「家族に心配かけず転職を成功したい」40代におすすめ転職サイトは?
[最終更新日]2023/09/18

「転職したいけど、家族に心配をかけてしまいそうで、躊躇っている…」という40代の方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
40代に入ってからの転職活動は、30代までの頃よりも厳しくなってくるのは事実です。
なかなか内定がもらえず、転職活動が思いのほか長期化してしまうようなことになると、ご自身の心労だけでなく、家族への心配をかけてしまうことを気になされる方も出てくることでしょう。
目次
1)40代の転職活動に、家族は不安……?
ミドル層の転職者の約半数は「家族に反対された経験がある」
「転職の意志を告げたら、家族に反対されてしまった……」という40代の方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
以下のグラフは、転職サイト「エン・ジャパン」による「ミドル層のビジネスパーソンで、これまで家族に転職を反対された経験はありますか?」のアンケート結果です。

参考:これまで家族に転職を反対された経験はありますか?「エン・ジャパンアンケート」
グラフで見てみると、およそ半数近くのミドル層の方が、「反対された経験がある」ことがわかりますね。
近年では、家族がいる転職者が、主にパートナーから反対を受ける「夫ブロック」「嫁ブロック」なる言葉も生まれています。
では、家族が転職活動を反対する背景には、どのような理由があるのでしょうか。
転職活動を、家族から反対される理由

特にパートナーや家庭を持つ40代の方の転職は、必然的に家族に与える影響が大きいのが一番の理由と言えるでしょう。
具体的に「家計への影響」「環境の変化」などの懸念により、少なからずマイナスな印象を抱かれてしまうのは、仕方のないことかもしれません。
そういう意味でも、家庭を持つ40代転職者の方は、「転職は決して自分一人の決断ではない」ということを念頭に置き、家族ときちんと話し合って理解を得ることが先決です。
そのうえで「転職をしたことで得られるメリット」「自身の転職への強い思い」を真摯に伝えることで、家族からの応援を得られる可能性が高くなるのです。
2)転職する際に、家族に心配かけないようにするポイント3点!
40代の転職活動で、「家族への心配やストレスをなるべく軽くするためのポイント」は、以下の3点になります。
それぞれ、順を追って見ていきましょう。
転職への気持ちを、なるべく早く共有する

40代で転職された方の多くで、「転職のことをもっと早く家族に相談するべきだった…」と反省する方は非常に多いです。
理由はシンプルで、家族(特に配偶者)からすると、あなたが転職しようと悩んでいたことを「なんでもっと早く言ってくれなかったのだろう」と感じてしまうからです。
更には、「ずっと黙っていたのは、家族のことを信頼していないのでは」であったり、「なにかやましいことでもあるのではないだろうか」といらぬ勘繰りまで起きてしまうこともあるでしょう。
もちろん、転職のことを家族に言わない行為は、家族への思いやりもあってのことでしょう。
でも、いずれ転職するのだとしたら、それは結局遅かれ早かれの問題です。
そして、誰だって親しい人のことは、「なるべく早く共有してほしい」と思うものです。
話した直後は心配されたり、反対されるかもしれません。
ですがそれはきっと、一時的・短期的な働きであって、長い目で見れば、よりお互いを理解し合えるきっかけにもなるでしょう。
「転職理由」を相手にわかりやすく伝えられる様にしておく

家族に転職理由を伝える際に、その説明は「相手に分かりやすく」を意識すべきでしょう。
伝える内容については、以下の3点を整理しておくことをおすすめします。
- 現時点の課題・問題点
- 結果として、この先どうなっていくかについて
- 転職によって得ようとしている、望ましい未来
ここで注意すべきが、上記3点の主語を、「私」ではなく「私たち家族」とすることです。
例えば、主語が「私」のままで終始した説明になってしまうと、家族からすると「自分のことばかり考えていて、私たち家族のことがあまり考えられていない」と感じられてしまいかねません。
一方、「私たち家族」を主語にした転職理由をしっかり持っておけば、逆に家族の方々からの信頼や応援を得られることにもつなげられるでしょう。
つまり、転職活動を、あなた一人のアクションでなく、家族の支援も含めたアクションにしていける──ということです。
家族を思いやる姿勢を崩さない

