「ITエンジニアを辞めたい・向いていない」と思った時の対処法とおすすめの転職先
[最終更新日]2023/03/15

「ITエンジニアを辞めたい」「向いてないので、別の仕事に就きたい」
このような悩みを抱えている方は、多いのではないでしょうか。
ITエンジニアは依然ニーズの高い職種のため、今の職を手放すことに不安を感じている方もいるでしょう。
一方で、他の職種や業務内容に移ることで、その悩みや不安を解決できる場合もあります。
目次
1)「ITエンジニアを辞めて転職」を決断する前に
ITエンジニアを辞めて転職したいと思った場合でも、すぐに行動を起こすことは必ずしも良い結果をもたらしません。以下のポイントを考慮し、本当に辞めたほうがよいかじっくり検討することをおすすめします。
ここからは上記のポイントをなぜチェックする必要があるか、詳しく確認していきましょう。
「その悩みは転職で解決できるのか」を考える

まず検討したいポイントとして、今抱えている悩みが、転職で解決できるかという点があります。
転職の方向性には、以下の3つが挙げられます。
- IT業界の他職種に転職する
- IT以外の業界で、ITに関わる仕事に転職する(社内SE・ITコンサル・DX推進など)
- IT以外の業界・職種に転職する
そもそもIT業界には、多種多様な職種があります。
職種を変えることで、今の悩みが雲散霧消するかもしれません。加えて、長時間労働から脱出できる可能性もあります。
「ITエンジニアを辞めたい」という思いのまま決断する前に、他の職種や会社で活躍できる可能性がないか調べてみるとよいでしょう。
また転職の動機が人間関係など職場環境にある場合は、転職後も同じ悩みを抱えてしまい転職を繰り返す事態となりかねません。
今の環境が劣悪なのか、それともご自身の努力や改善が必要なのか、冷静に分析することをおすすめします。
ITエンジニアを辞めるメリット・デメリットを比較する

ITエンジニアを辞めようと思った際には、事前に辞めるメリットとデメリットを認識しておくことが重要です。それぞれについて、以下の表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
|
|
ITエンジニアを辞めようと思った際には、事前に上記で示したメリットとデメリットを比較して、慎重に決断することが求められるでしょう。
◇ ◇ ◇
ここからは、「辞めるべきか、いま一度考えたい人」、「次の仕事について考えたい人」、「転職サービスを探している人」それぞれに、以下のお役立ち情報を提供します。
ご自身の状況に近いところから、ご確認ください。
- 辞めるべきかいま一度考えたい人は、
「ITエンジニアを辞めたい…。」によくある理由をチェック
- 辞めて次の仕事を考えたい人は、
ITエンジニアを辞めて転職する際に大切な3つのポイントをチェック
- 転職サービスを探している人は、
ITエンジニアから異業種の転職におすすめの転職エージェントをチェック
2)「ITエンジニアを辞めたい…。」によくある理由とは
ITエンジニアは、単に仕事をして給料をもらえばそれで満足というわけではありません。
仕事に対してやりがいの無さや将来に対する失望、つらさなどを感じると、「ITエンジニアを辞めたい」と思いやすくなります。代表的な理由には、以下の3つが挙げられます。
いずれもエンジニア自身の不満や不安につながる、見過ごせないポイントです。それぞれについて、詳しく解説していきましょう。
技術の進歩に追いつけない

IT業界は、日進月歩で技術が進んでいます。
より良いシステムを効率的に開発できる技術が現れれば、古い技術は速やかに取って代わられることが実情です。
またJavaやWindows、Oracleなど、長い年月にわたって主役の座にある技術も、頻繁にバージョンアップされています。
このため、ITエンジニアとして仕事を続けるためには、常に勉強し続け、進化し続ける技術を追いかけなくてはなりません。
とはいえ多忙なエンジニアですから、ふとすると残業や休日出勤も多くなりがちでしょう。
勉強時間を作ることも簡単ではありません。
苦労して習得した技術がすぐに役立たなくなるのでは、スキルアップも苦痛に感じるのではないでしょうか。進化し続ける技術に追いつけなくなることは、ITエンジニアを辞めたくなる主な理由に挙げられます。
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残業が多い/残業に比して給与が見合わない

