dodaのエージェントサービスを断られた時の理由・原因と対策
[最終更新日]2023/09/18

dodaのエージェントサービスに申し込んだところ「紹介できる求人がない」といった返答が届くなど、実質的にサポートを断られてしまい、戸惑っている人もいるのではないでしょうか。
dodaのエージェントサービスを断られた場合、どのように対処したらいいのでしょうか。
エージェントサービスを断られる主な原因とその対処法についてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
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目次
1)dodaのエージェントサービスを断られた際に考えられる5つの原因
dodaのエージェントサービスに登録すると、担当アドイザーから連絡が入り、面談を実施したのち希望条件に合った求人を紹介してもらえるのが基本的な流れです。
ところが、場合によってはエージェントサービスが受けられないこともあり得ます。
具体的にどのような理由でエージェントサービスを断られてしまうのでしょうか。
主な原因として次の5つが考えられます。
サポートを断られた際に考えられる5つの原因
エージェントサービスへの申し込みが済んでいない

dodaのエージェントサービスってイマイチよく分からりません。登録してから一回も連絡ないし、ただ自動的に求人情報を送ってくるだけであって、興味のあるやつに応募してみても別に担当から直接連絡がくるわけもなく、ただいつも通りの自動送信式メールがくるだけ。転職サービスってこんなもん???
— りな (@fkoarina) January 22, 2021
dodaに会員登録が完了していても、エージェントサービスへの申し込みが済んでいない可能性があります。
登録時の最後の画面で、「エージェントサービス」の「希望する」にチェックを入れていないと、エージェントサービスを受ける準備が整わないからです。
もしdodaに登録後、エージェントサービスに関する連絡が一向に届かないようであれば、サービス利用を「希望する」にチェックが入っているか確認してみましょう。
エージェントサービスは後から申し込むこともできますので、ログインして自分の会員情報を確認しておくことをおすすめします。
エージェントサービスの申し込みが確実に完了しているかどうかは、最初に確認しておきたいポイントといえるでしょう。
年齢や条件がターゲットに即していない

@Divadesukedo 同じく、DODAのコンサルティングに申し込んだけど、断られた。3年前は受け入れてくれたのに。厳しすなぁ
— 神坂M (@kamisaka_m) October 9, 2010
dodaのエージェントサービス自体に年齢制限はなく、幅広い年齢層の転職希望者に対応可能です。
ただし、求人企業の多くは20代〜30代の人材を求めているケースが多いことから、40代以降の転職希望者は実質的に紹介可能な求人が限られてしまう可能性があります。
20代・30代であっても正社員経験がない人や、フリーターとして働いてきた人も、同様に求人の紹介が難しいケースが想定されます。
年齢が高めでも、マネジメント経験がある人や特定のスキルに長けている人は求人を紹介してもらえるケースがないわけではありません。
しかし、一般的には年齢や希望条件がdodaの保有求人のターゲットに即していないと、紹介可能な求人がないと判断される可能性があることを知っておきましょう。
転職回数が多い

アラフォーで転職回数5回以上だと次が難しいよな。今日も企業じゃなくて転職エージェントに断られた。こりゃ一生派遣のままなのかな。ただホワイト企業で総務として働きたいだけなのにな…。
— 彩月 馨−さつき きょう– (@coveroflovesky) November 14, 2020
dodaに限ったことではありませんが、転職エージェントサービスの多くは「短期間での転職を繰り返している人」を敬遠する傾向があります。
仮に転職先を紹介しても、入社後に再び短期間で転職されてしまうと、紹介先の企業から信頼を失ってしまうリスクがあるからです。
企業にとっても決して安くない採用コストをかけることになるため、入社後にしっかりと定着し、長く働いてくれる見込みがある人材を紹介しなくてはなりません。
目安として、20代で2回以上、30代で3回以上転職していると、転職回数が多いと判断されやすくなります。
また、1社あたりの勤続年数が半年〜1・2年程度といった短期間の場合も、「定着しにくい人材」と見なされやすく、登録を断られる原因となる可能性があるでしょう。
正社員としての職歴が浅い/全くない

