コトラの評判・特徴は? 金融・コンサル・IT業界への転職支援に強い転職エージェント
[最終更新日]2023/03/17
コトラは金融・コンサル・IT業界のハイクラス転職に特化したサポートを行うエージェントサービスです。
上記の業界・職種でキャリアアップを目指している人にとっては、フィットしやすいサービスでしょう。
一方で、「実際に利用した人の感想や評判が気になる」という人もいるかもしれません。
目次
コトラのサービスの特徴とおすすめの人

コトラは金融・コンサル・IT業界への転職支援を得意とするエージェントです。
とくに金融・コンサル業界においてはハイクラス・プロフェショナル人材を求める企業の求人を豊富に保有しています。
いわゆる特化型エージェントとして、業界に詳しいコンサルタントがサポートにつき、求人紹介から面接対策、入社時の条件交渉等を行ってくれます。
人材業界でも高く評価されており、日経ヒューマンリソースエージェントアワードにて総合MVPや企業特別賞を複数回受賞した実績があります。

参照:コトラ公式HP
コトラの本社は東京赤坂にあり、東京都内をはじめ神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪・福岡エリア、さらには海外での転職支援にも対応可能です。
金融・コンサル・IT業界でキャリアアップしたい人、業界に詳しいコンサルタントのサポートがほしい人に、コトラはおすすめです。
コトラの特徴
対応エリア | 東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪・福岡+海外 |
---|---|
利用者層 | 全年代 |
求人数 (2023年1月時点) | 約20,000件 |
料金 | 無料 |
企業名 | 株式会社コトラ |
公式サイト | https://www.kotora.jp/ |
コトラではどんな職種の求人が検索可能?

コトラが保有している求人で多い職種・業種をご紹介します。
職種別では「IT」が最も多く、次いで「経営幹部・管理系」「金融」「コンサルティング」などの求人が多く見られます。
業種別では「コンサルティング会社」「情報通信・IT」が最も多く、次いで「金融」「サービス」「事業会社」などの求人が多く見られます。
その他、具体的にどのような求人があるか知りたい人は、下記をご参照ください。
コトラの職種別の求人数(2023年1月現在 公開求人のみ)
職種大分類 | 職種小分類 | 求人数 |
---|---|---|
金融 |
| 約4,100件 |
コンサルティング |
| 約3,700件 |
経営幹部・管理系 |
| 約4,500件 |
IT |
| 約7,200件 |
営業・広告宣伝 |
| 約1,000件 |
製造業 |
| 約1,800件 |
コトラの業種別の求人数(2023年1月現在 公開求人のみ)
業種分類 | 求人数 |
---|---|
金融 | 約3,100件 |
証券 | 約300件 |
保険 | 約200件 |
生命保険 | 約300件 |
損害保険 | 約100件 |
投信投資顧問 | 約200件 |
コンサルティング会社 | 約4,200件 |
不動産 | 約800件 |
建設 | 約150件 |
会計・税務 | 約50件 |
情報通信・IT | 約4,100件 |
法律 | 約50件 |
商社 | 約50件 |
広告・出版・マスコミ | 約50件 |
食料品 | 約50件 |
自動車 | 約20件 |
電機機器 | 約800件 |
化学 | 約100件 |
化粧品 | 約50件 |
機械 | 約500件 |
日用品メーカー | 約30件 |
その他メーカー | 約500件 |
サービス | 約1,100件 |
教育 | 約100件 |
公務 | 0件 |
電気・ガス | 約150件 |
運輸 | 3件 |
卸売・小売 | 約20件 |
メディカル | 約150件 |
飲食・宿泊 | 約20件 |
事業会社 | 約2,100件 |
その他 | 約500件 |
コトラを実際に利用した方の評判・口コミは――

続いて、コトラを実際に利用した人の評判・口コミで、良い評価のもの・悪い評価のものでそれぞれどんな意見が多かったかみていきましょう。
コトラの良い評判・口コミで多かった意見
- キャリアアップ・ハイクラス向け求人が多い
- 担当コンサルタントの専門知識が豊富
ネット上のコトラの評判・口コミ【高評価】
キャリアアップ(年収アップ)したいという希望をサポートいただけ、大変満足しております。大手〜中小まで幅広くコンサルタントの求人をご提案いただけ、他の転職エージェントよりも豊富だった印象です。コトラ様の強みかなと思いました。
案件数が多く、興味ある案件を伝えるとレスポンスが早い。実績が多いためか、採用会社のニーズをよく把握している。真剣に転職したい人にはお薦めします。