転職の際に、家族への心配やストレスを軽くするポイントの3つ目は、「家族を思いやる姿勢を崩さない」ことです。
当たり前と言えば当たり前のことですが、転職はあなた自身にとっても大きな問題です。ときに不安やストレスから、周囲のことよりも自分自身のことで頭がいっぱいになってしまうこともあるでしょう。
一方で、不安やストレスは、視野を広げることによって緩和されるといいます。
つまり、転職であなたが悩んでいるときに、「家族に目を向ける」行為は家族への思いやりになるだけでなく、あなた自身の精神衛生を改善する働きかけにもつなげられるのです。
家族を持つ方は、転職を進めるときこそ、家族を思いやる姿勢をしっかり持つことが大切です。
3)40代の転職者の平均求人応募数は、9.7社!

さて、ここからは40代で転職活動を始められる方々が知っておきたいポイントと、活動の進め方について見ていきましょう。
転職成功者に対して行った調査によると、20代、30代の平均求人応募数は10社を超えていたのに対して、40代は9.7社と少なめという結果が出ています。
これは、40代が応募に消極的でなかなか応募に踏み切れていないというよりは、採用される可能性のある企業に狙いを定めて応募していた結果と考えられます。
20代、30代の転職希望者は、ある程度の応募数をこなすことによって、書類選考から面接へと進める企業がいくつか出てくるものです。
35歳ぐらいまでを応募条件としている求人が少なくないため、書類の段階から通らない確率が、40代の応募者と比べるとかなり低くなるのです。
ところが40代に入ると、「新しい環境で頑張ってみたい」というだけでは選考を通過しない可能性が高くなってきます。
40代はいわゆるミドル層ですので、企業としては専門スキルを持ち経験を積んできた人材や、マネジメント経験が豊富な人材を望んでいるケースが多くなってきます。
若い世代の転職事情とは異なり、「数打てば当たる」といった考え方では厳しい状況だということは覚悟しておきましょう。
一般公開されている求人情報は倍率高め。ねらい目は「非公開求人」

一般的によく知られているメジャーな転職サイトは転職を検討している人の大半がすでに利用しているため、20代、30代の転職希望者が大量に登録しているであろうことは容易に想像できます。
誰でも簡単にアクセスできる求人情報には応募者が殺到しやすく、競争倍率が跳ね上がる可能性があるのです。
40代の転職希望者が競争倍率の高い求人に応募した場合、若い世代と比べてどうしても不利になりやすい場合が多いことは否めません。
そこで、40代の転職活動では転職エージェントを積極的に活用し、「非公開求人」に応募するチャンスを手に入れておくことをおすすめします。
非公開求人とは、一般には公開されていない求人で、転職エージェントを通じてのみ紹介可能な案件のことを指します。
公開されていないため、転職エージェントから紹介された人以外は求人の存在すら知り得ないのです。
非公開求人の中には、競合他社に人材募集の動きを察知されたくないケースや、管理職など重要なポジションの募集、新規事業の立ち上げに伴う募集といったように、一定以上の経験やスキルを持つ人材を求めていることが多い傾向にあります。
そのため、経験を積んできた40代に非公開求人がマッチすることは多いのです。
転職サイトは、エージェント型がおすすめ