転職回数が多くて、ニート歴がある場合、私の経験上DODAも上手くいかなかったです。DODAに登録している人は、正社員経験が3年以上あって、在職中の人が多いです。
— ニートちゃん就職済#就職Shop#DYM就職#ジェイック#ウズキャリ#既卒#中退#高卒#フリーター (@neetchan7) March 2, 2019
※続きはツイッターで #peing #質問箱 https://t.co/L1DTkHAQYQ
dodaのエージェントサービスを利用するにあたって、現在正社員でなくてはならないという基準が設けられているわけではありません。
ただし、年齢によっては正社員としての職歴が浅い人や職歴が全くない人を採用することに慎重な姿勢を示す企業が少なくないのも事実です。
転職エージェントとしても採用が決まる可能性が高い登録者を重点的にサポートしたいと考えるため、正社員としての職歴が浅い・全くない人の場合は優先順位が下がってしまう可能性があります。
現状、正社員として就業していない人や、これまでの職歴で正社員経験が浅い人の場合、エージェントサービスを断られる場合があるのです。
エージェント側が繁忙状況のため

私が新卒半年退職で市場価値が低いからみたいね。Dodaも繁忙期(ボーナス貰う貰わないあたり)は断られたよ。
— トスカ (@_tosca3) December 28, 2016
転職エージェントにも他業種と同様に繁忙期があります。
転職希望者が増える傾向がある1〜3月などの時期やGW・お盆・年末といった長期休暇前の時期は、登録者全員に連絡を入れるのが現実的に難しく、エージェント側で対応に優先順位をつけている可能性があるのです。
こうした時期には、転職先がスムーズに決まる確率が高い登録者が優先される一方、今すぐに転職する意思がなさそうな人や希望条件があまりに多い人、希望条件と経歴・スキルが見合っていない人は後回しにされてしまう恐れがあります。
エージェント側が繁忙状況であることで、登録が進まないケースも考えられるのです。
2)サポートを断られた時の対策3つ
では、dodaにサポートを断られてしまったら、どのように対処したらいいのでしょうか。
サポートを断られた原因を冷静に分析し、対策を講じた上で次の行動へとつなげていくことが重要です。
次に挙げる3点は、dodaで登録を断られてしまった場合に有効と考えられる対策ですので、できることから順に実践していくことをおすすめします。
サポートを断られた時の対策3つ
レジュメ内容を充実させたうえで、時間を空けて再度登録する

前回の登録時に記載したレジュメを改めて見直し、経歴は分かりやすく記載されているか、希望条件が明確に伝わる内容になっているか、今いちど客観的な視点で確認してみましょう。
記載事項が少なすぎたり、希望条件があまりに多すぎたりすると、対応を後回しにされてしまう可能性があります。
レジュメを初めて目にしたアドバイザーにどう映るのか、想像力を働かせてチェックしていくことが大切です。
レジュメを充実させたうえで、しばらく時間を空けて再度登録してみましょう。
サポートを断られた原因が解消されていれば担当アドバイザーから連絡が入り、面談・求人紹介へとスムーズに進むことも十分に考えられます。
「転職への意欲が低い」と思われて、断られることもあるので注意
dodaのエージェントサービスに登録する際、転職時期に関する質問項目があります。
ここで「転職を急いでいない」を選択すると、今すぐに転職するつもりがないと判断されて対応が後回しになることもあり得ます。
転職エージェントとしては採用の成約につながる可能性が高い登録者を優先的に対応しようとするため、「転職への意欲が低い」と思わると後回しにされてしまう可能性があるのです。
もちろん、明らかに転職が不可能な時期を伝えるべきではありませんが、可能な限り転職時期は早めに伝えておいたほうが優先的に対応してもらえる確率が高まります。
特段の事情がない限り、「急いでいない」を安易に選択しないほうがいいでしょう。
転職サイトメインでの活動にシフトする