細かい要望まで加味してくれた求人紹介で大変満足です。多少は妥協しなければいけないと思っていた分うれしいです。紹介された求人数も多く、比較しながら選べたので納得の転職ができました。
以前より投資銀行業務に漠然と関心がありつつ、キャリア的に現時点では難しいと考えておりました。そんな中、担当コンサルタントの方に適切なご助言と書類添削をしていただいたことが功を奏し、日系投資銀行より内定をいただきました。
役員面談から1day選考までのスケジュールが非常にタイトであったにも関わらず、職務経歴書やWEBテスト対策、面接対策など、迅速かつ丁寧にレクチャーいただき、安心して選考を進めることができました。
とても親身になって様々な相談にのってくださり、また、情報提供をしていただき、大変感謝しております。他社様経由でも応募していたため、選考スピードが合うように日程調整を実施いただき、それに加えて、面接対策も実施していただきました。
コトラを利用してよかったという意見では「高年収の求人が多かった」「担当コンサルタントの専門知識が豊富」といった声が挙げられます。
コトラが保有する求人の多くは「年収800万円以上」のハイクラス求人です。
そのため、年収アップ・キャリアアップを実現できる企業の求人に出会えるでしょう。
担当コンサルタントは業界の最新情報に通じた人材が多く、今後のキャリアプランについても有益なアドバイスがもらえるはずです。
コトラの悪い評判・口コミで多かった意見
- 担当コンサルタントのサポートに不満
- 求人を紹介してもらえなかった
ネット上のコトラの評判・口コミ【低評価】
担当者はため口で常に上から目線の物言い。うちは専門性の高い仕事しか紹介していないからお前みたいなのはハローワークやdodaを使って仕事を探せと言ってくる非常に横柄な物言い。
コンサルタントからの話で驚いたこと。うちは候補者ベースで求人を探していないので!とのコメント。このコメントからも分かる通り右から左に系の人材紹介会社です。キャリアの相談とかできるかもと思わない方がいいです。
コトラで転職先探している(つもりな)わけだが、だいたいが実務経験と会計士資格が必要。弱小証券で5年、ミドル経験豊富なんてなんの強みにもならん。どっか修行積めるとこないかな?
コトラで転職先探している(つもりな)わけだが、だいたいが実務経験と会計士資格が必要。弱小証券で5年、ミドル経験豊富なんてなんの強みにもならん。どっか修行積めるとこないかな?
コトラへの評判は一方で、「担当コンサルタントとの相性」や「求人を紹介してもらえなかった」という不満意見も一部見られました。
コトラに限らず転職サービスでは、担当によって「話しづらい」「押しが強く感じられる」といった印象を抱く可能性はあります。
その違和感を抱えたままサポートを受けても良い結果には繋がりにくいため、担当者を変更してもらうなどの対策をするとよいでしょう。
また、コトラではハイクラス人材にターゲットを絞っているため、経歴やスキルによっては紹介できる求人がない可能性もあります。
評判・口コミから分かるコトラのメリット

コトラに登録するメリット
キャリアアップ・ハイクラス向け求人が豊富
今回転職を決断した企業様は、15年前にMBA取得のタイミングでコトラ様からご提案いただいておりました。
コトラ様が素晴らしいエージェントだと実感しているのには、2つ理由があります。
1つは、私の本当の希望や適正をしっかりと理解いただき、長期的な視野に立って提案をしてくださったから。もう1つは、担当コンサルタントの方個人の仕事ではなく、組織としてご提案いただいていたからです。
実は、15年の間にも魅力的な企業をリコメンドいただき、アプローチから内定をいただいていたのですが、様々な理由から断念していました。
その断念する際にも、決して意見を押し付けるようなことはなく、私の決断に全面的に賛同いただき、長期的な視野での助言をくださいました。転職は人生での大きなイベントであり、長期的な視野で検討し決断することが必要ですが、コトラ様にはずっと後押しいただきました。
コトラ様を強くリコメンドいたします。
50代、30年ぶりの転職活動で、不安と緊張からスタートしましたが、担当コンサルタントの方のアドバイスやフォローにより、前向きに進めることができました。
私の目指すキャリアにぴったりの企業様をご提案くださり、安心してお任せすることができました。
希望条件以上での転職ができたのも、コトラ様、ならびに担当コンサルタントの方のおかげです。
この度はありがとうございました。
コトラが紹介する求人の多くは「ハイクラス・プロフェッショナル人材」を想定したものになります。
金融・コンサル・IT業界で一定以上の実績を挙げてきた人にとっては、さらなるキャリアアップに繋がる企業に出会えるかもしれません。
