今の給与・年収に満足していますか?
[最終更新日]2021/04/09
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みんなの意見
自分のできる事を客観的に見ると妥当かなと思っています。
回答: A50代 A女性満足するようにしています苦笑
回答: A40代 A男性同世代と比べて、それなりに貰っていると思います
回答: A30代 A男性それよりも休暇が欲しい。仕事が忙しくてお金使う暇もない。
回答: A20代 A女性旦那と共働き。かつ子供もいないので。。まあこんなものかな、と
回答: A40代 A女性独身でも厳しすぎる給料。
回答: B20代 B男性このご時世で収入に満足している庶民など一握りなんじゃないでしょうか
回答: B20代 B女性最低時給レベル。賞与はお小遣い程度。社長一族は株やら不動産やらで、会社の業務にはほとんどタッチていしていない。最近も大胆なリストラがあった。将来が不安。
回答: B40代 B女性老後の貯金を考えると、不安。75歳くらいまでは働ければ。
回答: B50代 B男性若いころは「年収1,000万円」を目指してましたが、今はもう目指す気持ちよりも虚しさがあります。どうせ無理だな、って。
回答: B30代 B男性
- どちらかというと満足
- どちらかというと不満
年代別
- 20代
-
- 30代
-
- 40代
-
- 50代以降
-
男女別
- 男性
-
- 女性
-
-
多くの方が、「今よりもっと年収アップしたい・・・」という思いや悩みを抱えていると思います。
実際、どれくらいの人が年収アップを望んでいるのか、そしてその為の取り組みとしてどんなアクションが望ましいのか、一緒に見ていきましょう。
1)現在、年収に不満を持っている人は全体の70%以上!

みんなの転職「体験談」。のアンケートでは、「現在の給与・年収に不満」と答えた人は全体の73%でした(2021年)。
年代別で見ると、20代~30代の若年層で「不満」と答える割合が高くなり、特に30代では90%以上の人が「今よりも年収アップしたい」と考えているようです(※上記「年代別」グラフ参照)。
上記グラフからは、一方で40代、50代になるにつれて「満足」と答える人の割合が徐々に増えていくことが確認できます。
人生のフェーズで、結婚や住宅購入、出産・育児などのライフイベントの重なる時期に、「もっとお金が必要」と思う人が増えるということでしょう。
今の年収に「満足」と答えた人のコメント(一部抜粋)
- それよりも休暇が欲しい。仕事が忙しくてお金使う暇もない。(20代 女性)
- 同世代と比べて、それなりに貰っていると思置います(30代 男性)
- 満足するようにしています苦笑(40代 男性)
- 旦那と共働き。かつ子供もいないので。。まあこんなものかな、と(40代 女性)
- 自分のできる事を客観的に見ると妥当かなと思っています。(50代 女性)
今の年収に「不満」と答えた人のコメント(一部抜粋)
- 不満。貯金すらままならない。(20代 男性)
- 絶対的に足りていない。毎月後15万ほどプラスでほしい(20代 女性)
- 若いころは「年収1,000万円」を目指してましたが、今はもう目指す気持ちよりも虚しさがあります。どうせ無理だな、って。(30代 男性)
- 結婚資金をためているんですが、なかなかたまらないですね(30代 女性)
- 対して仕事をしていない若い男どもの方が私よりもかなり多くの給料をもらっているのが、本当に許せない。(40代 女性)
- 老後の貯金を考えると、不安。75歳くらいまでは働ければ。(50代 男性)
2)どれくらい年収アップしたら、幸せになれるのか?

「もっと収入を増やしたい」、「年収アップしたい」と漠然に思っていたとしても、具体的な行動にはなかなか移せないものでしょう。
その際はいちど、「いつまでに、どれくらいの額まで年収がアップしたら、幸せと思えるか」について考えてみると良いかもしれません。
年収アップまでの具体的な時期と金額を描くと、おのずとそれに向けての行動が強化されやすくなるからです。
「具体的にどう目標の数値を立てていいか分からない」「そんな回りくどいことをいちいち考えてられない!」という方は、まずは「1年後に、今の年収の10%アップを目指す」ところから始めてみてはどうでしょうか。
年収300万円の方は1年後に330万円に、500万円の方は550万円にしていくイメージです。
また、いきなり高い目標を掲げるよりも、まずは「これだったら実現できそう」という近い目標を設定しておいた方が、前向きな気持ちで取り組みやすくなるでしょう。
3)年収アップを目指しての具体的行動を起こす前に、持っておきたい考えの「軸」
年収アップに向けて時期や金額の目標を立てたら、より効果的・効率的な行動を起こしていけるよう、以下の3点を意識すると良いでしょう。

- ロールモデルを持つ
- 「これからの働き方」のマイルストーン(=キャリアプラン)を描く
- 「現職での昇給」、「転職での年収アップ」、「副業での副収入」どれが適切かを考える
ロールモデルを持つ

