30代の方が未経験・異業種から【営業職】に転職するためには?
[最終更新日]2022/01/22

最近、未経験・異業種から営業職に転職する30代の方が増えてきています。企業側も30代の営業職の採用には積極的で、求人情報も活性しています。
ですが、同時に「30代の未経験職種の転職は、自己分析ができていないとなかなか成功しない」という通説も出てきています。
あわせて読みたい
-
- 未経験からの営業転職でおすすめの業界と意識すべきポイント3つ
- この記事では、営業職への転職で、未経験から目指しやすい業界や自分に合った職場の見つけ方についてまとめています。ぜひ、参考にしてください。...
目次
1)未経験・異業種の30代でも営業に転職できる?

30代の転職は、年代としてもっとも企業側のニーズが高い領域です。理由は、「卒業して社会人となって10年以上くらい経験を積んでいる」というベースが、企業戦力として期待されているからです。
企業側は中途採用者に対して「即戦力」を期待します。営業職の採用については、「人と信頼関係を育むこと」、「確実な業務遂行」、そして「適切なアフターフォロー」が問題なく行えそうか、といったところを特にみられてくるでしょう。──そのようなスキル、経験、そして協調性を持つ年代として、一定の社会人経験もあり、かつ柔軟性も見込める【30代】がまず挙げられる、ということですね。
さて、上記で挙げたようなスキルは、特に営業職に特化したものではありません。どの職種でも関わってくる要素です。つまり、営業職の経験がない30代転職者でも、採用の可能性は十分にあるのです。
実際、多くの営業職未経験の30代の方が、営業職への転職を成功させています。
それでは、具体的に営業職への転職の際に、企業はどのようなことを求めているのかを見ていきましょう。
2)企業が営業職のスタッフに求めるものは?

- 第一印象の良さ
- 業界の知識が一定あり、同時に柔軟性があること
- 行動力とポジティブさ
第一印象の良さ

営業職は、とにかく第一印象が大事です。
例えば、あなたの所に営業マンがやってきたとして、その人が見すぼらしい恰好だったり、暗い表情・雰囲気が醸し出されていたりしたら、「この人の話をしっかり聞こう」とは思いづらくなりますよね。
お客様が営業職に求めるものは、元気で前向きがあること、そして信用性を感じられることです。ただただ元気なだけではなく、人としての一定の熟成度であったり、小ぎれいな服装、そして誠実さや経験に基づいた自信や落ち着きもある──そんな印象の営業マンが、求められています。
業界の知識が一定あり、同時に柔軟性があること

営業職が未経験でも、その業界の知識は一定あるに越したことはありません。また、それ以外にも新しい職場、新しい顧客からの要望、ニーズに応えていける柔軟性はマストで必要とされてくるでしょう。
このあたりについて実際に転職者の採用面談を行う担当の方がどのような考えを持っているか、ご紹介したいと思います。
インターネット広告代理店 人事採用担当のコメント

- インターネット
広告代理店
人事採用担当 -
うちの会社では、30代の法人営業のスタッフを定期的に採用しています。
営業未経験でも採用するケースは多いですよ。活気があって、行動力のある方は選考も通りやすいですね。ですが、業界に全く興味がない場合はまず採用はしないですね。うちのサービスはインターネット広告なんですが、「インターネットはよく利用されますか?」と聞いたときに、「あまり利用しません」であったり、具体的に利用しているサービスが答えられなかったりすると、「この人はあまりインターネットが好きでなかったり、興味・関心がないんだろうな」と思ってしまいますね。
結局、興味がないと工夫が生まれないんですよね。工夫がないのなら、営業の意味がなくなってくるので。あと大切なのは、「柔軟性」ですかね。新しいことを学ぼうという意識や、会社や顧客の考え、スタンスを受け止められる懐の広さ──これらが面接で見れれば、営業未経験でも通過する可能性は非常に高くなってきます
上記のコメントをお読みになって、いかがでしたでしょうか。──確かに、業界の知識と、新しい環境に対応できる柔軟性、この二つは営業職をしていくうえでとても大切だというのは伝わってくることでしょう。
行動力とポジティブさ