参照:コトラ公式HP
総合型転職エージェントでもハイクラス人材を対象とした求人を扱っていますが、あくまで全体のうちのごく一部に過ぎません。ハイクラス向けの求人を効率よく探したい人は、コトラを活用するメリットを実感しやすいでしょう。
コンサルタントの専門性・選考通過率が高い
ありがとうございます。
担当エージェントにも左右されますし、相性もあると思います。コンコードさんも、アンテロープさんも、コトラさんも優秀なエージェントがいるファームの一つであることは間違いないです。個人としては転職エージェントとの付き合い方や活用法を考えた方が良さそうです。
転職をこちらのエージェントで決めました。コンサルタントの方の対応が素晴らしく、大手企業から非公開企業まで幅広く紹介してくださり、納得のいく転職活動をすることが出来ました。大変おすすめのエージェントです。
コトラに在籍するコンサルタントの多くは、金融・コンサル・IT業界の出身者です。
各業界で求められる業務知識やスキルを熟知しており、実体験に根差したアドバイスをしてくれます。経験者でなければ知り得ない業界の実態や近年の動向を把握しているからこそ、精度の高いアドバイスが可能なのです。
ハイクラス求人には多くの応募者が集まります。そのため、応募書類や面接に臨むにあたって十分な準備を整えておく必要があるでしょう。
コトラでは独自の厳しい基準を設けてコンサルタントを採用しています。十分な業界知識と業務経験のあるコンサルタントが的確な助言をすることによって、高い選考通過率を実現しているのです。
参照:コトラ公式HP
独自に開発した「自己診断サーベイ」が自己分析に役立つ
コトラでは、転職希望者がどのような行動や考え方に価値を置いているかを診断する独自の自己診断サーベイ「KOTORA25」を提供しています。
コトラに会員登録した人は無料で利用できますので、自己分析やキャリアプランの策定に役立てることができるでしょう。
自己回答方式で50問の質問に答えることにより、診断結果は即時表示されます。所要時間はおよそ20分と、短時間で自身の「意識と行動」を確認できるのです。

参照:コトラ公式HP
「意識と行動」は、ビジネスパフォーマンスを決定づける要素として大きな位置を占めています。
スキルセットやノウハウを自己分析することはできたとしても、自身の意識や行動は見過ごしがちです。
この自己診断サーベイを活用することによって、自身の傾向をより客観的に理解しやすくなるでしょう。
評判・口コミから分かるコトラのデメリット・注意点

コトラのデメリット・注意点
サポートへの満足度はコンサルタントとの相性次第
非常に不愉快にさせられるヒアリングでした
担当者はため口で常に上から目線の物言い
うちは専門性の高い仕事しか紹介していないからお前みたいなのはハローワークやdodaを使って仕事を探せと言ってくる非常に横柄な物言い
紹介する気がないのならば退会する旨を伝えると、そうやって気に入らない担当を変えるような真似してるから仕事が見つからないんだろと逆切れしてくる始末一体何様の企業なんでしょうか?そもそも敬語すら使えない社員にヒアリングさせるなんてリクルート企業としてどうなんですかね?
コンサルタントのヒアリング力提案力も今ひとつ。
コンサルタントからの話で驚いたこと。
うちは候補者ベースで求人を探していないので!とのコメント。
このコメントからも分かる通り右から左に系の人材紹介会社です。
キャリアの相談とかできるかもと思わない方がいいです。
「担当コンサルタントとの相性の良し悪し」は、コトラに限らず起こりえます。
しかし、その状況を放置していると満足のいくサポートは受けづらく、結果として転職成功の是非にも繋がりかねません。
担当コンサルタントとの相性を見極める際は、以下の3点を意識してみてください。
- キャリア相談に、親身に乗ってくれるか
- 求人を紹介する際に、おすすめする理由についてきちんと納得できる説明をしてくれるか
- 目指す業界・職種・企業について詳しいか
たとえば、2つ目のポイント「どうしてこの求人をおすすめしてくれるのですか?」という質問に対し、求職者のキャリアを真剣に考えてくれている担当者ほど、適切な回答をくれるはずです。
万が一、担当コンサルタントのサポートに不満を感じた場合は、担当変更を依頼するのも一つの手です。
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これまでの経歴によってはサポートが受けられないことも
コトラの利用者の評判・口コミからは、「求人を紹介してもらえなかった」という意見が一定数見られました。
コトラで転職先探している(つもりな)わけだが、だいたいが実務経験と会計士資格が必要。弱小証券で5年、ミドル経験豊富なんてなんの強みにもならん。どっか修行積めるとこないかな?