40代の転職活動においては、自力で求人を検索するだけでなく、業界の動向に詳しいプロの転職コンサルタントが転職をサポートしてくれるエージェント型のサービスを利用することをおすすめします。
転職エージェントの利用者を対象とした調査では、約7割の人が2社以上の転職エージェントを利用したと回答しています。
実際に転職エージェントに登録してみると分かるはずですが、登録した後にキャリアコンサルタントとの面談があり、面談の結果を踏まえて求人を紹介してもらう流れとなります。
転職エージェントは各社に特徴がありますので、異なる特徴を持つエージェントを組み合わせて登録することで弱点を補完し合う効果が生まれ、効果的に転職エージェントを利用できる可能性を高められます。
4)40代の方におすすめの転職サイト・エージェント
JACリクルートメント
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ミドルクラス・ハイクラスの転職 満足度で5年連続No.1!キャリア相談の手厚さに定評があり、キャリアアップ転職におすすめです。
JACリクルートメントは、40代ハイクラス層を中心に、高品質の転職サポートを行っているエージェントです。
紹介する求人企業へは直接コンタクトを取りつつ情報収集しているため、企業風土や求められる人材像に関しても、正確にリサーチができているのです。
40代で転職を決意された方の多くは、「今後のキャリア」「ステップアップ」を視野に入れている方も少なくないことでしょう。
今後を見据えての転職や、手厚いサポートを望む方は、JACリクルートメントのご利用をおすすめします。
JACリクルートメントの活用メリット
JACリクルートメントを活用するメリットとして筆頭に挙げられるのが「ハイクラス向け求人の充実度」です。とくに年収600万円以上など好条件の求人を多数保有していることから、ハイクラス人材を求める企業と転職者のマッチングを得意としているのです。
高年収帯の求人や、重要なポジションを募集する求人を探している人にとって、登録を検討する有力な理由となるはずです。
JACリクルートメントは両面型サポートのため、コンサルタントが企業の採用担当者が直接コンタクトを取り、企業の情報や就業条件についてヒアリングを実施しています。

つまり、転職者に伝えられる企業情報はコンサルタント自身が収集した一次情報なのです。
このため、企業担当と人材担当の間で情報が分断されてしまう心配がなく、精度が高く確実な情報を得ることが可能となっています。
JACリクルートメントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.4万件(2023年6月現在) |
とくに多い職種 | サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉など |
サポートの充実がウリのJACリクルートメントですが、求人数は少なめです。登録の際は希望条件をやや広めに&他の転職サイトにも登録しておくのがおすすめです。
リクルートエージェント
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国内No1の求人数の豊富さ!転職支援ツールも豊富で、「正しい転職活動を知りたい」人にもおすすめのエージェントです。
リクルートエージェントは、国内でも最大の求人数と転職成功実績を誇る転職エージェントです。
幅広い業界・年齢層のサポートを行っており、転職活動にまつわる様々な不安や悩みを解決へと導いてくれます。
また、リクルートエージェント独自のサービスにも定評があり、「面接力向上セミナー」の実施や、担当エージェントによる選考のポイントをまとめたレポートなど、転職を進めていくうえで強力なバックアップとなるでしょう。
リクルートエージェントの活用メリット
リクルートエージェントでは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
業界・企業情報はネットで公開されていないものも多いため、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。
![]() 職務経歴書エディタ |
テンプレートや入力例に沿って、職務経歴書を半自動で作成できるサービス。作成後にWordファイルにダウンロードして利用することも可能。 |
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![]() 面接力向上セミナー |
企業が「採用したい」と思える面接の必勝法が学べるセミナー。参加者の99%が「満足」以上の回答。 現在(2023年6月)はLIVE配信(オンライン)で行われている。 |
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約40万件(2023年6月現在) |
とくに多い職種 | 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など |
リクルートエージェントのサポートは効率的かつスピーディに進みます。日頃の活動にかけられる時間を確保しておくと、より有意義にサービスを受けられるでしょう。
doda(デューダ)
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豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。「本気でいい求人を探したい!」ならぜひ登録しておきたい転職サイトです。
dodaはリクルートエージェントに次ぐ求人保有数を誇り、他のエージェントにはない「非公開求人」も全体のおよそ8~9割を占めます(※公式サイトより)。
企業からのスカウトメールが届く頻度も多く、転職先の選択肢の広がりと、自身の市場価値の確認に役立ちます。

dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という方は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。
dodaの活用メリット
dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業から熱意あるスカウトメールが届きやすいです。