昔からよく言われている言葉に、「営業職は、自分の年収の最低3倍の年間売り上げを創りあげなくてはいけない」というのがあります(企業・業種によっては、3倍のところが「5倍」となることも)。例えば、年収500万の営業マンは、最低1,500万の売り上げが必要になってくる、ということですね。
ですが、転職してすぐに結果を出せる営業マンというのはそれほど多くはありません。ましては未経験ならなおさらでしょう。
そのようなときに、「それでも諦めずに地道に活動し続ける【行動力】と【ポジティブさ】」が、とても大切となってくるのです。
教育研修事業 38歳営業職 のコメント

- 教育研修事業
38歳営業職 -
これまで企画職でいわゆる内勤が多かったのですが、2年前に営業職へと転職しました。
正直、最初はしんどかったですね。20代の子たちが年間2,000万前後の顧客を持っているのに対して、自分は最初の1年間200万しか売り上げを作れなくて。だけど、1年経ってようやく、営業のコツも大分わかってきて、それから一度受注されたお客様のリピートも出てきて、今では年間3,000万の売り上げを出せるようになりました。
30代での未経験の営業職チャレンジは、最初はとても大変です。でも、そこで諦めずに工夫し続けること、そして「いつかうまく行く」という気持ちを持ち続けることが、とても大事だと思います。
皆さんは、未経験から営業職へとチャレンジするときに、行動力とポジティブさを持つ「覚悟」は持てそうでしょうか?覚悟ができないまま転職して、いざその状況に立った時に後悔しないよう、「30代の営業職には行動力とポジティブさが特に求められる」ということを、しっかり意識しておくとよいでしょう。
3)30代の方が、営業職の転職前に準備しておきたいこと
さて、ここからは30代の転職者の方が、実際に未経験からの営業職の転職の際に準備しておきたいことを3点、ご案内したいと思います。

- 自己分析をしっかりしておく
- ブランク期間が短くなるように、早め早めの転職活動を
- 書類と面談の対策はしっかりと!
自己分析をしっかりしておく

ここまでで、未経験の営業職には、「第一印象の良さ」、「業界の一定の知識」、「柔軟さ」、「行動力」、「ポジティブさ」が必要であることを説明してきました。
ですが、これらすべてを兼ねそろえている、という方はそれほど多くないでしょう。たいていは、一つ二つ不足していると思われる部分があるものです。
そういった、自分自身の適正を見極めていくのが「自己分析」です。
たとえ今十分とは言えなかったとしても、何が不足していて、何を伸ばしていくのかをしっかり見極めて、またその為の行動も踏まえて、転職活動を進めていくことをおすすめします。
自己分析の進め方
自己分析のコツは、「根本に立ち返る」ことです。
具体的には、次の4つのステップに沿って進めていくと良いでしょう。

- STEP1 今までの経験を振り返る
…これまで培った知識・スキル・そして経験を振り返り、整理していきます(キャリアの棚卸し) - STEP2 これから何をやりたいかを考える
…STEP1で整理した内容を踏まえて、これから先どんな働き方をしたいか、転職後にどんな知識・スキルを身につけたいかを考えます - STEP3 現在、何が出来るかを考える
…STEP2で描いた今後の働き方に役立てられそうな、いま現在の自分の強み・活かせるスキルを整理します - STEP4 応募先企業で求められていることを確認する
…応募しようと考えている企業が求める人物像を確認し、STEP1~3で導き出した自身の状態との共通点(またはギャップ)を明確にします
STEP1が「キャリアの棚卸し」、STEP2~4が「自己分析」の行為になります。
これらを行っておくことによって、自身がどんな企業に応募すべきかの方針を立てやすくなり、また職務経歴書や面接の際の自己紹介や自己PRは格段に進めやすくなります。
キャリアの棚卸し、自己分析の進め方については以下記事にも詳しく説明しています。
興味のある方は、併せてご覧ください。
あわせて読みたい
-
- 転職時の「自己分析」の正しいやり方・進め方は?
- 転職活動を始めるにあたって準備しておくべきことの1つに「自己分析」があります。この記事では、転職活動で自己分析がなぜ必要なのか、その意義について整理していきます。その上で、自己分析の具体的な進め方や効果的に進めるためのポイントについて解説していきます。...
あわせて読みたい
-
- キャリアの棚卸しは簡単にできる!具体的なやり方・例とおすすめのサポートサービス
- 転職活動で必要とされている「キャリアの棚卸し」について、具体的なやりかた・例とおすすめのサポートサービスについてついて紹介します。現在、就職・転職活動を考えている方をはじめ、「自分を見つめなおしたい」という方にも参考になると思います。...
ブランク期間が短くなるように、早め早めの転職活動を