金融専門ということで昔一度登録しましたが、すぐにご紹介できる求人はないとの返事で残念な思いをしました。その後同僚に聞いたのですが、こういったエージェントはある程度上級職向けで、私のようなアシスタント職のキャリアでは難しいと言われるだろうとのことでした。同僚にはアシスタント系の仕事なら自分で探した方が早いだろうと言われ、自分で転職先を探しました。
コトラが保有する求人のほとんどは、「即戦力として活躍するための十分な経験・実績を持つ人材」を想定した内容になります。
よって、転職者の職歴・年齢・実績などを元に、入社後に成果を出せる人材かどうかをシビアに判断していることが考えられます。
サービス登録時の経歴・スキル次第では、そもそもコトラのサポートを受けられない可能性があるのはデメリットの1つと言えるでしょう。
「登録後にサポートを断られてしまった」「現在の経歴・スキルに自信がない」という人は、幅広い人材に向けサポートを行ってくれるリクルートエージェントやdodaなどの大手転職サービスを利用するとよいでしょう。
コトラを最大限有効活用するための3つのポイント
ここからは、コトラのサービスを有効活用するための3つのポイントについて紹介します。
事前に「経歴・キャリアの棚卸し」を行う

コトラのサービス登録後は、担当コンサルタントとの面談の時間が設けられています。
ここでは転職者の経歴・スキルや、希望条件についてのヒアリングが行われますが、面談前に自身の経歴・スキルを整理しておくと、その後のサポートも受けやすくなります。
なぜなら、担当コンサルタントは面談の場での情報をもとに求人の選定・紹介を行うからです。
面談の場でなるべく多くの情報を共有しておくことによって、自身にマッチした求人を紹介してもらえる可能性が高まるのです。
経歴・スキルを棚卸しする作業は、以下の手順で行うことをおすすめします。
「キャリアの棚卸し」の手順
- STEP1 「自分は今、仕事で何ができるのか?」を考える
- STEP2 出てきたスキル・知識に対して、「好きか・嫌いか」を考える
- STEP3 「その先の未来に何があるのか」を探求する
キャリアの棚卸しでは「出してきた結果」を振り返るよりも、「業務の過程」を振り返ることが重要なのです。
ここにしっかりと時間をかけられると、キャリアプランを考えるうえでの土台にもなりますし、職務経歴書や面接の場での自己PRの作成にも役立ちます。
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面談前の職務経歴書も丁寧に作成しておこう
コトラでは初回面談前に職務経歴書の提出を求められます。
ここで、先に触れた「経歴・キャリアの棚卸し」の結果を職務経歴に反映できるよう丁寧に作成した方がよいでしょう。
担当となるエージェントは、先にあなたの職務経歴書をチェックしたうえで、サポートの準備を行います。
つまり、職務経歴書の品質がサポート品質にも直結されやすいのです。
反面、よく言われる「一行レジュメ」のような急いで書いた職務経歴書だと、最悪の場合あまりスキルの高くないエージェントが付いてしまう可能性もあります。
職務経歴書の効果的な作成法については以下記事で詳しく紹介していますので、気になる方はそちらもチェックしつつ、あなたの転職とこれからのキャリアへの思いが伝わる作成を意識しましょう。
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「自分のキャリア・市場価値」についての客観的なアドバイスを受ける

企業は「うちの会社でどれだけ価値を発揮してくれるか」を見ていますので、転職成功のためには自身のスキル・経験について客観的な評価を知っておくことが欠かせません。
コトラには金融・コンサル・IT業界での実績が豊富なコンサルタントが在籍していますので、自身のキャリアや市場価値について、率直な意見をもらっておくとよいでしょう。
とくに社会人ミドル世代において、コンサルタントから客観的な評価を得られる機会は貴重です。
今回の転職成功のためだけでなく、自身のキャリアをより良い方向に考えていく上で絶好の機会と捉え、キャリア相談を有効活用してみてください。
たとえば、以下のような質問をしてみるのです。
- 「現在の私の希望条件と企業が求める人材とで、ギャップはありますでしょうか」
- 「現在の私の経歴からは、どんな企業からニーズがありそうですか?」
- 「私と近い希望条件の方で、例えばどんな転職ケースがありましたか?」
- 「職務経歴書や面接で、どういった点をPRすると良いですか」
上2つの質問についてはときに厳しいフィードバックがあるかもしれませんが、そうした第三者の意見を転職面接の本番前に受けられることは非常に有意義なはずです。
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複数の転職エージェントを利用し、サービスの見極めを行う