ロールモデル(a role model)とは、「自分の模範となる人物像」のことです。
目指す年収をすでに超えている(であろう)人が身近にいて、生き方や働き方があなたにとって魅力や関心を持てるものだとしたら、その人をロールモデルにおいてみると良いでしょう。
ロールモデルと自分を比較することで、自分の立ち位置や不足部分、そしてこれから何をすべきかが認識されやすくなります。
また、ロールモデルは「一人の人だけを選ばなくてはいけない」ということはありません。
参考にしたい人が複数いる場合は、それらの人たちの「良いところ・模倣したいところ」を参考に取り入れていけば良いのです。
ロールモデルの活用は、年収アップに限らず、より実りある人生を歩んでいくうえでも有効です。また、近年では「モザイク型ロールモデル」といって、多数の人の良い所を組み合わせてロールモデルとするやり方を有望視する人も多いです。興味のある方は、以下の記事もご参考ください。
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- そもそも、ロールモデルとは? ロールモデル(aolemodel)とは「自分の模範となる人物像」を意味します。模範となる側面は仕事の進め方や姿勢の他にも、考え方やライフスタイルな…
「これから目指したい働き方」のマイルストーン「=キャリアプラン」を描く

年収アップを目指す際に、事前にキャリアプランを描いておくことも有効です。
キャリアプランとは、「自分はどんなふうに働いていきたいのか」「将来どうなりたいのか」といったゴールを設定し、そこに向けてなりたい自分になるための道筋を描いていくことです。
どんなに年収の高い仕事に就けたとしても、それが自分の興味・関心を持てる分野ではなかったり、残業や休日時も出勤しなくては行けなかったり等でプライベートの時間を殆ど取れないようなら、それは幸せな選択とは言えないでしょう。
キャリアプランを行う際は、以下4つのステップを踏みます。
- STEP1 過去の自分を客観的に振り返る
- STEP2 現在の自分の「スキル」「楽しいこと」を掘り下げる
- STEP3 10年後の自分はどうなっていたいかを考える
- STEP4 10年後の理想を叶えるために、今何が必要かを考える
以下の「キャリアプラン記入シート」を参照しつつ進めていくと、よりイメージを持ちやすくなるでしょう。
参考:キャリアプラン作成シート

キャリアプランの作成方法については、以下記事にて詳しく紹介しています。興味のある方は、あわせてご覧ください。
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「現職での昇給」、「転職での年収アップ」、「副業での副収入」どれが適切かを考える

年収アップへの行動に向けて、最後に決めておきたいのが「現職での昇給か、転職か、副業か」といった、具体的に年収をアップするための対象領域を定めておくことです。
年収をアップするための、主な対象領域
現職での昇給(ベースアップ) | 現職での活躍・貢献によって評価を高め、給与・賞与等を上げていく方法です。 現在所属する職場で、一定の昇給モデル・ルール制度(またはインセンティブ制度)があり、かつそれらに準じて年収アップが見込める場合は、いちばん現実的な方法と言えるでしょう。 |
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転職での年収アップ | より条件の良い職場を求めて、転職する方法です。 ちなみに、厚生労働省の調査※によると、転職により年収アップした人の割合は41%。他は変化なしが22%で、下がった人は36%でした。 転職は必ずしも年収アップにつながるわけではないことは注意しておくべきでしょう。 ※厚生労働省「平成27年転職者実態調査の概況」より参照 |
副業での副収入 | 本業とは別に、副業を始めてそこで収入を得る方法です。 現在はクラウドソーシングをはじめとする副業者向けのサービスも多く、比較的実践しやすい環境にあります。 パーソル研究所「副業の実態・意識調査 調査報告書」(2018年)によると、副業を行っている人の平均月収は6.82万円、1ヶ月に副業にかける時間は平均40時間(平均時給は1,652.1円)とのことです。 |
どの方法も人によって向き不向き、またリスク(注意点)があります。
例えば「現職での昇給」はそもそも「昇給が頭打ち」状態でしたら叶いにくいでしょうし、多くの場合昇給のタイミングは年に1~2回と限られています。
「転職での年収アップ」は上でも述べたように、「必ずしも年収アップするとは限らない」こと、更には「せっかく転職しても新しい職場がミスマッチだった」というリスクもあります。
「副業での収入」については、誰もができるような簡単な仕事は単価が非常に低くなること、また相応に時間をとられてしまって本業に支障を与えてしまう場合もあります。
それらリスクも踏まえたうえで、「やってみる価値がある」と思えるようでしたら、チャレンジしてみると良いでしょう。また、これら3つのうち「どれか一つでなくてはいけない」ということはありません。
「現職でのベースアップを目指しながら、同時により良い環境の職場探しをする」のもありでしょうし、「残業の少ない職場への転職を行い、残業代の目減り分は副業でカバーする」という考えも、ときに有効でしょう。
また、「投資による資産運用はどうなの?」と思った人もいるかもしれません。
ですが、投資とはお金を「稼ぐ」というよりも「増やす」行為で、かつ基本的には「余剰資金を用い、かつ一定のリスクを許容したうえで行う」ものです。
投資は、年収アップとは別の行為であると考えておくことをおすすめします。
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まとめ)年収アップを目指す際は、具体的な目標を掲げて!
この記事では、現在年収に不満を持っている人の割合調査から、年収アップを目指す際のポイント、行動の仕方についてお伝えしました。
一番のポイントは、「具体的な目標を掲げる」ことにあると思います。
そもそも、「年収アップしたい」という気持ちは、実現する可能性があるからこそ生まれるものでしょう。
その可能性を信じて、そしてより良い生活・暮らしを手に入れる為に、この記事の内容が役立てることを願っています。
また、年収アップを進めるにあたり、より詳しく情報収集したいという方は、以下の記事がおすすめです。
お時間のある時に、ぜひ読んでみてください。