以前からITエンジニアの就労時間は多いことで有名でした。
働き方改革が進む令和の時代になっても、残業時間が過労死ラインを超えるケースも少なくありません。
特に開発が佳境に入った段階やリリース直前などは、どうしても残業時間が増えてしまいがちです。
プライベートや家族との時間が奪われるなどの理由で、このことを苦痛に感じる方もいるでしょう。
加えて朝から晩まで一生懸命働いているにも関わらず、給与が十分に上がらないとやりがいを感じられなくなることも見逃せません。
ここで「ITエンジニアにはさまざまな職種がある」ことに目を向けられれば、残業が少ない職種に移る発想が浮かぶかもしれません。
しかし実際には「どの職種も忙しいことは同じ」と考えてしまう方も多いでしょう。多すぎる残業から逃れることも、ITエンジニアを辞めたいと思う主な理由のひとつです。
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スキルアップが望めない/興味のある仕事に関われない

エンジニアに限らず、思い通りの仕事に就けないことは不満につながります。
「得意な仕事にアサインしてくれれば、もっと能力を発揮できるのに」と、誰もが思うことでしょう。
適切なケアや説明が行われるならまだ良いものの、十分な説明もなく興味のない仕事にアサインされ続けると、辞めたいという気持ちが湧きあがりかねません。
またスキルアップが望めないことは、辞めたい理由の上位に挙げられています。
何年も同じ業務や単純な繰り返し作業ばかりを任されていると、どうしても将来に不安を感じてしまうもの。ITエンジニアそのものが嫌になり、別の業界に移りたいと思い始める方も出てくることでしょう。
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3)「ITエンジニアを辞めて転職しよう」と決断したら、意識しておきたい3つのポイント
もしあなたがITエンジニアを辞めて転職しようと決めたなら、次こそは良い仕事を見つけたいものです。
満足できる仕事につなげるためにも、以下に挙げる3つのポイントを押さえたうえで転職活動を進めることがおすすめです。
それぞれの項目がなぜ重要なのか、順に確認していきましょう。
ITエンジニアの経験を活かせる職種・転職先を知っておこう

新しい仕事を選ぶならば、ITエンジニアの経験を活かせる職種がおすすめです。主な職種には、以下のものが挙げられます。
ITエンジニアの経験を活かせる転職先
- #1 営業職や販売職
- #2 IT系のプロデューサー・ディレクター
- #3 ITコンサルタント
- #4 社内SE
職種の特徴を把握することは、よい転職への第一歩です。それぞれの職種について、順に解説していきましょう。
営業職や販売職
世の中には、「ITを商材とする営業職や販売職」という仕事も存在します。
システム会社や家電量販店、パソコンショップなどは代表的といえるでしょう。これらの企業ではこれまで培ったスキルをもとに、仕事に活かすことが可能です。
一方で営業職や販売職は、売上で評価されることも事実です。
いくら顧客に寄り添った提案を行い感謝されても、売上につながらなければ評価されない現実を受け入れなければなりません。
加えてITエンジニアの立場と比べて、顧客からの目が厳しくなることにも留意する必要があります。
タフな交渉となる場合もあるでしょう。ときには頭を下げて、顧客からのお叱りに耐える場面もあることは認識しておきましょう。
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IT系のプロデューサー・ディレクター
「サービスを企画・運営したい」という希望をお持ちの方もいるのではないでしょうか。IT系のプロデューサーやディレクターは、この希望をかなえられる仕事です。
「顧客が求めるサービスを作る」ことは同じでも、自ら企画内容を決められることは大きな魅力です。
まっさらの状態からサービスを考案し、運営して成功に結びつけることは仕事の醍醐味といえるでしょう。
近年ではITを活用したサービスも多くリリースされていますので、要件定義の経験をお持ちの方ならばこれまで培ったスキルを活かすことが可能です。
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ITコンサルタント
ITコンサルタントはITを活用し、企業の業務改善や業務改革を支援する職種です。
要件定義など上流工程と関連する職種ですから、実際の開発作業や保守・運用業務に携わることはありません。
「コードを書かない」という点も、ITエンジニアを辞めたい方にはむしろ好都合でしょう。なによりも自らの手により、顧客企業の業績改善を達成できることは大きな喜びです。
一方で業務の遂行には、担当する業界や企業経営の知識が不可欠です。
真の課題を引き出すには、コミュニケーションスキルも求められることでしょう。加えて顧客を納得させられる提案書をつくるため、文書作成スキルも重要です。
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社内SE
社内SEは、IT以外の業界でもこれまで培ったスキルを活かせる数少ない職種です。
社内からはITの専門家として、一目置かれることでしょう。
またシステムを外注する場合、今までは受注者側だったものが発注者側に変わります。いろいろと要求できる立場になることは、特徴のひとつといえるでしょう。
一方で社内SEは間接部門である場合が多く、忙しくてもなかなか増員がかなわない場合も少なくありません。
トラブルが起きれば、残業しなければならない場合も。なかには「仕事が多いのに、給料が上がらない」会社を選んでしまう可能性もあることには、注意が必要です。
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今後のキャリア(やりたいこと)を明確にしておく