自身にマッチした企業を幅広く検討するには、コトラ以外にも複数の転職エージェントを併用していくのがおすすめです。
各エージェントが独自に保有している求人も少なくありません。
また、複数の転職エージェントを活用することで、担当者の助言が的確か比較検討しやすくなるメリットもあります。
転職エージェントは2つ以上登録しても問題ありませんので、複数の転職エージェントを併用しながら自分に合ったサービスを見極めていきましょう。
他の転職サービスについて知りたい人は、後述する「コトラとあわせて利用しておきたい、おすすめの転職サービス」もご参照ください。
コトラのサービス登録から内定までの流れ
コトラは公式HPより無料で登録が可能です。
ここではサービスへの登録から内定までの大まかな流れを説明します。
(1)公式HPより基本情報の入力と面談予約
まずは公式HP右上の「転職支援サービスに登録」をクリックします。
コトラではメールアドレスまたはFacebookアカウントでも登録が可能です。
必須項目を記入したのち、「登録」ボタンを押すと登録が完了します。
(2)担当コンサルタントと面談の日程を調整する
サービスを登録した後、担当コンサルタントから、相談や面談など、今後の転職活動の進め方について、確認のメールまたは電話が来ます。
都合の良い日時を伝えて、面談日時を確定します。
面談前に、現在の転職の意思や希望を説明できるように整理しておくと良いでしょう。
併せて、履歴書や職務経歴書も用意しておくことをおすすめします。
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(3)担当コンサルタントと面談
担当コンサルタントとの面談は、対面・電話(オンライン)いずれかを選ぶことができます。
初回の面談は、可能な限り「対面」を選ばれることをおすすめします。
なぜなら、対面での面談のほうが相互理解や信頼関係の構築がされやすく、担当コンサルタント側でもよりあなたの希望に沿った提案をしやすくなるからです。
はじめに、あなたの転職に対する思いや希望条件、職歴や今後のキャリアイメージについてのヒアリングがあります。
ヒアリングした内容が求人企業へ伝わることはありませんので、希望条件や転職理由などはありのままをお伝えした方が、コンサルタント側のあなたへの理解も高まります。
その後、担当コンサルタントのほうでおすすめの求人を紹介してくれます。
面談では、「具体的に転職活動を始められる時期」や「いつから面接をスタートできるか」、「職務経歴書の修正(ブラッシュアップ)はいつくらいまでに完成しそうか」といった、今後のスケジュールについての確認もされます。
事前に直近の予定を整理しておく、スケジュール帳を持っていくなどしておくとスムーズでしょう。
(4)履歴書・職務経歴書の添削、および面接対策の実施
ここから、コトラのサービスを更に有効活用していくためには、「履歴書・職務経歴書の添削」および「面接対策」を依頼することをおすすめします。
これらのサポートを受ける場合は、初回訪問の後に2回目の訪問をして、担当コンサルタントとの打ち合わせを行うことになります。
「2回も打ち合わせるなんてちょっと面倒…」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、現役キャリアアドバイザーいわく、「2回目以降も対面で会いに来てくれる転職活動者の方々の方が、転職成功率は圧倒的に高い」とのことです。
満足のいく転職を実現する為にも、ぜひこれらのサービスも受けておきましょう。
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(5)希望する企業への応募(書類選考・面談)
求人企業への応募および面接日程の調整は、すべて担当コンサルタントが進めてくれます。
企業との面接当日は、原則10分前にはオフィスに到着できるように行動しましょう。
また、ご自身でも面接準備を万全に行っておくことをおすすめします。
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(6)内定獲得後、担当コンサルタントに給与交渉・入社時期の調整をしてもらう
面接に合格し、内定通知を受けても、まだ気を緩めずに。
給与交渉や入社時期の調整が必要な場合は、内定通知後に行うことになります。
また、この際もコトラのコンサルタントに代行して行ってもらうとスムーズです。
──以上、コトラのサービスの流れをざっとご紹介しました。
特に今回がはじめての転職になるという方は、事前に活動の流れについてイメージを持っておくのは非常に重要です。
なお、人気の高い求人情報は早いタイミングで別の候補者から応募が殺到しますので、チャンスを逃さないようにするためにも、登録は早めに行って、他の転職活動者の一歩先を行くアクションを取っていかれることをおすすめします。
コトラ利用にあたってよくある質問【FAQ】
今すぐ転職する予定はないのですが、登録しても大丈夫ですか?
