SESを辞めたい…。と思ったときはどうする?対策とSESからのおすすめ職種
[最終更新日]2023/03/01

皆さまのなかにはSES企業にお勤めで、何らかの理由で「辞めたい」と思っている方もいると思います。
「辞めたい」と思いながらずっと働き続けることは、精神的にもキャリアアップの観点からもよくないため、積極的な行動が必要です。
もしその理由がSES企業で解決できない、あるいはSES企業特有の問題である場合は、転職も有効な選択肢となります。
目次
1)「SESを辞めたい…。」によくある理由とは
SESを辞めたい場合によく挙がる理由には、以下の項目があります。
「SESを辞めたい…。」によくある理由
- #1 給料がなかなか上がらない
- #2 新しいスキルが身につかない
- #3 安定した人間関係を築けない
いずれもエンジニアとして働く方にとっては、切実な問題です。どうしてこのような事態が発生してしまうのか、その理由を順に解説していきましょう。
給料がなかなか上がらない

いくら頑張っても給料がなかなか上がらないことは、SESの仕事で直面する厳しい現実の1つです。
その理由は、契約金額があらかじめ企業間で決められているため。そのためあなたの給与を上げることは、所属する企業の減益に直結してしまう現実があります。
加えてシステム開発の現場では2次請け、3次請け、またはそれ以下となる企業も多く、契約金額そのものも1次請けと比べて3分の1以下に抑えられるケースも少なくありません。
従業員の頑張りにこたえたくても、なかなかかなえられないことも、SES経営者の悩みです。
一方でWebサービスの運営企業などは、良いサービスを提供することが売り上げアップに結びつくため、業績に応じての給与のアップも実現しやすいでしょう。
このような事実を知ると、SESで働くことが嫌になるかもしれません。
新しいスキルが身につかない

SESで働く方のなかには、以下のような方もいます。
- ずっと同じ顧客先に常駐し、同じような業務を行っている
- 常駐先はときどき変わるが、求められるスキルが毎回同じ
- 単純作業の繰り返しで、自分が本当に技術者なのかわからなくなる
一見して「新しいことを学ばなくても仕事があるなら、安定していて良いではないか」と思うかもしれませんが、そうではありません。
もしお持ちの技術がだんだんと必要とされなくなっている場合、ある日突然「今のスキルでは、もう常駐先がない」と宣告されかねません。
このような事態は防止したいところですが、新しい技術を身につけたとしても、活かせる現場になかなかアサインしてもらえない場合もあります。
一方で仕事を失う事態は、なんとしても防がなければなりません。将来に対する危機感が、SESを辞める動機につながる場合もあります。
安定した人間関係を築けない

安定した人間関係を築きにくいことも、SESを辞めたいと思う動機につながります。それはSESで働くことに、以下の特徴があるためです。
- 社内のメンバーとは会う機会が少ない(月1回程度)ため、なかなかお互いを知ることが難しい
- 常駐先のメンバーは他社の従業員の場合も多く、なかなか打ち解けられない場合がある
- プロジェクトが終わると別の常駐先に移り、再度人間関係を築き上げなければならない
場合によってはお互いが打ち解けたタイミングで、次の現場に移らざるを得なくなるケースもあります。人付き合いが苦手な方にとっては、プロジェクトを転々とすることに苦痛を感じるかもしれません。
2)「SESを辞めたい…」と思った時の解決法
SESを辞めたいと思った場合、その解決方法は環境要因が原因の場合と、業務要因が原因の場合に分かれます。それぞれどのような解決法があるか、詳しく解説していきます。
【環境要因】で仕事を辞めたい場合