未経験業種・分野の転職活動は、往々にして長期間になりがちです。
ちなみに、30代の転職者の平均企業応募数は10~13社ほど。期間としては2~4か月程です。平均ですので、未経験のチャレンジ転職をされる方は、もっと多くなったり長くなることもあるでしょう。
ところが企業の方では、転職の際のブランク期間(前職を退職してから、働いていない期間)がどれくらいあるかを気にすることが多くあります。理由は、「ブランク期間が長いということは、転職活動で他の企業では何かしらの理由でその人を不採用にしているのだろう」であったり、「転職してすぐに辞めたりしているのかもしれない」という思考が働くからです。
──すると、転職希望者について「その人の良いところ」よりも「問題点」を探そうという意識がどうしても強くなってしまい、自然と選考通過率が下がっていってしまう、、、ということですね。
企業側から不要なネガティブ印象を持たれないようにするためにも、転職活動は可能な範囲で前職の在職中から、早め早めに行動を起こしたほうがよいでしょう。
あわせて読みたい
-
- 「転職の活動期間はどれくらい?」転職スタート時期の目安、準備・スケジュールについて
- 転職活動の適切なスケジューリングの仕方と活動のポイントを紹介します。「転職ってどれくらいかかる?」「準備はいつから始めたらいいの?」といった疑問を解決できます。 ...
あわせて読みたい
-
- 転職で、半年以上のブランク期間があると厳しい?無職期間を企業に説明する際の注意点は?
- ブランク期間の長さを補うにはどのような点に注意したらいいのでしょうか。本記事では面接時にブランク期間について聞かれた場合の回答例についても紹介していますので、ぜひ転職活動時の参考にしてください。 ...
書類と面談の対策は、しっかりと!