dodaに登録した際、レジュメにこれまでの経歴を丁寧に書きつつ今後進みたい分野へのアピールをすることによって、希望する分野の企業からのスカウト・オファーが届く確率を高められるでしょう。
スカウトメールは登録時のレジュメ内容をもとに送付されます。
登録者全員に送付される「軽いオファー」もあれば、面接が確約された「本気のオファー」もあります。
また、dodaは「レジュメビルダー(職務経歴書作成ツール)」や「年収査定」など、転職活動をサポートしてくれるツールも豊富です。これらを無料で利用するメリットだけでもdodaに登録する価値はあるでしょう。
![]() 年収査定 |
これまでの経歴からあなたの適正年収を算出。 自身の市場価値を知りたい人におすすめ。 |
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![]() キャリアタイプ診断 |
120問の質問に答えることで、自身の「性格」や「向いている仕事スタイル」、「向いている企業風土」などがわかる。所要時間は10分程度。 |
![]() 転職タイプ診断 |
自身が仕事に対してどんなことを大切にしているか、また、今の仕事への満足度などを可視化できる。 自己分析・適職探しにも役立つ。 |
![]() エゴグラム適職診断 |
50問の設問に回答することによって、自身の性格と「適職」を診断してくれる。 |
![]() doda転職フェア |
多くの企業が出展する転職イベント。 企業の担当者に直接話を聞ける機会がある。 ※現在はオンライン中心で開催(2023年6月) |
dodaの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約20万件(2023年6月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
担当エージェント経由でのみ応募可能な求人も多いです。初回面談で担当エージェントとしっかりコミュニケーションをとっておくことで、希望条件に合った求人を紹介してもらいやすくなります。
パソナキャリア
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ひとりの転職者に平均20時間のサポート。「じっくり丁寧なサポート」を求める人におすすめです。
パソナキャリアもまた、高品質なサポートが特徴の転職エージェントです。
幅広い分野の求人を扱いつつ、一人ひとりとの面談のじっくりと確保しヒアリングをすることで、転職後のミスマッチのリスクを減らしています。
また、内定者のおよそ7割近くの方が「入社後の年収アップ」を成功させています。
転職条件に「年収アップ」を掲げている40代の方は、パソナキャリアの利用を検討してみるとよいでしょう。
パソナキャリアの活用メリット
人材サービスを総合的に手掛けるパソナグループならではの特色として、拠点が全国の都道府県にある点が挙げられます。
拠点が各地にあることで、キャリアアドバイザーによるサポートも受けやすくなるはずです。
転職サイトによっては首都圏や大都市部のみが対象エリアとなっていることも少なくない中、地方での転職にも対応できるのは大きなメリットといえるでしょう。
また、地元の企業との信頼関係を築く上でも、エージェントの企業担当者が高頻度で採用担当者とコンタクトを取っていることは重要です。
地方に本社・支社がある企業の詳細な情報を得られるだけでなく、「パソナキャリアが推薦する人材なら採用を前向きに検討しよう」と思ってもらえる可能性が高いでしょう。
そうした背景もあり、パソナキャリア利用者の67.1%が内定後の年収アップに成功しているといいます(※公式サイトより)。

引用元:パソナキャリア公式サイト
履歴書や職務経歴書の添削、面接対策、さらには自己分析やキャリアの棚卸しについても、キャリアアドバイザーが親身になって二人三脚で取り組んでくれるので、「転職活動をひとりで進めるのは不安…」という人には特に心強いパートナーとなるでしょう。
パソナキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約3.6万件(2023年6月現在) |
公開求人数とくに多い職種 | 営業職|管理・事務|IT・Webエンジニア|技術職(電気・電子・機械・化学)|クリエイティブ|マーケティング・企画|コンサルタント・士業|販売員・サービススタッフ|研究・開発(メディカル)|専門職(Web・IT・ゲーム|金融|不動産・建設)など |
丁寧なサポートゆえに、転職者のやる気、熱意も求められます。転職するにあたって「これだけは譲れない」という希望条件を持っておくと、担当エージェントも求人紹介がしやすくなります。
リクルートダイレクトスカウト
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「実績豊富なヘッドハンターに出会いたい」ならココ!企業・ヘッドハンターからのスカウトが届く転職サイトです。
リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)は、ヘッドハンターからの「スカウト」を待つ形式のエージェントサービスを展開しています。
事前の面談において「これまでのスキル」や「転職の目的」を話しておくことで、条件や目的に見合った求人をヘッドハンターが紹介してくれるのです。
転職にあたってあまり時間が取りづらいと悩んでいる方にとってうってつけのサービスといえます。
さらに「経営幹部」や「エグゼクティブ」などの高年収求人の紹介が多いのも、リクルートダイレクトスカウトの大きな強みです。
リクルートダイレクトスカウトの活用メリット
リクルートダイレクトスカウトでは「転職者がヘッドハンターを選ぶ」という逆指名制を採用しているのが大きな特徴です。