これまで転職サイトをあまり使ってこなかったという方は、いちど転職サイトメインでの転職活動をしておくのも一つの手段です。
国内の主要転職サイト比較
タイプ | 全般・網羅型 | IT・Web業界に強み | 全般・網羅型 | 全般・網羅型 | IT・Web業界に強み | 20代・若手に強み | ベンチャー企業に強み | ハイクラス転職に強み | 女性の転職に強み | 女性の転職に強み | 女性の転職に強み | サービス名 | doda![]() |
キャリアインデックス![]() |
リクナビNEXT![]() |
エン転職![]() |
Green![]() |
Re就活![]() |
Wantedly![]() |
ビズリーチ![]() |
LIBZ![]() |
女の転職type![]() |
とらばーゆ![]() |
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求人数 | 約21万件 | 約19万件 | 約10万件 | 約5,100件 | 約2.9万件 | 約1万件(※募集職種と勤務地の組み合わせで件数算出) | 約11万件 | 約9.5万件 | 非公開 | 約2,400件 | 約2,300件 |
得意業界/職種 | ◎全業界・職種 | ◎全業界・職種 | ◎全業界・職種 | ◎全業界・職種 | IT・Web業界 | 営業・企画・事務・管理・販売・技術職(エンジニア)等 | ◎全業界・職種 | ◎全業界・職種 | 営業・企画・管理・販売系職種 | ◎全業界 | 営業・企画・管理・販売系職種 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
スカウトの多さ | ◎多い | ◎多い | ◎多い | 〇ふつう | ◎多い | 〇ふつう | ◎多い | ◎多い | ◎多い | 〇ふつう | ─少ない |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2023年9月時点のものです。
転職サイトメインの活動は、以下のメリットがあります。
- 自分自身のペース・やり方で、求人を探して応募できる
- 企業や転職エージェントからのスカウトを貰えることがある
特に2点目の「転職エージェントからのスカウト」は注視しておくと良いでしょう。
リクナビNEXTやビズリーチ、AMBIなどの大手転職サイトには非常に多くの転職エージェントが提携しています。
こうした転職エージェントは中小規模のところが多く、サイト登録者に対して「うちのエージェントで転職活動をしませんか」とスカウトをして自社サービスを利用する転職者を集めているのです。
また、これらエージェントは大手エージェントと比べて、転職者に対して親身になって対応してくれるケースが多いです。
つまり、転職サイト経由で自分にあった転職エージェントを見つけることもできるということです。
また、転職サイトでは自分で求人を検索し、良い求人が見つかったら積極的に応募することも可能です。
想定している希望条件で絞り込んだ場合、何件程度の求人がヒットするのか把握することができるでしょう。
スカウトと並行して自分で求人を検索していくことで、希望条件に合った求人を見つけられる確率を高めることもできるはずです。
ポイント:「ブティック型」転職エージェントについて

転職サイト上でスカウトを送ってくる転職エージェントは、「ブティック型」と呼ばれる少数精鋭体制で活動している企業が大半です。
これらブティック型転職エージェントは、マイナビエージェントやdoda、リクルートエージェントといった大手転職エージェントと比べて求人数、利用者共に少なくなりますが、その分一人ひとりのサポートが丁寧になる傾向にあります。
また、求人数が少ないからといって求人の質も低いかというとそういうことはなく、いくつもの優良企業と深い関係性を持っているブティック型転職エージェントは多いです。
そのほか、ブティック型は特定の業種・職種に特化していることが多く、その分野においての専門的なサポート・アドバイスを受けやすいでしょう。
大手転職エージェントからサポートを断られたという人や、担当アドバイザーから急かされることにやりにくさを感じるという方は、ブティック型転職エージェントの方がマッチする可能性があるでしょう
ブティック型転職エージェントの活用法
ブティック型転職エージェントは、企業とも親密なリレーションを取っていることが多く、他の転職エージェントが有していない意外な好条件求人を持っていることも少なくありません。
一方、求人の数自体はそれほど多く保有していませんので、「なるべく多くの求人を比較検討していきたい」という方は、複数のブティック型転職エージェントに登録する、転職サイトの登録数を増やしてみるなどの対策を取っておくと良いでしょう。
注意!dodaの転職サイトでは、doda以外の転職エージェントからのスカウトは来ない
dodaは転職者の登録情報を公開していない為、dodaに登録してもブティック型転職エージェントからスカウトが来ることはありません。
ブティック型転職エージェントを利用したい方は、前述のとおりリクナビNEXT、ビズリーチ、AMBIなどの転職サイトに登録しておくことをおすすめします。
他の転職エージェントサービスを利用する