SESを辞めたい理由のなかには、職場環境に起因する場合もあります。一例として、以下のケースが挙げられます。
- 残業や休日出勤を強要する
- 休暇を取得しにくい
- 職場全体のコミュニケーションが悪く、たびたびトラブルが発生している
- 自社の人間は自分だけで、周りは他社の方ばかり
上記のようなケースでは、あなたの持てるスキルをなかなか発揮しにくいもの。
「自分はなんのために働いているのだろうか」と、無力感を感じることもあるかもしれません。
転職は代表的な解決方法ですが、上司に対してより良い環境で働ける常駐先に変更してもらえないか相談することも1つの方法です。
もっとも単に「自分に合わない」「人間関係がよくない」といった理由だと、「エンジニア本人に原因があるのではないか?」と思われかねません。
なぜそう思ったのか、理由を掘り下げた上で相談することが有効です。「他の現場ではうまくいっていたのに、ここだけが悪い」という点は、有力な判断材料となります。
【業務要因】で仕事を辞めたい場合

SESを辞めたい理由には、以下のとおり業務に起因する場合もあります。
- 得意とするスキルを活かせない
- 運用だけでなく、構築や開発にも携わりたい
- 要件定義や設計など、上流工程に携わりたい
常駐先の企業は、仕事ができる方を求めています。
そのため構築や開発の工程へ、または新しい言語へチャレンジしたい場合は、まずそのスキルを習得するところから始めましょう。
その上で、上司に働きかけることがおすすめです。すぐに実現しない場合も多いですが、何度働きかけても改善しない場合は転職を考えてもよいでしょう。
またSESエンジニアには、なかなか上流工程の仕事がまわってこない場合も多いです。
もし自社がSES専業で上流工程の業務がない場合は、上流工程を扱う企業への転職がおすすめです。転職後は周りの方と切磋琢磨できることで、より速い成長が期待できます。
3)「SESを辞めて転職しよう」と決断したら、4つのポイント を意識しよう
もしあなたがSESを辞め、他の企業に転職する決断をした場合は、以下に挙げる4つのポイントを意識することが求められます。
「転職したい」と思った時に意識しておきたいポイント3つ
いずれも、重要な項目です。それぞれについて、詳しく解説していきます。
SESの経験を活かせる職種を知っておこう

SESの経験を活かせる職種には、以下の4つが挙げられます。
SESの経験を活かせる職種
- #1 Webエンジニア/プログラマー
- #2 業務系のエンジニア
- #3 社内SE
- #4 インフラエンジニア
それぞれの職種についてどのように活かせるのか、順に解説していきましょう。
Webエンジニア/プログラマー
WebエンジニアやプログラマーはSESだけでなく、Webサービスの運営会社など、さまざまな企業で募集されています。以下にあてはまる方は、転職先でも経験を活かせることでしょう。
- Webサービスの案件に携わったことがある
- Web開発によく使われる言語を使った開発経験がある(Java、JavaScript、PHP、Pythonなど)
もし運用経験しかない場合でも、若い方なら心配はいりません。動くレベルの成果物を作成できるまでスキルを上げられれば、開発エンジニアとして転職できる可能性があります。
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業務系のエンジニア
業務システムには、業務特有のルールがあります。開発の担当者としてプロジェクトに参画した方ならば、多少なりとも実装の際に、顧客が要求する業務上のルールに制約を受けた経験をお持ちの方は多いでしょう。
このため参画したプロジェクトで得た業務知識を活かし、業務系のエンジニアとして転職することは可能です。
もっともSESから参画した方が得ている業務知識は、限られる場合も多いです。このため転職後はより多い業務知識の習得を求められるとともに、時代や法令改正にあわせてアップデートしなければなりません。
社内SE
社内SEは、SESの経験を活かせる代表的な職種です。以下のとおり、多種多様な業務があることが特徴です。
- サーバーなど、社内にある機器の運用管理
- 社内システムの保守・開発や、業務に役立つツールの作成
- 外部ベンダーとの打ち合わせ
このため運用・開発・インフラのいずれかの経験があれば、なることは可能です。
一方で社内SEの「顧客」は、ITをよく知らない方が多いことが特徴。
募集人員も少ないため、なかなか内定できないかもしれません。加えて間接部門となる場合も多く、頑張りに見合った評価が得られない可能性もあります。以下で解説する3つの職種も、あわせてご検討ください。
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インフラエンジニア
ここまで解説した職種は運用や開発職が中心でしたが、SESはインフラ分野にもあります。
設計書の通りに構築するといった仕事から、ステップアップしたい方も多いのではないでしょうか。
さまざまな構築の経験を活かして、転職を実現することも可能です。また構築だけでなく、要件定義や設計の業務に携わることも可能です。
求められるスキルは、企業により異なる場合が多いです。ご自身の得意分野を活かせる企業を見つけたうえで、応募するとよいでしょう。
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受託開発と自社サービスとの違いを意識する