もしITエンジニアを辞める場合は、単に転職すると決めるだけでなく、以下の事項も明確にしておくことが必要です。
- 転職先で就きたい仕事
- 将来のキャリアプラン
多くの企業は採用にあたり、社業に貢献してくれる方を求めています。
即戦力であることはもちろん、能動的に動くことも必要です。
そのためにはあなたが本当にやりたいと思っている仕事を探し、適切なアピールを添えて応募することが重要です。
求める将来像をあらかじめ描くことで、あなたが望む未来に近づくことができます。
転職を決めるならば、あなたは何をしたいのかという点も一緒に考えるようにしましょう。
参考:キャリアプランとは
キャリアプランとは、あなたが将来に望む仕事や働き方を実現するためのプランニング(行動計画)のことをいいます。
具体的には、以下のようにプランを建てていきます。
キャリアプランは、上記の「キャリアプランの例」にあるように時期ごとに「実現したいこと」と「そのためにやること」を表形式に落とし込むと、そのイメージを整理しやすくなります。
ポイントは、半年や1年ではなく、3年・5年といった中長期的な期間を見据えることです。
今のうちにマスターしておくべき知識・スキルや取得しておくべき資格が出てくるかもしれません。また、ITエンジニアの経験が意外に活かせるポイントが見出されることもあるでしょう。
また、キャリアプランは定期的に行っておくのがよいです。
数か月に1度のペースで考えておくと、普段においてもキャリアの軸を持てるようになり、迷いのない判断をしやすくなります。
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支援実績が豊富な転職エージェントを活用する

ITエンジニアを辞めて転職すると決めたなら、転職支援の実績が豊富な転職エージェントの活用をおすすめします。
独力での転職活動は、大きな負担がかかります。
加えて適切な職を見つけられるかどうかもわかりません。
せっかく転職したのに、「ITエンジニアを続けていたほうがまだ良かった」と嘆くことはぜひとも避けたい事態です。
転職エージェントはあなたのキャリアと強みを把握したうえで、適した仕事を紹介してくれます。
目指すべき未来がはっきり見えない場合は、一緒に考えてくれることも心強いメリットでしょう。
より豊富な選択肢から選んでもらうためにも、実績の多いエージェントを選ぶことがおすすめです。
次の章では、おすすめの転職エージェントを紹介していきます。
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4)ITエンジニアからの転職におすすめの転職エージェント
ここからは、ITエンジニアから異業種へキャリアチェンジを検討している方向けに、おすすめの転職エージェントを紹介します。
エージェントによってサポートの傾向や担当となるアドバイザーのタイプも変わりますので、まずは自分に合うエージェントを見つけていくうえで2~3登録し、「ここがフィットする」というエージェントに利用を絞っていくと良いでしょう。
ITエンジニアの方が転職エージェントを利用する際の選び方・活用法を紹介します。「自分に合った転職エージェントを見つけたい」という方は、以下ご参考ください。


ITエンジニアの転職で、転職エージェントを活用するポイントは以下の3点です。
- Point1 各ITエンジニア向け転職エージェントの、それぞれの特徴を知っておく
- Point2 はじめに2~3つ「複数」の転職エージェントに登録しておく
- Point3 何度かのやりとりで「相性」と「やりやすさ」を確認する
特にポイント3つ目の「相性とやりやすさ」は重要です。転職エージェントの担当者とは、転職期間中はずっと付き合いを続けていきますので、「自分に合った担当アドバイザー」を早めに見出していくことが、転職成功のひとつの要となるでしょう。