転職エージェント側でどの登録者を優先的に対応するかは、各アドバイザーが独自に判断していることも少なくありません。
よって、doda以外の転職エージェントに改めて登録することで、あなたの経歴やスキルを高く評価し、求人を紹介してくれるアドバイザーが現れる可能性は十分にあります。
相性の良いアドバイザーが見つかるかどうかは運による部分もあるため、複数の転職エージェントに登録しておき、反応の良いエージェントに相談していくのも1つの考え方でしょう。
転職エージェントごとに得意とする業界や転職者の年齢層、求人の年収帯などが微妙に異なっていることもあります。
自分に合った転職エージェントが見つかれば、スムーズに転職活動が進むこともあるはずです。dodaで登録を断られてしまった場合は別の転職エージェントに切り替えることも検討してみましょう。
3)dodaに断られたら検討したいおすすめの転職エージェントサービス
リクルートエージェント──国内No1の求人数 転職支援ツールも充実
リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
全国の地域で対応が可能で、各都道府県の求人も豊富です。拠点も多く、オンライン・電話のサポートはもちろん対面での面談の受けやすさも強みの一つです。
リクルートエージェントの活用メリットとデメリット・注意点
リクルートエージェントでは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
業界・企業情報はネットで公開されていないものも多いため、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。
![]() 職務経歴書エディタ |
テンプレートや入力例に沿って、職務経歴書を半自動で作成できるサービス。作成後にWordファイルにダウンロードして利用することも可能。 |
![]() 面接力向上セミナー |
企業が「採用したい」と思える面接の必勝法が学べるセミナー。参加者の99%が「満足」以上の回答。 現在(2022年3月)はLIVE配信(オンライン)で行われている。 |
一方のリクルートエージェントのデメリット・注意点としては、これらサポートの提供は適切かつとても「スピーディ」であるということです。担当者によっては、活動ペースを急かしてくることもあるかもしれません。
「じっくりと、自分のペースで転職活動をしたい」という場合は、パソナキャリア(全世代向け)、マイナビエージェント(若手社会人向け)、JACリクルートメント、リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)にも併せて登録し、より自身にマッチするサービスを選んでおくと良いでしょう。
マイナビエージェント──じっくり・丁寧なサポート。若手社会人への転職支援に強い
マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。
dodaで「紹介できる求人がない」と言われてしまった人も、マイナビエージェントであれば希望条件に合う求人を紹介してもらえるかもしれません。
とくに20代〜30代前半の転職サポートを得意としており、志望動機のブラッシュアップや面接指導を的確に行ってくれます。
サポート対応地域は全国で、地域ごとに専門のアドバイザーが対応しています。
マイナビエージェントの活用メリットとデメリット・注意点
業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえるのが特徴です。業界・職種に特有の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーに相談したい人に適しています。

引用元:マイナビエージェント公式HP
また、大企業だけでなく中小企業の求人も豊富に保有しているため、企業規模に関わらず自分の希望に合った会社を探している人に向いています。