すぐに転職する予定がなくとも、コトラを利用している人は多くいます。
キャリアの方向性が定まっていなくても、担当コンサルタントとの面談を経て目指すべき業種・職種が見つかることも十分に考えられます。
コトラの面談はどこで行われますか?
コトラの面談は、オフィスのある以下の場所で行われます。
東京都港区赤坂1-7-19 キャピタル赤坂ビル2階
なお、2023年1月現在はオンラインサポートも可能です。
転職サービスを複数掛け持ち利用している場合、そのことを伝えた方がいいですか?
転職エージェントを掛け持ち利用している場合、担当コンサルタントにもそのことを伝えておいた方が良いでしょう。その理由は、以下の2点があります。
- 別の転職エージェントと同じ求人をおすすめされる場合がある
- 掛け持ちを隠したままだと、意思疎通や信頼関係の構築が難しくなることがある
例えば一点目の「同じ求人をおすすめされた」場合、掛け持ちを隠したままだとその求人を見送る為に嘘の理由を作らなくてはならなくなります。その作られた理由によって、担当コンサルタントは転職者の希望や意思を誤って解釈してしまうことも起こりやすくなるでしょう。
現在、ほとんどの転職者は転職エージェントを掛け持ちで利用しています。エージェントもその状況は重々把握していますので、それで信頼関係や支援の優先度に影響がでることはまずないでしょう。
サポートを断られてしまったのですが、どうすればいいですか?
コトラにサポートを断られてしまった場合には、以下のような原因が考えられます。
- 希望条件に合致する求人がなかった
- 希望条件に対して職歴が見合っていなかった
- 短期間での転職を繰り返している
- エージェント側の都合(繁忙期など)により、優先度を下げられてしまっている
より相性の良いサービスを利用できるように、以下の対策を取ることをおすすめします。
- 転職サイトを使って「自分から求人応募する」スタイルの転職活動に切り替える
- 他の転職エージェントサービスに登録する
とくにハイクラス向けの転職活動において、相性の良いサービスを見つけておくことはとても大切です。
後述する「コトラと併せて利用しておきたい、おすすめの転職サービス」も参照ください。
コトラを退会するにはどうしたらいいですか?
コトラの退会は、「info@kotora.jp」宛へメールし、退会の旨を伝えることで手続きが可能です。
なお、退会後は登録時の情報はすべて削除されるため、選考中の企業が無いかどうか一度確認しておくようにしましょう。
コトラとあわせて利用しておきたい、おすすめの転職サービス
ここからは、コトラとあわせての登録をおすすめする転職サービスをご紹介します。
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは「年収700万円以上」のミドル・ハイクラス層をターゲットにした転職サービスです。
ヘッドハンティング型のサービスのため、企業やヘッドハンターからのスカウトを「待つ」スタイルで転職活動を進めることができます。
中でも「IT・インターネット」「メーカー」「コンサルティング」などの業界からのスカウトが多い傾向があり、管理職経験者など、確かな実績を持つ人材を求める企業が多数を占めます。
リクルートダイレクトスカウトでは転職者側からヘッドハンターを指名し、サポートをもらうこともできます。
ハイクラス転職での実績が豊富なヘッドハンターを指名することで、転職成功の確率も高まることでしょう。
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ビズリーチ
ビズリーチもリクルートダイレクトスカウト同様に、ヘッドハンティングをメインとした転職サービスです。
ヘッドハンターほか企業からの直接スカウトも活性しており、「スカウト待ち」の転職活動で進める際はぜひ登録しておくとよいでしょう。
とくに同サービスで届く「プラチナスカウト」は企業からの熱量の高いスカウトとなり、通常よりも高い選考突破率があります。
経営やプロジェクト管理、専門職といった企業の上流工程を支える重要ポジションの求人も多いので、キャリアアップを目指す人にビズリーチはおすすめです。
ビズリーチには「スタンダードステージ(無料会員)」と「プレミアムステージ(有料会員)」と2つのプランが用意されています。
両者の違いは以下のようになります。
有料会員(プレミアムステージ) | 無料会員(スタンダードステージ) | |