営業未経験の業種・分野での転職においては、これまでの営業実績がない分、応募書類や面談の自己アピールが重要となってきます。
一企業が一人の中途社員を採用するのに、選考する応募者の数は書類選考も含めると百倍あたりになってくることが殆どです。つまり、100人の中から選ばれるくらいの準備と覚悟が必要となってくる、ということですね。
そのためには、応募書類と転職面談の準備は、最大限しっかりやっておくことをおすすめします。まずは応募する企業のことをしっかりリサーチし、その企業がどういった人材を求めているかをイメージすること。そして、それに自身のアピールポイントをうまく重ねていくことです。
あわせて読みたい
-
- 職務経歴書は「ストーリー」を意識すると刺さる!効果的な自己PRにつなげるには?
- 書類通過する職務経歴書とは、転職者の「ストーリー」を感じさせるものであることが大切です。この記事では、企業の採用担当に刺さる職務経歴書の作成方法について、詳しく説明していきます。記事の後半では、職務経歴書の見本とテンプレートも用意しています。...
「印象に残る職務経歴書」作成のポイント
- Point1)最初の職務要約ですべてを語る
- Point2)緩急をつける
- Point3)企業毎に職務経歴書を書く
- Point4)定量的に書く
- Point5)「ボランティアをやっています」等の副次的なものは程ほどに。
- Point6)「レジュメはラブレター」の意識で書く。
Point1)最初の職務要約ですべてを語る
採用担当はたくさんのレジュメに目を通すため、最初の職務要約しか見ない人もいます。逆にいうと、この部分は全員が見るということです。
そのため、「最初の職務要約ですべてを語る」くらいの気概で作成したほうが良いでしょう。
自分の強みが最初の数行でパッと分かるように表すなど、とにかくこの部分の品質に意識を集中して作成することが大切です。
Point2)緩急をつける
ある程度実務経験を持った人が陥りがちなミスが、「やってきたことを全部書いてしまう」ことです。
全部盛り込むと、強み(アピールポイント)が薄まってしまいます。
アピールすべきところとしなくてもいいところを分けて、しなくても良いところはバッサリ切る──、といったメリハリが大切です。
例えば総務部門を経験した転職者の場合、総務の幅広い業務範囲を全部書くとどうしても冗長になってしまいます。
その際に、例えば応募する企業の求人要件が「総務の資産管理」だった場合、そのポジションと関連する経験をアピールするのです。
「自分はそのほかにも人事、採用などを経験していた」という場合においても、応募企業側で人事、採用のポジションを求めていないようなら、その記載は軽く触れる程度に留めるなどの取捨選択を意識しましょう。
Point3)企業毎に職務経歴書を書く
職務経歴書は、基本応募企業毎に準備します。
テンプレートのようにひとつの職務経歴書を使いまわしていた場合、応募企業側はすぐにそれを見抜きます。
効果的な職務経歴書にしていくためにも、企業が募集しているポジションに合わせて書くことを意識すると良いでしょう。
イメージとしては、「60%は共通部分として、残り40%を企業毎にかき分ける」、「これまでやってきたことが20種類あったら、求人ポジションに合わせて12~3個に絞って、7~8個は削る」といった形で進めると良いと思います。
ポイントは、求人企業に対して「企業が求めているポジションと、自分の経歴がいかにフィットしているか」を伝えることです。
Point4)定量的に書く
よく言われることですが、職務経歴書は「定量的」に書くことが大切です。
例えば、「お客様に大変喜ばれた」といった表現は、第三者はその程度を知ることができません。また、「主観的、感覚的にしか物事を捉えられていない」と評価されてしまうリスクもあります。
アピールする事柄は、なるべく「数値」に落とし込むことが大切です。
「売上や会員数、またはPV数などが何パーセント増えた」であったり、「結果として作業時間がこれだけ短縮できた」などの定量的な説明を意識すると良いでしょう。
Point5)「ボランティアをやっています」等の副次的なものは程ほどに。
プライベートでの活動(ボランティア)などは、書いても書かなくても、書類通過や採用にそこまで影響は無いと見たほうが良いでしょう。
他の候補者と比較検討になった際に、その人と甲乙つけがたいくらいの同評価だったら効果はあるかもしれませんが、その他ではあまり効果を期待しない方が良いと思います。
たまに、経営層の価値観とマッチした等のラッキーパンチもありますが、やや運要素の強いPRと言えます。
また、そうした副次的なPRをたくさん書いてしまうと、「仕事でアピールできないから、そこでアピールするのかな?」と思われてしまうリスクもあるでしょう。
Point6)「レジュメはラブレター」の意識で書く。
レジュメ(職務経歴書)は、「企業へのラブレター」と思って書くと良いです。
例えば、気になっている異性に「私はたくさんのスキルと知識がある。だから付き合ってください」とラブレターを書く人はいないでしょう。
それよりも、「あなたはきっと、こういう人を求めていますよね。私はまさにそういう経験をしてきています。つきましては、私と付き合ってくれませんか」といった形でアプローチする方が成功確度を高められるはずです。
ポイントは、「相手を基点」にあなた自身のペルソナを作っていくこと、──つまり、「顧客視点」を持って職務経歴書を書いていくことです。
あわせて読みたい
-
- 職務経歴書は「ストーリー」を意識すると刺さる!効果的な自己PRにつなげるには?
- 書類通過する職務経歴書とは、転職者の「ストーリー」を感じさせるものであることが大切です。この記事では、企業の採用担当に刺さる職務経歴書の作成方法について、詳しく説明していきます。記事の後半では、職務経歴書の見本とテンプレートも用意しています。...
一人で対策を立てることに不安がある、という方は、転職者一人一人に専任のコンサルタントが付く「エージェント型」の転職サービスを利用されるとよいでしょう。どのような対策・準備が必要かのアドバイスと、書類作成や面接対策についてもサポートしてくれます。
参考:転職エージェントの仕組み