自分が希望する業種・職種に関する知識が豊富か、優れた転職支援実績があるか、といった点を見極めるために、ヘッドハンターのプロフィールを閲覧できます。
優秀なヘッドハンターを見つけたら、転職者のほうからヘッドハンターを選んで求人紹介を依頼できるのです。
リクルートダイレクトスカウトの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 経営ボード|経営企画・事業企画|管理|人事|マーケティング|広告|マスコミ・メディア・出版|クリエイティブ|営業|サービス|コンサルタント|ITコンサルタント|専門職(公認会計士、司法書士等、その他)|IT技術職|Webサービス・制作など |
公開求人数 | 約51万件(2023年6月現在) |
ヘッドハンターには並行して2人目、3人目に相談することも可能です。スカウトを待つだけでなく、自分からも積極的に求人情報や相性のいいパートナーを見つけに行きましょう。
ビズリーチ
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転職後の平均年収840万円!企業からのスカウトが非常に多い転職サイトです。
40代の転職は、年齢や経歴をふまえて「入社後のミスマッチは避けたい」と思う方が多いことでしょう。
ビズリーチもリクルートダイレクトスカウトと同じ「ヘッドハンティング」がメインの転職エージェントとなっています。
また、大きな特徴として「ヘッドハンターを転職者が選ぶ」ことも可能です。
転職成功には転職エージェントやヘッドハンターとの相性も大事な要素となるため、自身の転職の目的・方針を正確に理解してくれるヘッドハンターを選べるのは、転職活動において大きなメリットとなることでしょう。
ビズリーチの活用メリット

ビズリーチの登録者に届くスカウトには、企業からの直接スカウトとヘッドハンターによるスカウトの2種類があります。
紹介される求人は経営管理(管理職・役員)やプロジェクト管理、専門職といった事業の上流工程を支える重要なポジションのものが多いです。
カバーしている業種も幅広いため各業界の最前線で活躍するポジションへの転職が期待できます。
紹介される会社は大企業だけでなく、中小の優良企業の求人も扱っています。
また、独自に「BizReach創業者ファンド」を創設するなど、スタートアップ企業の支援も積極的に行っていることから、スタートアップ企業やベンチャー企業への転職支援にも強いのが特徴です。
ビズリーチの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約8.7万件(2023年6月現在) |
とくに多い職種 | 経営(経営者・CxO・事業推進等)|管理(経理・財務・税務・IR等)|マーケティング|営業|コンサルタント|専門職(公認会計士・税理士・弁護士等)|IT技術職(SE・その他ITエンジニア)|ゲーム|電気・電子|半導体|機械|化学|金融|研究・臨床開発・治験|建築・土木など |
ビズリーチで企業からのスカウトを多く得るためには、レジュメ(職歴書)の品質を上げること!どのような自己PRが企業からの目にとまりやすいかをじっくり考えて、取り組んでみましょう。
まとめ)40代の転職活動は、早め早めの準備から
40代の方の転職活動は、20代や30代に比べるとより強い「目的意識」が必要になりますので、行き当たりばったりにならないよう入念に準備しておくことが求められます。
特に転職エージェントを利用する場合、会員登録を終えた後にキャリアコンサルタントと面談を行うことが多く、実際に求人を紹介してもらうまでに期間が空いてしまうことも少なくありません。
あらかじめそのつもりでスケジュールを立てておけば問題ないはずですが、「転職活動がもっと早く進むと思っていた」といった誤算があると焦りが出てしまい、家族にも心配をかけることになりかねません。
近い将来、転職活動を始める可能性があるようなら、早めに転職サイトへ登録しておき、できればキャリアコンサルタントとの面談まで終えておくといいでしょう。
面談時には、転職希望時期がいつ頃であるのかを聞かれますので、今すぐに転職活動を始めたいのか、良い求人があれば考えるのかといったことを伝えておくようにしましょう。40代の転職をスマートに成功させるカギは、計画性と早めの準備にあるのです。