SES企業でお勤めの方のなかには、特定の企業から依頼を受けてシステムを組む「受託開発」に携わっている方も多いでしょう。
パッケージやWebサービスといった、自社サービスを運営する企業に移りたい方も多いと思います。その際は以下のように、受託開発と考え方が異なる点があることに注意が必要です。
項目 | 受託開発 | 自社サービス |
---|---|---|
搭載する機能 | 顧客の要望が主体 | 市場のニーズをもとに、自社で決定する |
利用する企業 | 発注した企業だけが使う | 多数の企業が利用する |
顧客からの要望 | すべて受け入れることが基本 | 優先順位を設け、取捨選択する |
完成時期 | 納期として、顧客から指定される (但し、交渉の余地はある) |
自社で決定する |
受託開発では、顧客の要望を満たすことが基本です。
これに対して自社サービスでは、顧客の要望に100%こたえる必要はありません。
その代わり優れたサービスを提供し続けないと、シェアや売上が下がってしまうリスクがあります。
このため常に市場をウォッチし、いつまでにどのような機能を開発すべきか、すすんで調べ提案する姿勢が求められることに注意が必要です。
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退職を伝えるタイミングを知っておこう

SES企業を退職する場合は、早めに意思を伝えることが円満退社のコツです。なぜならご自身が抜けることにより、SES企業と顧客企業との契約に影響を及ぼすおそれがあるためです。
もちろん民法により、正社員は2週間前に退職届を出すことで離職可能ではあります。
しかし可能であれば、できるだけ影響を少なくしたいもの。プロジェクトが変わる時期にあわせて離職することが理想です。
あわせて、就業規則も確認しておくとよいでしょう。
もっとも今のプロジェクトがいつ終わるか、わからない場合も多いでしょう。その場合は早めに離職したい旨を申し出て、時期は上司と調整することがおすすめです。
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ITエンジニアの支援実績が豊富な転職エージェントを活用する

せっかくSESではない企業を目指しても、転職先の企業が実はSESだったということになるとやりきれません。
確実にSESではない企業に入るためには、IT業界の支援実績が豊富な転職エージェントの活用をおすすめします。
IT業界に詳しい転職エージェントは、各企業の内情も把握しています。このため応募する前にチェックし、SESでない企業を選ぶことが可能。希望の実現に大きく貢献します。
また転職エージェントは、あなたが持つ強みを把握した上で、適切な仕事を紹介するスキルに長けています。入社後に活躍できる企業を紹介してもらえることも、大きなメリットに挙げられます。
次の章では、おすすめの転職エージェントを紹介していきます。あなたに合ったエージェントを選び、満足ゆく転職活動を実現しましょう。
4)SESからの転職におすすめの転職エージェント
マイナビIT AGENT
マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。
マイナビIT AGENTは人材紹介会社の大手マイナビが運営する「IT/Webエンジニア専用」の転職支援を行うエージェントです。
サポート対応地域は全国。オンラインでの面談も受け付けています。
マイナビIT AGENTの所属アドバイザーは、全員がIT・Web業界に精通したプロフェッショナルです。
とくにアプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SEの転職支援に強みがあり、自社開発系の求人も豊富です。
エンジニアの転職事情を十分に理解しているため、たとえばSESから次のキャリアへ進むうえでどのようなキャリアパスがあるか、転職者一人ひとりに合わせてアドバイスしてもらえるでしょう。
また、マイナビの転職サービスは「サポートの丁寧さ」にも定評があり、職歴書の作成や面接対策に不安を感じている人にもおすすめです。
マイナビIT AGENTの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.6万件(2022年11月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL |
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リクルートエージェント
ITエンジニア求人数は国内No1!豊富な転職ノウハウと支援ツールで、「スピーディな転職」を実現できます。
リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
ITエンジニアの転職支援にも強く、2022年9月のITエンジニア向け公開求人数は6.6万件と、他のエージェントから群を抜いての豊富さです。
また、これまでの培ったノウハウと企業とのリレーションをもとにした支援ツール・サービスの充実もリクルートエージェントの強みです。