転職エージェントにはそれぞれ特徴や長所があります。
共通している点は、求人の紹介をはじめ、書類添削や面接対策、など、転職活動に必要な様々なサポートを行ってくれることです。
また、転職エージェントに複数登録をしておくことで、そのサービスにしか無い「非公開求人」や豊富な求人の中から、自分の興味のある会社を選択していくことも可能です。
4)未経験で営業職の転職を目指す30代の方に、おすすめの転職サービス
ここからは、30代の営業職への転職におすすめの転職エージェントを、タイプ別に紹介していきます。
- なるべく早く転職したい、積極的に求人提案を受けたいという人
- キャリアアドバイザーにじっくり相談してもらいたい人
- キャリアアップ転職を目指す人、好待遇の求人をチェックしたい人
- 専門スキルを活かしての転職を検討している人
どれか一つのタイプではなく、複数のタイプが当てはまるという人もいるでしょう。
その場合は、それぞれのタイプでおすすめしているサービスを見て、自分にマッチしそうなサービスを2~3ピックアップしてみてください。
なるべく早く転職したい、積極的に求人提案を受けたい人はdoda・リクルートエージェント・ワークポート

30代の転職で、「なるべく早く転職したい」、「積極的に求人提案を受けたい」という人はdoda、リクルートエージェント、そしてワークポートのサービス利用がおすすめです。
doda、リクルートエージェントは共に国内最大手の人材紹介会社として、豊富な求人と充実したサービス体制があり、「的確かつスピーディな対応」への評判が高く、職務経歴書などの書類添削や応募企業の情報収集、面接対策についても、これまでの実績に基づいた適切なサポートを行ってくれます。
ワークポートはIT・Web業界への転職支援に強い転職エージェントで、かつキャリアアドバイザーからの積極的な求人提案をしてもらえると評判です。ITエンジニアやWebディレクター・プロデューサーといった職種への転職を希望される30代の方にマッチしやすいでしょう。
ただし、これら大手転職エージェントは若手のキャリアアドバイザーも多く、当然その品質は一定ではありません。
相性の良くないアドバイザーや経験の浅いアドバイザ―が担当になったときにうまくリスクヘッジできるように、複数の転職エージェントに登録しておきサポート品質を比較確認できるようにしておいた方が良いでしょう。
サービス名 | 特徴 |
---|---|
![]() doda |
|
![]() リクルートエージェント |
|
![]() ワークポート |
|
キャリアアドバイザーにじっくり相談してもらいたい人はマイナビエージェント・パソナキャリア・JACリクルートメント

転職エージェントでキャリア相談をしたい方、また今回の転職活動に不安を感じている方は、じっくり相談を聴いてもらえる転職エージェントがおすすめになるでしょう。
相談をどれだけ聞いてもらえるかは担当となるキャリアアドバイザーによっても変わってきますが、以下の転職エージェントは「話をよく聞いてもらえた」という評判が多いです。
マイナビエージェントは20代~30代前半の若手社会人向けの転職支援に強く、JACリクルートメントは年収600万円以上のリーダー・管理職層の転職支援に強いです。パソナキャリアは全年齢に満遍なく対応している転職エージェントです。
サービス名 | 特徴 |
---|---|
![]() マイナビエージェント |
|
![]() パソナキャリア |
|
![]() JACリクルートメント |
|
キャリアアップ転職を目指す人は、JACリクルートメント、ビズリーチ、パソナキャリアハイクラス

