識して人脈を築いていくことが重要です。

  • 「人数の多さ」にとらわれない
  • どんな業種・分野の人脈が欲しいのかを明確にしておく
  • 「自分の利益」よりも「相手への貢献」を重視する

「人数の多さ」にとらわれない

POINT1 「人数の多さ」にとらわれない

人脈を広げるとなると、とにかく多くの人と知り合う必要があると考える人がいますが、接点のある人の数が多い=人脈が広いとは限らない点に注意が必要です。

新たに築かれた人脈が数名だったとしても、多くの気づきを得られたりビジネスにおいて有力なパートナーとなったりする人物が見つかったのであれば、人脈を広げることに十分成功しているといえます。

逆に、異業種交流会や名刺交換会で手当たり次第に名刺を集めても、自分も相手も記憶に残らないような形式的な名刺交換であれば、人脈を広げることに寄与しているとはいえないでしょう。

知り合った人の数や受け取った名刺の束は目に見える結果として残るため、人脈を築く上で人数を目標に掲げる人は少なくありません。

しかし、お互いに必要と感じて連絡を取り合うような有機的な関係性へと結びつかないようであれば、そもそも人脈には含まれないのです。人脈を広げるにあたって「人数の多さ」にとらわれないよう注意しましょう。

どんな業種・分野の人脈が欲しいのかを明確にしておく

POINT2 どんな業種・分野の人脈が欲しいのかを明確にしておく

人脈を広げる目的を明確にしておくことも大切です。

情報収集や学びを得るために人脈を広げたいのか、共にビジネスに取り組めるような人脈を広げたいのかによって、欲しい人脈の業種や分野は大きく異なるはずです。

なぜ人脈を広げたいのか?」という根本的な問いに立ち返り、具体的にどんな業種・分野の人脈が広がれば成功といえるのかを言語化しておくことをおすすめします。具体的には、次の点を書き出すなどして明確化しておきましょう。

《求める人脈を明確化するための質問》

  • 人脈を広げる最大の目的は何か?
  • 人脈を広げることで何を実現したいのか?
  • そのためにはどの業種の人材とつながりたいのか?
  • 求めている知見や情報はどの分野にあるのか?

欲しい人脈の方向性が定まれば、人脈を広げるために出かけて行く先や顔を出す先も自然と定まっていくでしょう。

その結果、求めていた人脈を手にできる確率を高めることができ、効果的に人脈を広げていくことにもつながるはずです。

「自分の利益」よりも「相手への貢献」を重視する

POINT3 「自分の利益」よりも「相手への貢献」を重視する

人脈を広げていくにあたって、自分にとっての利益を追い求めてしまうと多くのケースで失敗します。

知り合う相手もまた、自分にとってどのような利益をもたらしてくれる人物であるかを見定めていることが多いからです。
自分にとって利益をもたらす確率が低いだけでなく、かえって巧みに利用されかねないと感じれば、信頼関係を築いていくのは難しくなってしまうでしょう。

人脈を築いていく上で特に重要なのは、「GIVE(ギブ)」を意識することです。
相手にしてあげられること、与えてあげられるものは何かを常に考え、自分の利益よりも「相手への貢献」を優先しましょう。

その結果、自分のことを必要としてくれる人が見つかり、いつの間にか信頼関係が構築されていくのです。

相手が抱えている課題は何か、紹介してほしいと感じている人物は誰か、といった想像力が自然と働くようになれば、自ずと人脈も広がっていくでしょう。

はじめから「自分にとって有益な人脈を築きたい」と自分の利益ばかりを優先しないように注意する必要があります。

4)社会人の人脈づくりのポイント/行動編

社会人が実際に人脈づくりに向けて行動するにあたって、やるべきことをピックアップしていきます。

人脈は待っているだけでは築くことができません。自分から行動を起こし、働きかけていくことが求められます。

一方で、手当たり次第に行動していても理想とする人脈を築くことにはつながりにくいでしょう。
人脈づくりに結びつきやすい行動を意識する必要があります。

日頃から心がけておくべき行動として、次の3点が挙げられます。

  • 知人・友人からの誘いは積極的に参加する
  • SNSでアプローチをかける
  • 社会人サークル/コミュニティに所属する

知人・友人からの誘いは積極的に参加する

POINT1 知人・友人からの誘いは積極的に参加する

仕事内外を問わず、知人・友人から「たまには食事に行こう」「セミナーに参加してみないか?」と誘われることがあれば、スケジュールを調整してでもできるだけ参加するようにしましょう。