たとえば、リクルートエージェントでは志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
ITエンジニアの転職では、応募前にその職場の開発環境から働き方までどれだけイメージできるかが重要です。その際に、レポート情報は大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにITエンジニアの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約7.6万件(2022年11月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル |
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レバテックキャリア
レバテックキャリアの担当エージェントは全員エンジニア経験者。「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績を誇ります。
レバテックキャリアは「エンジニア実務経験者」のサポートに特化した転職エージェントサービスです。
保有求人数もIT・Web業界特化型サービスの中ではトップクラスで、かつエンジニアの専門知識を持つキャリアアドバイザーからサポートを受けることができます。
「年収アップなど待遇面での改善をしたい」、「エンジニアとしてのキャリアプランを掘り下げたい」、「書類や面接で評価してもらえるようアドバイスを欲しい」というエンジニアの方は、レバテックキャリアがおすすめです。
また、レバテックキャリアは「AI」、「機械学習」、「クラウドエンジニア」、「ビックデータ」、「FinTech」などのトレンド技術を扱う求人を多く抱えており、エンジニアとしてキャリア開拓を目指す人にフィットしやすいのです。

SESからこれら分野へのエンジニア、SE、PL等のジョブチェンジを検討している人は、レバテックキャリアを選択肢の一つとしておくとよいでしょう。
レバテックキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.6万件(2022年11月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・SE全般、PL・PM、ITコンサルタント |
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Geekly(ギークリー)の特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京 |
公開求人数 | 約1.7万件(2022年10月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー、SE、PL・PM、その他トレンド性の高い分野(エンタメ、ディープテック、SaaSなど) |
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「未経験からの転職に強い」と評判の転職エージェント。PG→SE、SE→PLといったエンジニアのキャリアチェンジの際にも積極的な支援が期待できます。
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そのため、SESから別のエンジニア職へと新たにジョブチェンジを検討している方は、ワークポートの担当から積極的な提案をうけやすいでしょう。

引用元:ワークポート 「転職コンシェルジュの転職相談サービス」
他の転職エージェントに登録したものの、想像していたほど求人を紹介してもらえなかった人や、担当者のレスポンスが鈍く転職活動が進まないと感じていた人にこそ、ワークポートを利用するメリットを実感できるはずです。
ワークポートの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.9万件(2022年11月現在) |
とくに多い職種 | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
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まとめ)SESE経験者としてのアドバンテージを意識したキャリアプランを考えよう
「SESを辞めたい」と思ったら、まずは原因が何か突き止めることをおすすめします。解決方法には以下のものがありますから、どれに当てはまるか考えましょう。
- 自分自身のスキルアップ
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もし今の職場で解決できない場合は、早いうちから転職を視野に入れた準備が必要です。SESの場合はスムーズに退職できるタイミングが限られる場合があるため、特に注意が必要です。加えて転職先ではSESの常識が通用しない場合があることにも留意すると、転職先のカルチャーに慣れやすくなります。
スムーズな転職には、転職エージェントの活用も有効です。悩んでいる方は、まず相談してみるとよいでしょう。