今回の転職で、「キャリアアップや年収アップを果たしたい」という方は、ハイクラス向けの転職サービスを利用すべきでしょう。
好待遇の求人はピンポイントのタイミングで募集されることが多く、その殆どが「非公開求人(転職サイト等一般の求人媒体には紹介されない求人)」か、それぞれの転職エージェントのみが持つ「独占求人」です。
よって、ハイクラス向けの転職エージェントは「中長期的に利用する」イメージで、かつ複数登録しておくのがおすすめです。
以下に紹介するのは、30代向けの転職支援実績の豊富な、ハイクラス向けの転職エージェント(一部ヘッドハンターサービス)です。
サービスの特徴を見て、自分に合いそうと感じたものから登録を検討してみてください。
サービス名 | 特徴 |
---|---|
![]() リクルートダイレクトスカウト |
|
![]() JACリクルートメント |
|
![]() ビズリーチ |
|
![]() パソナキャリア ハイクラス |
|
![]() iX転職 |
|
専門スキルを活かしたい人は、「特化型」の転職エージェント

ITエンジニアやアパレル、マスコミなど、これまで特定の業種で培った経験を活かしての転職を検討している人は、「特化型」の転職エージェントがおすすめです。
特化型の転職エージェント利用いちばんのメリットは、担当となるキャリアアドバイザーがその分野の業界情報やトレンドに詳しいということです。
30代まで一定の知識・経験を培いつつ今後もキャリアを積み上げる為にどのような知識やスキルの開発が必要かであったり、応募する企業でどのような知識・スキルが求められるかについて、具体的なアドバイスを貰いやすいでしょう。
各分野別のおすすめ特化型転職エージェント
分野 | サービス名 | 特徴 |
---|---|---|
IT・Web | ![]() マイナビITエージェント | ■手厚いサポートを受けたい全国のITエンジニアの転職におすすめ
|
![]() レバテックキャリア | ■都市部でキャリアアップを目指すITエンジニアの方におすすめ
| |
ハイクラス | ![]() JACリクルートメント | ■キャリアプランについてじっくり相談したい人におすすめ
|
![]() リクルートダイレクトスカウト | ■年収700万円以上の転職を目指す全国の転職者におすすめ
| |
![]() ビズリーチ | ■ハイクラス層向けのスカウト・オファーが欲しい転職者におすすめ
| |
マスコミ | ![]() マスメディアン | ■テレビ・書籍・Web等のメディア系事業を目指す転職者におすすめ
|
アパレル | ![]() クリーデンス | ■アパレル・ファッション業界を目指す転職者におすすめ
|
外資系 | ![]() ランスタッド | ■製造業・ものづくり業、医療機器・医薬品業界の好条件求人が豊富
|
![]() エンワールド | ■質の高いグローバル求人を提案してもらえる
| |
![]() ロバート・ウォルターズ | ■外資系企業・日経グローバル企業の転職におすすめ
| |
製造系エンジニア | ![]() メイテックネクスト | ■製造系エンジニアへの転職を目指す人におすすめ
|
あわせて読みたい
-
- 営業職への転職のおすすめ転職エージェントランキングTOP15
- 営業職の方が転職エージェント選びをする際は、営業職向けの転職サポート実績が豊富かどうかををしっかり確認することが大切です。この記事では、これから営業職に転職予定の方に向けて、おすすめの転職エージェントとその選び方について詳しくお伝えしていきます。...
あわせて読みたい
-
- 【2022年】転職エージェントおすすめ14選+α実際の評判と有効活用法
- 「転職エージェント選びで失敗したくない」「有効活用するコツを知りたい」という方向けに、この記事では転職エージェントの有効活用法と、おすすめする転職エージェントとその特徴、実際の評判・口コミを解説します。 ...
4)まとめ 「30代の営業職の転職は、自己分析、早めの準備・対策が大切!」

さて、ここまでお読みになって、いかがでしたでしょうか。
30代の営業職希望の転職者は、多くの企業から求められています。もし「営業職に転職したい!」という気持ちがあるのでしたら、未経験でもチャレンジする価値はあるでしょう。
ですが、営業職の転職を成功していくためには、以下のアクションが不可欠です。
- 営業職としての適性はあるか、課題点は何かを、しっかりと自己分析をしておくこと
- 企業リサーチ、面接対策等、転職にしての準備・対策を早め早めに行っていくこと
30代の営業職への転職をご希望される方々が、転職の際に今回の記事の内容が少しでもお役に立てることを、心より願っております。