一般的に、大手転職エージェントのサポートは「3ヶ月間」などの期限が設けられています。
一方、マイナビエージェントでは期間の制限はなく、「無期限」でサポートを提供してくれます。「思いのほか活動期間が長引いてしまった…」とった場合も、マイナビエージェントであればサポートを継続してもらえるのです。
期間を定めることなく、かつ転職者の経歴と想いに合った転職先を紹介していくマイナビエージェントのスタイルは、「内定率のアップ」や「納得できる転職の実現」に大きく寄与しています。
実際にマイナビエージェントを利用して転職に成功した人は、入社後にミスマッチを感じることも少ない傾向があります。
一方のマイナビエージェントのデメリット・注意点は、サポートは手厚いが、転職意欲の低い人は優先度を下げられる可能性がある点、そのほか職種・業種によっては提案される求人が少ない場合もあることです。
リクルートエージェント(全世代向け)、リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)といった求人数が豊富でかつ担当から積極的なスカウトや提案の受けられるサービスも並行して登録しておくと、安心でしょう。
パソナキャリア──全都道府県に拠点あり、地方転職に強い&じっくり相談に乗ってもらえる
パソナキャリアは、人材派遣業の代表的な企業として知られるパソナグループが運営する転職エージェントです。派遣事業で築いてきた信頼は厚く、取引企業数は16,000社以上にのぼります。過去の転職支援実績は累計25万人に達しており、豊富な転職ノウハウを有しているのが特徴です。
転職コンサルタントによる丁寧なサポートを特徴としており、利用者の年収アップ率67.1%という実績からもサポート品質の高さがうかがえます。
パソナキャリアの活用メリットとデメリット・注意点
人材サービスを総合的に手掛けるパソナグループならではの特色として、拠点が全国の都道府県にある点が挙げられます。
拠点が各地にあることで、キャリアアドバイザーによるサポートも受けやすくなるはずです。
転職サービスによっては首都圏や大都市部のみが対象エリアとなっていることも少なくない中、地方での転職にも対応できるのは大きなメリットといえるでしょう。
また、地元の企業との信頼関係を築く上でも、エージェントの企業担当者が高頻度で採用担当者とコンタクトを取っていることは重要です。
地方に本社・支社がある企業の詳細な情報を得られるだけでなく、「パソナキャリアが推薦する人材なら採用を前向きに検討しよう」と思ってもらえる可能性が高いでしょう。
そうした背景もあり、パソナキャリア利用者の67.1%が内定後の年収アップに成功しているといいます(※公式サイトより)。

引用元:パソナキャリア公式サイト
履歴書や職務経歴書の添削、面接対策、さらには自己分析やキャリアの棚卸しについても、キャリアアドバイザーが親身になって二人三脚で取り組んでくれるので、「転職活動をひとりで進めるのは不安…」という人には特に心強いパートナーとなるでしょう。
一方のパソナキャリアの注意点は、サポートは手厚いが、転職意欲の低い人は優先度を下げられる可能性がある点、そのほか職種・業種によっては提案される求人が少ない場合もあることです。
リクルートエージェント(全世代向け)、リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)といった求人数が豊富でかつ担当から積極的なスカウトや提案の受けられるサービスも並行して登録しておくと、安心でしょう。
ワークポート──未経験者向け支援、特にIT・Web業界へのサポートに強い
ワークポート(WORKPORT)は「業界・職種未経験者」のサポートに優れており、なかでもIT・Web業界の支援に強い転職エージェントです。
全都道府県の地域を対象としており、オンライン面談も受け付けています。
また、ワークポートに登録した際に担当となってくれる転職コンシェルジュ(アドバイザー)は、積極的な求人提案をしてくれることでも知られています。
転職先を検討するにあたって、できるだけ多くの求人を比較した上で応募先を決定したい人や、担当アドバイザーからの提案を多く受けたい人は、ワークポートのサポートがマッチしやすいでしょう。
ワークポートの活用メリットとデメリット・注意点