- キャリア相談に、親身に乗ってくれるか
- 求人を紹介する際に、「何故おすすめなのか」についてきちんと納得できる説明をしてくれるか
- 求人紹介の量・その後の連絡ペースが、適切と感じられるか
リクルートエージェント
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国内No1の求人数の豊富さ!転職支援ツールも豊富で、「正しい転職活動を知りたい」人にもおすすめのエージェントです。
リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
これまでの転職支援実績の事例をもとに効率的かつスピーディな対応を得意としています。とくに在職中で転職活動にあまり時間を取れないエンジニア職の方におすすめのサービスと言えます。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約37万件(2023年3月現在) |
とくに多い職種 | 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など |
リクルートエージェントのサポートは効率的かつスピーディに進みます。日頃の活動にかけられる時間を確保しておくと、より有意義にサービスを受けられるでしょう。
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doda
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dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という方は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。
IT・Web関連の求人が豊富のため、ITエンジニアの経験を活かしての働き方をdodaの求人から多く見つけられるでしょう。
dodaの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
求人数 | 20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
dodaを活用する際は「受け身」にならないこと!スカウトや求人紹介を待つだけでなく、自分からも情報を「取りに行く」姿勢が大切です。
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マイナビエージェント
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書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。
マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。
とくに職務経歴書の作成、面接準備への対策・支援に強く、今回がはじめての転職の人や選考通過に不安な人におすすめのサービスといえます。
なお、マイナビエージェントは業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しています。サービス入会時の希望職種を明確に記しておくと、その分野の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーが担当につきやすくなります。
マイナビエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約4.6万件(2023年3月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|マーケティング|広報|人事|経理|クリエイティブ(Web・編集・制作など)|ITコンサルタント|システムエンジニア|金融アナリスト|調査・分析|看護師|薬剤師|保育士|不動産専門職|建築・設計アシスタント|デザイナーなど |
登録時に「転職理由」と「希望条件(優先したいこと・叶えたいこと)」を丁寧に記入しておくと、その後の求人紹介やサポートもスムーズに進みます。
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パソナキャリア
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ひとりの転職者に平均20時間のサポート。「じっくり丁寧なサポート」を求める人におすすめです。
パソナキャリアは、人材派遣業の代表的な企業として知られるパソナグループが運営する転職エージェントです。派遣事業で築いてきた信頼は厚く、取引企業数は16,000社以上にのぼります。過去の転職支援実績は累計25万人に達しており、豊富な転職ノウハウを有しているのが特徴です。
転職コンサルタントによる丁寧なサポートを特徴としており、「こちらの相談に対して、じっくり聞いてくれた」という評価をする転職者の方は多いです。
サポート対応地域は全国、かつ全都道府県に支店があります。対面サポートもしやすいエージェントです。
「サポートの丁寧さ」においては前述のマイナビエージェントと性質は似ていますが、マイナビエージェントはやや若年層をターゲットとしたサービスであるのに対して、パソナキャリアは全年代をターゲットとしています。
そのため、ITエンジニアとして一定の経験を積んだミドル世代以降のキャリアチェンジ転職においても、パソナキャリアは力強く支援してくれるでしょう。
パソナキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約3.7万件(2023年3月現在) |
公開求人数とくに多い職種 | 営業職|管理・事務|IT・Webエンジニア|技術職(電気・電子・機械・化学)|クリエイティブ|マーケティング・企画|コンサルタント・士業|販売員・サービススタッフ|研究・開発(メディカル)|専門職(Web・IT・ゲーム|金融|不動産・建設)など |
転職するにあたって「これだけは譲れない」という希望条件を整理しておくと、担当エージェントも求人紹介がしやすくなります。
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まとめ)転職先の決断は慎重に。将来の見通しも立てたうえで行動しよう
ここまでの内容をまとめてみましょう。
「ITエンジニアを辞めて転職しよう」と決断したときに、まず確認すること
ITエンジニアの経験を活かせる転職先
- #1 営業職や販売職
- #2 IT系のプロデューサー・ディレクター
- #3 ITコンサルタント
- #4 社内SE
「仕事がつらい」「思い通りの仕事に就けない」「将来が見えない」といった理由があると、どうしても転職したくなるものです。
しかし転職したからといって、次の職場が今よりも良い保証はありません。
特にITエンジニアを辞めることはこれまでのスキルを捨てるわけですから、重い決断といえるでしょう。
それだけに、慎重な判断が求められます。
そもそも辞めたいと思う背景には、今よりも良い未来を手に入れたいという思いがあるはずです。
明るい未来を手に入れるためには、将来の見通しを立てることが重要です。
辞めた後にどうしたいか、将来のキャリアプランを明確にしたうえで行動に移しましょう。
悩んでいる方は転職エージェントに相談することもおすすめです。