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求人情報の検索、閲覧 | 全ての求人を検索・閲覧可能 | 検索できるが企業名は閲覧不可 |
求人への応募 | 全ての求人に応募可能 | 一部の求人のみ可能 |
スカウトの受信 | スカウト+プラチナスカウトを受信可能 | プラチナスカウトのみ受信可能 |
スカウトへの返信 | スカウト+プラチナスカウトに返信可能 | プラチナスカウトのみ返信可能 |
ヘッドハンターへの相談 | ヘッドハンターを検索して相談できる | 自分から相談することはできない |
両プランのいちばんの違いは、「求人検索およびヘッドハンターの検索(指名)ができるかどうか」です。
まずはスタンダードステージ(無料会員)で登録したのちに、プラチナスカウトの受信状況やヘッドハンター・企業との接触機会を見ながら、「もっと積極的に求人に触れたい」という際は有料会員を検討するとよいでしょう。
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クライス&カンパニー
クライス&カンパニーは「年収800万円以上」のハイクラス求人に特化した転職エージェントサービスです。
利用者の転職後の平均年収は1,038万円、企業とのマッチング率は98.3%と、高い水準を誇ります。
紹介先として多い職種には「経営・事業企画」「IT関連」「コンサルタント」などが挙げられます。
また、役員クラスの転職支援としてヘッドハンティングサービスを利用することも可能です。
サポートを行うコンサルタントの多くは国家資格である「キャリアコンサルタント」を保有しています。
目先の転職だけでなく、「数年後」を見据えたキャリアサポートを行ってくれるのも、クライス&カンパニーの強みでしょう。
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エンワールド
エンワールドは多くの外資系・グローバル企業とのあいだにネットワークを持っています。
そのため、他にはない好条件で募集を行っている企業の求人を紹介可能です。
紹介先として多い職種には「テクノロジー・デジタル・通信」「ライフサイエンス」「法務・知財・コンプライアンス」「銀行・金融・保険」などが挙げられます。
キャリアアドバイザーの中には外国籍の担当も多く、外資系企業の選考に必要な英文レジュメなどのアドバイスも行ってくれます。
また、入社後もサポートを行ってくれるため、転職先に定着するまでの長期的なパートナーとなってくれるでしょう。
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ロバート・ウォルターズ
ロバート・ウォルターズはイギリス発祥の人材紹介会社で、世界31カ国に拠点を構えています。
そのため、世界で活躍できるスペシャリスト人材に特化した転職支援を行ってくれます。
担当エージェントが外国籍の社員である場合も多く、面談のやり取りも英語で行われることも珍しくありません。
語学力を生かした仕事に転職したい人に、ロバート・ウォルターズはおすすめです。
外資系企業ならではのスピード感ある対応にも定評があり、応募から内定までを短期間で終えることができるのもメリットの1つです。
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コトラの評判・活用法 まとめ
ここまでのコトラの評判・活用法を振り返ってみましょう。
コトラの評判・口コミで多いもの
- キャリアアップ・ハイクラス向け求人が多い
- 担当コンサルタントの専門知識が豊富
- 経歴・スキル次第では求人を紹介してもらえないことも
コトラを有効活用するためのポイント
- 事前に「経歴・スキルの棚卸し」を行う
- 「自分のキャリア・市場価値」についての客観的なアドバイスを受ける
- 複数の転職エージェントを利用し、サービスの見極めを行う
金融・コンサル・IT業界でキャリアアップを目指す人にとって、コトラは高い専門性とたしかな実績で応えてくれる転職エージェントです。豊富な業界知識にもとづいて精度の高いアドバイスを得たい人は、積極的に検討する意義のあるサービスといえるでしょう。
一方で、ハイクラス人材を対象としたサービスのため、誰でも十分な転職支援を得られるとは限らない面があります。コトラの特徴や強みをよく理解した上で、効果的に活用していくことが大切です。