引用元:転職エージェントのWORKPORT(ワークポート)で 転職相談サービスを体験してみた!
ワークポートは求人紹介に積極的で、紹介される案件数・対応スピードともに業界屈指の水準という評判が聞かれます。
転職コンシェルジュとの面談を終えた当日に複数の求人を紹介してもらえた事例や、メールへの返信が即日中にあったといった事例が数多く見られるのです。
他の転職エージェントに登録したものの、想像していたほど求人を紹介してもらえなかった人や、担当者のレスポンスが鈍く転職活動が進まないと感じていた人にこそ、ワークポートを利用するメリットを実感できるはずです。
「〇ヶ月以内に転職したい」など、具体的な期限を決めて転職活動を進めたい人におすすめのサービスといえます。急ぎの転職に向いているのは、ワークポートを利用するメリットといえるでしょう。
一方のワークポートのデメリット・注意点は、担当アドバイザーの品質にバラつきがある点です。応募・エントリーを急かされたり、希望する分野への知識の浅いアドバイザーが就いてしまうこともあるでしょう。
「丁寧かつ実績のあるアドバイザーに担当に付いてほしい」という場合は、パソナキャリア(全世代向け)、JACリクルートメント(キャリアアップ、ハイクラス向け)、マイナビIT AGENT(IT/Webエンジニア向け)といった各分野で評判の高いの転職サービスがおすすめです。
その他おすすめの「特化型」転職エージェント一覧
ここまで紹介してきたのは、幅広い業界・職種への転職相談に応じられる総合型エージェントです。
転職エージェントには総合型と特化型があり、特化型エージェントでは業界や職種を絞った専門性の高いアドバイスをしてもらうことができます。
また、特化型エージェントは転職支援者のターゲットを絞っていることから、一人ひとりを丁寧にサポートしてもらえる傾向があります。
総合型エージェントとあわせて特化型エージェントも併用していくことで、双方の強みをバランスよく活かすことができるでしょう。
タイプ | 20代に特化 | 20代・若手 | 20代に特化 | 20代に特化 | ITエンジニア | ITエンジニア | IT・Web業界 | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門 | 外資・グローバル | 外資・グローバル | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
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サービス名 | マイナビジョブ'20s![]() |
JAIC(ジェイック)![]() |
就職Shop![]() |
えーかおキャリア![]() |
マイナビITエージェント![]() |
レバテックキャリア![]() | ワークポート![]() |
JACリクルートメント![]() |
リクルートダイレクトスカウト![]() |
ビズリーチ![]() |
ジャスネットキャリア![]() |
マスメディアン![]() |
クリーデンス![]() |
MS Agent![]() |
エンワールド![]() |
ロバート・ウォルターズ![]() |
メイテックネクスト![]() |
レバウェル介護![]() |
かいご畑![]() |
メリット |
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公開求人数 | 約4,700件 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 約1.7万件 | 約2.0万件 | 約7.9万件 | 約1.2万件 | 約55万件 | 約9.5万件 | 約3,400件 | 約3,900件 | 約1,300件 | 約9,000件 | 約1,000件 | 約2,100件 | 約1.3万件 | 約5.5万件 | 約1.0万件 |
得意業界/職種 | ◎全業種・職種 | 営業職メイン | デスクワークメイン | デスクワークメイン | IT・Web | IT・Web | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門・士業 | 外資系 | 外資系 | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
対象地域 | 関東・関西・中部 | 関東・関西・東海・中国・九州 | ◎全都道府県 | 東京・大阪近郊 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西・中部(東海) | 東京・大阪 | 関東・関西・東海 | ◎全都道府県 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2023年9月時点のものです。
まとめ)dodaで登録を断られた原因を突き止め、次の行動へとつなげよう

転職経験者の間でdodaの評判は高く、サービスの質も安定しているといわれています。
しかしながら、登録したタイミングや希望する条件によってはdodaのサービス内容に適合していなかったり、時期によってサポートが難しかったりすることもないとはいえません。
dodaで登録を断られてしまったら、なぜ断られたのか原因を突き止め、改善を図った上で次の行動へとつなげていきましょう。
場合によっては、登録する転職エージェントを変更することで転職活動が一気に好転することも十分に考えられます。
結果的に転職エージェントから登録を断られたのは「たまたまタイミングが悪かった」だけだったと判明することもあり得るのです。
本記事で紹介したポイントを参考に、ぜひ転職活動を推し進めてください。