想像もしていなかった人物に会う機会が得られたり、新たな知見や情報を得られたりすることもあり得るからです。

豊かな人脈を築いている人の多くは、たいていフットワークが軽く、時間を捻出してさまざまなところに顔を出しています。
出かけて行った先でどのような人と出会えるかは未知数ですが、少なくとも自宅と勤務先を往復しているだけの生活パターンとは異なる行動を取ることで、興味深い人物と知り合える確率は高まるはずです。

知人・友人から頻繁に誘われることがなければ、最近あまり連絡を取っていない友人や元同僚に自分から連絡してみるのもおすすめです。

定期的に職場以外の人と会う」ことを習慣づけていくことで、人脈を広げていくための下準備が整っていくでしょう。

SNSでアプローチをかける

POINT2 SNSでアプローチをかける

新たな人脈を開拓していく上でおすすめしたいのが、SNSを活用してアプローチをかける方法です。

SNSは今や年齢を問わず多くの人が活用しています。興味のある業種・分野の人を一定数フォローすることで、それらの人々がどのような発信をしているか、どんな人物かをおおよそ知ることができます。

共感できる投稿を見かけたら、「いいね」を押す・シェアするといったアクションを起こしていきましょう。

フォロワー数の多い人の場合、一度や二度「いいね」やシェアをしても気づかれないケースがほとんどですが、投稿に対して頻繁に反応してくれるフォロワーは印象に残ることもあるはずです。

個人的にコンタクトを取ってみたいと感じる人が出てきたら、メッセージを送ってアプローチをかけてみましょう。
その際、自分のアカウントのプロフィールを充実させておくことも重要です。

自分がどんな人物で、何をしているのかがプロフィールから伝わるよう、フォロワー数の多いアカウントを参考にしてプロフィールを充実させておくのがポイントです。

社会人サークル/コミュニティに所属する

POINT3 社会人サークル/コミュニティに所属する

社会人が集まるサークルやコミュニティに所属することも、興味関心が似た傾向のある人と知り合う方法として非常に有効です。

趣味などのサークルをはじめ、習い事、スポーツジム、オンラインサロンなど、人とのつながりを得られる場は数多くあります。
こうしたサークルやコミュニティは共通の価値観を持つ人同士が集まりやすい傾向があるため、長い目で見たときに人脈づくりに役立つことがあります。

ただし、サークルやコミュニティですぐにビジネスに役立つ繋がりを築こうと焦るのは禁物です。

今すぐに仕事へと直結する関係性を築くことができなくても、そこで知り合った人から偶然にも仕事に関わりのある人を紹介してもらえるなど、思わぬところでビジネスにつながる手がかりを得られる可能性もあるからです。

勤務先とは異なる人間関係を形成することにも寄与しますので、視野を広げたり新鮮な情報を得たりする上でも、サークルやコミュニティへの参加は有意義なものとなるでしょう。

まとめ)人脈を広げるためにも「人が集まってくる」自分を目指そう

人脈イメージ

社会人が人脈を広げ、豊かな人間関係を形成していくためのマインドや行動について解説してきました。

人脈づくりは量や数が重要なのではなく、自分と相手にとってお互いに価値を高め合うことのできる関係性を増やしていくことに意義があります。

目の前にいる人のために役立ちたいと心から感じ、人との出会いを大切にしていきたいと思っても、ノウハウを学んだだけで急に実践できるようになるものではありません。日頃から「人が集まってくる」人物になれるよう心がけることで、考え方や行動が自然と変化していくのです。

人脈を広げるためにも、自然と人が集まってくるような自分でありたいと願い、日々研鑽を重ねていくことがとても大切になるでしょう。

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